順番に話をしていきます。
まず1番目の嘘は「言葉」です。
口に虚しいと書いて嘘という漢字になりますが
口から出る虚しいものとは言葉です。
言葉がなぜ虚しいのかって?
なぜなら言葉は「何か」を表すために使われるものであって
「何か」そのものではないからです。
その指し示す「何か」が真なのであれば、
言葉は常に虚でしかありえません。
これが嘘の正体です。
「本当のことを言え!」
というのは所詮無理な注文だということです。
嘘をベースにした言葉との付き合い方が求められます。
イマージュホールディングス <9947> は25日移動平均線(8日時点で217円)に接近しており、今後は値ごろ感に注目した買いが期待できそうだ。
7日に発表した09年8月中間期(3−8月)の連結経常利益は3億5600万円と、前回予想の2億円(期初予想は1億円、前年同期は4億3500万円の赤字)を上回った。会社側は「衣料品系カタログ、化粧品事業の採算が計画以上だった。下期は、化粧品事業は堅調に推移する見込みだが、衣料品系は厳しく見積もっている」(明賀正一取締役)と話す。このため、通期予想の経常損益7億5000万円の黒字(前期実績は1億5600万円の赤字)は据え置いた。
一方、今期も無配を継続する予定だが、予想PER6倍台、PBR0.7倍台は割安で、突っ込み場面は見直し余地が大きそうだ。
9日終値は9円安の222円。
提供:モーニングスター社
当期(3〜8月)の連結業績は売上高90億8400万円(前年同期比27・9%減)、経常利益3億5600万円(同経常損益4億3500万円の赤字)。中間配当金は無配。
主力の通信販売事業は、消費低迷で注文単価が前年より低下したが、衣料品、化粧品ともにおおむね計画通り推移した。
併せて、通期の連結業績予想を修正した。修正後の連結業績予想は売上高190億円(7月7日発表時予想比7・3%減)、経常利益7億5千万円(同予想と同じ)、純利益5億円(同11・1%増)。採算性を重視し、経費効率の悪い顧客へのカタログ送付をやめるため、売上高は予想よりも減少する見込み。
スキンケア・化粧品販売の株式会社ドクターシーラボが、ドクターシーラボ公式メンズサイトを8月18日に開設した。
公式メンズサイトは、「ビジネススキンケア」をコンセプトに、「ビジネスシーン編」「デイリーケア編」「デート編」「脱メタボ編」など、シーンに沿ったビジネススキンケアをコラム的に紹介するサイト。
ビジネススキンケアの情報だけではなく、仕事のモチベーションを高める情報や、恋愛テクニックに関する情報の提供も行なう。
また、6種類のアイテムのサンプルを試すことができる「無料サンプルセット」の提供も行なう。
電子商取引(EC)の業務支援を手掛けるエルテックス(横浜市、犬飼邦夫社長)はインターネット通信販売事業者向けの管理ソフトを開発した。通販サイトの構築や、購入者の住所や氏名といった通販利用者の情報管理、商品発送など複数の業務を1つのソフトで一元処理できるようにした。従来は業務ごとに対応ソフトが必要で、初期費用や運用コストがかさむ難点があった。
開発したソフトは「Xspeecs(クロススピークス)」で、通販用システム構築のムトウマーケティングサポート(浜松市、堀田守社長)と共同開発した。発売は11月を予定する。
通販サイトで提供する商品の検索やサイト会員の管理、商品の在庫や受発注、決済管理機能を備えた。ヤフーや楽天など大手通販サイトとの連携機能も用意した。
ソフトの導入支援など関連サービス全体で初年度に約5億円の売上高を目指す。
梅雨明けが大幅にずれ込み、日照時間が低下したことを受け、今年の四国4県の7〜8月夏商戦は厳しいものとなった。ビアガーデンや百貨店の売上高は前年同期比で減少が相次ぎ、電力需要も落ち込んだ。エコポイント制度の効果で一部家電商品の販売は好調だったものの、個人消費は全般的に「雨」だったようだ。冷夏の現場を歩いた。
「7月は毎週のように書き入れ時の金曜日に雨が降った」と嘆くのは、全日空ホテルクレメント高松のビアガーデン担当者。天候の不順が響き、7月の売上高は前年に比べ半減になった。「8月に利用客は回復したが、7月の落ち込みを引きずる形で売り上げは伸び悩んだ」という。
客席数500席と四国最大級のビアガーデンを持つ高松天満屋でも「降雨と冷夏の影響を一番影響を受けたのはビアガーデン」と話す。7〜8月の客数、売上高ともに前年同期に比べ1割減となった。
高松天満屋は本体の物販も低迷。紫外線対策の化粧品の売り上げなども影響を受けたほか、夏物衣料も1割以上減少したという。いよてつ高島屋(松山市)も「今年の夏は水着、浴衣が不振だった」と振り返る。
四国経済産業局がまとめた7月の百貨店の販売状況によると、衣料品の売上高は13・2%減の86億5000万円。同局は「消費マインドの低迷に加え、天候不順が大きく影響した」と分析する。特に「利用客が多く訪れる土日に天候不順が重なったのが響いた」と話す。夏物衣料のバーゲンをしても、客1人当たりの購入する商品点数も減少傾向にあるという。
夏が書き入れ時の清涼飲料。四国コカ・コーラボトリングは1〜6月の四国での販売数量が減少しており、7〜8月も厳しい状況が続くと見られる。清涼飲料の不振は全国的なもので、飲料市場調査の飲料総研(東京・新宿)によると、全国の飲料出荷は7月が前年同月比6%減、8月が5%減だった。
●電力も不振
電力も落ち込む。四国電力の7月電力販売状況によると、事務所ビルや商業施設などの「業務用電力」の販売量は7・6%減の6億4400万キロワット時となった。省エネによる冷房の気温引き上げなどの効果もあると見られるが、「7月の気温が低めに推移したことで、冷房需要が減少した」と同社は分析している。
家電販売は政府の経済対策の効果もあり、好調な量販店もあった。四国で「ケーズデンキ」を展開するビッグ・エス(高松市)によると、季節商品のエアコンは数量は伸び悩んだが、エコポイントの導入で単価の高い上位機種の売り上げは堅調だったという。同様の効果で液晶テレビや冷蔵庫が好調だったほか、新型インフルエンザの影響で空気清浄機の売り上げも良かったという。
冷夏を嘆くだけでなく、新手の販売戦略を打ち出し消費喚起に動いたのが通信販売大手のセシール。天候不順で夏物衣料の売り上げは不振だったが、7月から8月末にかけ異例の秋冬物のセールをインターネット通販で実施。通常は秋に実施するが、長引く梅雨など気候の変化を見て判断した。
同社としては初めての取り組みだったが、「見込んでいた販売額の倍近くの売り上げを確保した」という。
通信販売のムトウは10月から、販売促進策を大幅に強化する。インターネットの通販サイトで顧客の購入履歴を基にお薦め商品を提示するほか、購入者の感想を載せて商品選びの参考にしてもらい販売機会の拡大につなげる。今年度は販促強化に3億5000万円を投じ、3〜4年後をめどに連結売上高1000億円を目指す。
10月に社名を「スクロール」に変更するのに合わせ販促策を拡充する。ネット通販では購入履歴から関連商品などを表示し、販売増を狙う。購入者から服の着心地などの感想を募集し、商品紹介のページに掲載。実際に見たり触ったりできないネット通販の弱点を補う。
品ぞろえの面では、文化女子大学服装学部とブーツを共同開発。学生がデザインしたブーツを1足2990円の低価格で販売する。大手下着メーカー、トリンプとの共同企画商品も投入。生協の顧客向けには「社名変更セール」のチラシを1750万部配布する。
プロバスケットボールbjリーグの「浜松・東三河フェニックス」とスポンサー契約を結び、ユニホームの胸に「スクロール」のロゴを入れて、新社名をPRする。テレビやラジオCMのほか、遠州鉄道やJR東海道線の車内に広告を出す。
M&A(合併・買収)も積極的に検討する。2009年3月期の連結売上高599億円を数年後には1000億円台に乗せる考えだ。
オフィス用品通販最大手のアスクルは、東京23区でネット注文をする企業すべてを対象に、再使用可能な袋や箱を使ったエコ配送を実施する。段ボールなどの梱包材を年間1200トン削減し、二酸化炭素(CO2)排出量で年700トンの削減効果を見込む。将来は全国の当日配送が可能なエリアに広げる方針。
不織布の通い袋や折り畳みコンテナの通い箱を使う「ECO—TURN(エコターン)配送」の対象を、現在の一部企業での試行から拡大。14日からネットで受注し当日配送する23区の全企業を原則エコターン配送に切り替える。通い袋は11倍の55万枚に増やす。
オフィス用品の配送には段ボールや紙袋、緩衝材などを多く使う。こうした包装材は開封後に廃棄される例が多い。同社の2009年5月期の資材使用量は8548トン。エコターンの対象企業を広げ、資材使用量を約14%減らす計画。資材使用量の削減でコストとCO2排出量を同時に減らす狙いだ。
ドクターシーラボが11日発表した2009年7月期連結決算は、純利益が前の期比45%増の30億円だった。主力のスキンケア化粧品「アクアコラーゲンゲル」や新商品の美白美容液が、主力販路の通信販売で伸長した。売上原価が上昇、積極的な販売促進策で費用も増えたが、販売増の効果が大きかった。
売上高は20%増の258億円だった。コラーゲンゲル関連商品が12%増え、美容液や日焼け止めの機能をうたったファンデーションなど新商品も好調だった。通信販売はポイント制度の刷新で継続利用者が増え、34%増だった。一方で、百貨店は1%減、海外も台湾や米国の不振で減収となった。経常利益は41%増の53億円だった。
10年7月期は通信販売の新規会員を増やし、売上高を前期比17%増の302億円と見込む。広告宣伝費を大幅に増やすが、人件費や販促費を抑え、純利益は12%増の34億円の見通し。
化粧品販売のファンケルはタイ市場から撤退する。8月中旬にバンコク中心部の大型ショッピングセンター「サイアムパラゴン」内にある旗艦店を閉鎖したのに続き、10月末までにバンコク市内の百貨店やスーパーにある残り8店舗を順次閉鎖する。地元紙などによると、タイ撤退はファンケル本社の方針によるものという。
ファンケルは8月25日に、中国で同社製品を扱う販売代理店と資本提携すると発表した。今後、中国市場の開拓を海外展開の柱とする考えで、アジア地域内の投資戦略を見直すとみられる。
iPhone向け改良
ソフト開発のヤッパ(東京・渋谷、伊藤正裕社長)は携帯電話で出版物の誌面を滑らかに表示できる閲覧ソフトを開発した。米アップルのiPhone向けに提供した現行ソフトを端末の仕様や性能に合わせて改良。日本で現在使われる8〜9割の携帯に対応可能という。提携先に広く今回のソフトを供給し、携帯電話向け電子出版サービスの本格普及につなげる。
iPhone向けソフトは小さい画面でも雑誌やマンガの誌面全体を精巧に表示したり、表示倍率を滑らかに変えたりできる使い勝手の良さに定評がある。
電通が近く始める雑誌配信サービス「マガストア」や手塚治虫プロダクションによるマンガ配信、千趣会(ベルメゾン)が通販顧客に提供するカタログ配信などで採用済み。ヤッパ以外の電子出版向け閲覧ソフトはマンガを1コマごとに表示するなど誌面をそのまま閲覧できないものが大半だ。
ヤッパは今回、一般的な携帯電話でも使えるようにプログラムのメモリー管理などを改良。メモリーが少ない機種では最低でも閲覧中のページ全体のデータを蓄積できるようページ当たりの情報量を間引く。メモリー容量の増加にあわせて前後のページなど蓄積するページを増やす。ページをめくった時にネット経由でデータを読み出す。
拡大縮小機能については、各ページを倍率の異なる最大21枚の画像で構成しており、幾つかの画像を間引いても従来に近い拡大縮小機能を実現したという。
ソフトは端末の仕様や性能に応じて複数用意。タッチパネルを搭載していない端末は「十字キー」などでページめくりなどの操作をする。これらの工夫で主要携帯電話3社の第3世代(3G)端末の大半で動作可能にした。例えばNTTドコモの場合、2004年発売の「901i」シリーズ以降に対応。普及ベースでの対応端末は全体の8〜9割に上るという。
ヤッパは電通など協業先へのソフト提供を年内に始める予定。その後、各社の電子出版サービスが順次、登場する見通しだ。
セシールは9日、同社の生活用品38品目が11日からエコポイントの交換対象商品になったと発表した。省エネ家電などを購入した際に発行されるエコポイントを使って、セシールが販売する遮光カーテンや鍋、ポットなどと交換することが可能になる。同社ではホームページ上に専用ページを設けて、エコポイント交換商品をPRする。
国のエコポイント事務局のホームページか書面の申請書で交換の申し込みができる。交換に必要なポイントは遮光カーテンで5890〜8190点となる。
カタログ通販最大手の千趣会は今年の秋冬物で低価格戦略を進める。今月中旬に発行する家具やインテリアのカタログでは販売価格を前年に比べて1割引き下げる。衣料品も990円のコットンTシャツをそろえるなど値ごろ感のある商品を増やす。2009年12月期の通販事業の売上高は前期比6%減になりそう。低価格品を増やして販売をてこ入れする。
インテリア関連の冬号のカタログでは、机やソファ、カーテンなど全7400点の平均販売価格を1割下げた。全体の2割程度は「お買い得商品」として、たとえば和式布団セットを7990円で販売する。このほか全体の1割程度は「特に品質と価格に挑戦した商品」として、たとえばソファベッドを6990円で売る。2点以上の購入でさらに1割値引きするなどの施策もとる。
このほど発刊した衣料品カタログ「暮らす服」の秋冬号では「暮らす品質」と名付けた特集を約40ページ掲載。オレンジやチャコールなど10色から選べるタートルネックのニット(1990円)や、重ね着風のレギンス(990円)を販売する。紙カタログとほぼ同じ商品を掲載するインターネット通販でも同様の値下げを実施する。
千趣会の09年12月期通期の連結営業利益は11億円と前の期に比べて54%の減益になる見込み。カタログ通販2位のニッセンホールディングスも8月中旬に発行したカタログで、婦人服やインテリアなど全9500点の販売価格を前年比1割引き下げるなど、低価格志向への対応を急いでいる。
総合通販大手のニッセンホールディングスが、平成21年12月期8月度の業績概況を発表した。
通販事業(株式会社ニッセン)の単体売上高は前年同月比10.7%減となり、前月好調であったインターネット経由の売上高も同1.6%減と減少。
インターネット経由の売上は、6月以外は2桁成長を達成しているが、8月は、6月の1.7%減に続き、月別で2回目の前年比割れ。同社のネット経由の売上に関しては、前期が前々期と比較すると平均で20%近く増収していたこともあり、伸びの鈍化が顕著になった。
また、顧客1人当たりの顧客単価に関しても、8月は消費者の購買行動の変化や、昨年に比べカタログ発行部数を大幅に絞り込んだ影響や、在庫処分セール拡大などで、大幅に下落している。
ジャスダック上場の通信販売のSTEILAR
C.K.Mは3日、東証2部上場の樹脂機械製造会社、フリージア・マクロスの佐々木ベジ会長(53)が同日付で社長に就任したと発表した。橋本勝司社長(58)は退任し取締役になる。
複数の企業再建を手掛けてきた佐々木氏のもとで経営再建を目指す。第三者割当増資を同日付で実施、佐々木氏に同社発行済み株式の51%を割り当てた。
佐々木 ベジ氏(ささき・べじ)74年(昭49年)秋川高卒。フリージア・マクロス社長などを経て01年同社会長。東京都出身。
セシールは、若者向けの新ブランド「ANITA
ARENBERG」を立ち上げた。20〜30代の女性を対象にしたブランドで、ジャケットやバッグ、靴など17品目をそろえる。価格は1990〜4980円と低価格にし、若者向けに最大18色をそろえた。個人消費が冷え込む中で、低価格帯のブランドを投入し、顧客開拓につなげる。
新ブランドはインターネット通販などを手掛けるスタイルアンドシステム(大阪市)と企画。インターネットのみで販売する。商品の価格帯を低く抑えると同時に、少なくとも1カ月に1回は新商品を投入し、消費者を飽きさせないようにするという。

セシールは27日、愛知県や岐阜県など中部地域を中心にホームセンター(HC)を展開する、DCM
Japanホールディングスグループのカーマ(愛知県刈谷市、豊田芳行社長)に商品の提供を始めたと発表した。同地域のHCに進出するのは初めて。
セシールは今年4月からDCMグループと事業連携。同グループのホーマック(札幌市)やダイキ(松山市)で、カーテンやタオルなどの生活雑貨や衣料品を販売している。
27日からカーマのカーマ21熱田店(名古屋市)で、衣料品や生活雑貨、布団や毛布など寝具の取り扱いを開始した。売り場面積は297平方メートルとHCの販売コーナーでは最大を誇る。ホーマックやダイキのコーナーは99平方メートルが最大だった。
DCMはHCの課題である衣料品、生活雑貨の商品力強化と同時に、セシールのブランド力を活用した新しい集客手段につなげる。従来よりも寝具に力を入れた販売で、全国のDCM傘下でのセシール商品展開のモデルケースにしたい考えだ。
通信販売大手のニッセンが運営するインターネットアウトレットモール"BRANDELI(ブランデリ)"が好調だ。「ネット販売業界では、ひと月に売上高3000万円を超えられるかどうかが1つの山」(業界関係者)といわれるなか、今年6月の売上高は7000万円強。2009年度通期の売上高は、目標とする8億円(前年比2.1倍)を超える見通しだ。
人気の秘密はきめ細かいサービスにある。実寸や素材の表示はもちろんのこと、アウトレットでは珍しく、新作として店頭に並んだ時期を明記する。また、返品も受け付け、「イメージと違う」「サイズを間違えた」など、ネット購入につきものの悩みを解消する。
価格は平均約65%オフ、商品数は約12万点。「プロパーの店頭とアウトレットでは売れる商品が違う」(安藤裕樹・ブランデリ事業推進部マネージャー)。ネットのアウトレットの販売ノウハウを蓄積し、メーカーの見切り商品を短時間で大量購入して仕入れ価格の引き下げと商品確保を可能にした。
加えて、ログイン後のマイページには、過去の購入履歴とその購入価格を元上代とともに提示。ブランデリを利用することで、どれだけ上手に買い物できたか実感させ、需要喚起につなげている。
数年前まで、アウトレットモールは、ブランドイメージを損なわせるものとして、メーカーには敬遠されがちだった。
しかし、「店頭の売り上げから数ヵ月後の需要を予測して商品を作るメーカーにとって、在庫所持は避けられない」(ブランデリに出品する村山幸三・アイランドユニヴァース社長)。昨年秋からは想像を超える余剰在庫を出すメーカーが多くなっており、在庫圧縮のための新たな販売チャネルが求められているという。
ブランデリのブランド数は、いまや100を超える。販売場所に物理的制限がなく、商品を一点ずつていねいに展示できるネットのアウトレットモールは、消費者とメーカー双方のニーズをつかんでいる。
ファンケルは25日、中国で同社製品を取り扱う販売代理店と資本提携すると発表した。共同で商品や店舗開発に乗り出し、中国を中心としたアジアでの化粧品事業を強化する。少子化や競争激化で同社の業績は伸び悩んでおり、所得水準の向上で急成長するアジアに活路を見いだす。
ファンケルが9月24日付で中国の販売代理店「ファンタスティック ナチュラル コスメティック
リミテッド」(香港)など2社の株式の4割を約98億円で取得する。積極的に人材交流や情報交換をし、現地でブランドイメージを高める。
また、このほど現地販売代理店が新会社「イース ベンチャー
リミテッド」(香港)を設立、ファンケルが株式の4割を引き受ける。ほとんど未開拓だった中国以外のアジア地域の販路開拓を任せ、アジア全域での化粧品販売を目指す。
アジアの化粧品市場は所得水準の向上で急成長しており、資生堂など大手が相次ぎ販売を強化している。ファンケルの海外売上高比率は1割未満にとどまっており、現地販売代理店との連携を強化して巻き返す。
無添加化粧品を製造・販売するファンケルは、化粧品工場での「新鮮つくりたて」体制の強化とコスト削減の両立を進めている。製造子会社であるファンケル美健(横浜市)は2009年度、生産体制や品質保証体制の強化や原価低減など5つの目標を掲げた。長期保存できない無添加化粧品を作り立てに近い状態で素早く出荷していく体制を、ローコストで運営できるようにする。
ファンケル美健が2009年度に掲げた年間目標は、(1)生産体制強化、(2)品質保証の強化による安心・安全の維持向上、(3)コストダウン目標を達成して原価低減に寄与、(4)明るく楽しく働きがいのある企業風土作り、(5)地球に優しく地域社会に共感される企業、の5つだ。この全社目標に対し、化粧品や健康食品(サプリメント)を生産する主力3工場が独自の目標やプロジェクト、委員会などを用意して対応している。
例えば、無添加化粧品を生産する千葉工場(千葉県流山市)は、鮮度向上とコスト削減、作業ミスの撲滅をテーマに掲げた。
鮮度向上とコスト削減は、2009年4月に新設した「工程効率向上委員会」が中心になって進めている。ファンケルが以前から継続してきた無添加化粧品の「新鮮つくりたてプロジェクト」を進化させながら、生産コストも引き下げる。工程効率向上委員会の最大のミッションは、千葉工場内に複数ある生産ラインのそれぞれのキャパシティーや生産できる品目の違いを見ながら、できるだけ小さいロットで多品種の商品を作り、市場での売れ行きに合わせて新鮮な化粧品を小刻みに出荷していくことだ。
同時に2009年度のコスト削減としては、生産ラインの工程改善で3000万円の低減を計画。2009年度上期は化粧品を入れる容器の検査工程の見直しを検討している。
もう1つ、千葉工場が掲げたのが工程内での作業ミスの再発防止体制の構築だ。2008年12月に生産作業中のヒューマンエラーが2件続くトラブルがあり、作業品質の低下に危機感を強めた秋谷昌仁千葉工場長は、新年度が始まる2009年4月に「品質トラブル未然防止プロジェクト」を立ち上げた。工場内から間接部門を含む全部門の代表者を一堂に集め、クロスファンクショナルチームで生産工程でのヒューマンエラーの撲滅や作業ルールの再検証と徹底について議論し始めている。パレート分析や特性要因図といったQC(品質管理)サークルの7つ道具を用い、同一原因による作業ミスの再発を半減。結果的に自責損失を半減させることを目指している。
千趣会は25日、インターネットの通販カタログに消費者がコメントを書き込めるサービスを始める。大日本印刷と共同開発した。婦人服カタログに着心地などの評価を書き込んだり、購入者に使い勝手を質問したりできる。大勢の利用者がコメントをやりとりできるカタログは初めてという。
新サービス「ぺたカタ」ではコートやデニムパンツを掲載した婦人服カタログ「暮らす服」秋号の好きな位置にコメントを書き込める。「このバッグ、かわいい」などの評価や「生地が伸びたりしない?」などの質問を書ける。コメント数の多いページを順番に表示する機能も付け、注目度の高い商品を検索しやすくした。
大日本印刷は9月1日から、ほかの通販業者向けにも同様のサービスを販売。カタログ制作費のほかに初期費用が税抜き25万円かかり、月額利用料は3万円から。
5%割引 配送無料
衣料品通販の日本ランズエンド(横浜市)は9月から通販事業をてこ入れする。新たに送料を無料にしたり、商品を割引にしたりする有料会員サービスを投入。消費不振が強まる中、一部顧客に特別なサービスを提供することでリピーター化を促す。さらに携帯電話向け通販も開始し、コストがかからないネットでの受注を拡大させる。
9月14日から有料会員向けサービス「ランズエンド15周年記念パスポート」を提供する。1500円を会員料金として支払うと、商品の配送代金をすべて無料にする。さらに値引き品を含めた全商品を通常価格から5%割り引く。
有料会員にはメールマガジンで新製品や限定商品の情報を伝える。まず2010年12月25日までの利用に限定するが、将来は内容を拡大して、サービスを継続させる考えだ。1年強で10万人の利用を目指す。
アマゾンジャパンでは年間3900円を支払えば、購入金額にかかわらず配送料が無料になるなどのサービス「アマゾンプライム」を提供しているが、衣料品通販が有料で一部顧客にだけ特典を与えるのは珍しい。
10月初旬には携帯向け通販も始める。紙カタログの各商品紹介ページに、一つひとつ異なるQRコード(2次元コード)を掲載。カメラ付き携帯電話で読み取ることで、商品紹介ページに接続し注文できるようにする。同社の顧客は30代以上の女性が多い。ネットで簡単に注文できるようにして、受注率を高める。
9月1日にはパソコン向けサイトを刷新、顧客の過去の購入履歴を活用できるようにする。顧客がログインすると購入可能性の高い商品のバナーを掲載したり、ズボンのすそ上げの長さ指定をしやすくしたりする。
現在電話とネットの受注比率は7対3だが、一連の施策でネット比率を高め、コスト削減につなげる狙いもある。
オフィス用品通販大手のアスクルは24日発行の秋・冬向けカタログで約4200品目を前号に比べ平均8・1%値下げする。品目数は過去最大で全商品数の16%に当たる。企業の経費節減へ向けた意識が高まっていることに対応。生活必需品などを売り込み、スーパーやドラッグストアなどから顧客を奪うことを狙う。
アスクルは春・夏向け商品でも約1400品目を平均11・3%値下げしたが、今回は対象品目数をその3倍に増やした。2リットルのペットボトル入り飲料水(12本入り)の1本当たりの価格は2円安い95円に設定。10箱以上まとめて注文した場合のA4コピー用紙は1箱当たり2398円で、14%安い。クリアホルダー(600枚入り)の1枚当たりは28%引きの5・37円にした。
割安感のあるプライベートブランド(PB=自主企画)商品も約150品目増やし、約3150品目にした。これまで別冊で発行していた家具カタログを今号から文具や事務用品カタログと一緒に掲載し、選びやすくした。
企業の経費削減の動きは加速している。アスクルはインターネット通販で旧型や在庫処分などのアウトレット商品を増やして割安感を強調、小売店にない宅配の強みを生かして集客したい考え。今月に入り同業のカウネットも約1900品目を平均約7%値下げすると発表しており、競争が激しくなりそうだ。
通販サイト運営のディーティーエルジェイ(DTLJ、東京・渋谷、山崎みしえる社長)はカタログ通販大手のニッセンホールティングスと組み、30代の顧客が多いカタログ掲載商品を10〜20代の若者に販売する。26日に携帯電話の通販サイトを開設し、人気モデルを起用して若者向けのコーディネートを提案する。同じ商品の見せ方を紙とネットで変え、新たな需要を掘り起こす。
ニッセンの携帯通販サイト内に「カワイイ★セレクトby
nissen,」を開設。カタログ掲載商品から服やバッグ、靴など90点をDTLJが選び、女子高生に人気の雑誌モデル、星野加奈さんが商品を着用した全身写真を掲載する。例えばカタログで「OLの休日」風にスカートと合わせたブラウスを、サイトではジーンズと組み合わせ「カジュアルなデート服」として提案する。
価格はストール付きワンピースが1290円など、1000〜2000円台が中心。ニッセンのカタログ顧客は30代の女性が多いが、安価に流行を試したい若者のニーズに対応する。来年3月までに月商1億円が目標。売り上げの数%をコンサルティング料としてDTLJが受け取る。
ニッセン アウトレット品好調 ジュピターショップ 手軽さで主婦に人気
深刻な消費不振が続く中で、通信販売が成長を維持している。インターネット通販の広がりに加え、在庫処分した「アウトレット品」など割安感のある商品を強化し、苦戦する百貨店やスーパーなどから需要を取り込んだ面も大きい。
日本通信販売協会(JADMA)によると2008年度の国内通信販売売上高(推計)は前の年度に比べ6・7%増の4兆1400億円と過去最高を更新した。同協会の会員企業489社の売上高に、有力な非会員企業約100社の売上高を推計して加算した。伸び率は07年度の5・4%を1・3ポイント上回った。
会員企業に限れば、売上高は5・1%増の2兆9000億円だった。JADMAでは「利便性が高いネットがけん引し、今後も市場は拡大しそうだ」とみている。
カタログ通販大手のニッセンではアウトレット商品の売り上げが拡大。ブランド衣料品は前の年度比6割増の3億8000万円となった。09年秋号のカタログでは、掲載した商品の平均販売価格を昨年秋号より約10%引き下げた。低価格志向をさらに強める消費者に対応するためだ
手軽に商品注文できるテレビ通販も人気だ。最大手のジュピターショップチャンネル(東京・中央)の08年の売上高は前年に比べ4%増の1064億円だった。ケーブルテレビのほかBS放送を拡充し、30〜50代の主婦層を取り込んでいる。

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日本通信販売協会(JADMA)がまとめた2008年度の国内通信販売売上高(推計)は前の年度に比べ6・7%増の4兆1400億円と過去最高を更新した。利便性の高い携帯電話を利用したインターネット通販の売上高の伸びが目立ち、通販売上高の拡大基調を支えている。景気低迷で苦戦する百貨店やスーパーなどの需要が通信販売に流れた面もある。
JADMAの会員企業489社の売上高に、有力な非会員企業約100社の売上高を推計して加算した。伸び率は07年度の5・4%を1・3ポイント上回った。JADMAでは「今後、高齢者のネット通販利用者が拡大する」とみている。
カタログ通販大手のニッセンでは売上高に占めるネット経由の比率が43・1%と初めて4割を超えた。特に携帯電話を通じた売り上げが前の年度比48%増の147億円に達した。
会員企業の売上高は前の年度比5・1%増の2兆9000億円だった。年間売上高が10億〜40億円未満の中堅企業の伸び率が6・8%増と、300億円以上の企業(4・9%増)に比べ高かった。
女性用衣料などの通信販売大手、ニッセンは17日、カタログに掲載している9500品目の平均価格を約10%値下げすると発表した。衣料品販売の不振で百貨店などにも価格競争が広がる中、更に割安感を出して顧客層を広げる狙いとみられる。女性向けジャケットとスカート2点の3点で5990円の商品が4990円になる。
オフィス用品通信販売のカウネットも17日、コピー用紙やクリアホルダーなど1900品目を平均7.3%値下げすると発表した。07年2月以降、値下げは6回目。A4コピー用紙1箱(5000枚)は3190円から2680円に、クリアホルダー(600枚)は4183円から3828円にする。
消費不況に直撃される小売業界でも通信販売業者の業績は比較的好調。ニッセンによると、09年上半期(1〜6月)は売上高が前年並み、新規顧客は6%増だった。
カタログ通販大手の千趣会は2009年を経営の大きな転換点と位置付け、インターネット事業に大きくシフトする次世代戦略を打ち出している。これまでの主力チャネルだった紙のカタログからネット事業に経営資源を大胆に移動させる。CIO(最高情報責任者)に相当する内藤剛志執行役員業務本部長兼業務企画部長は「カタログ通販の常識にはとらわれずに、新しい発想とスピードでネット事業を立ち上げていく」と語る。
千趣会の現行の基幹システムは、2000年に刷新したものだ。千趣会がネット事業に本格的に投資を始めたのはその直後からであり、システム的にはまだまだ課題が多いという。
しかも、長年培ってきたカタログ中心のビジネスモデルが体に染み付いていて、「そこからまだ抜け切れていない」と内藤執行役員は明かす。2009年の最大の課題は「頭をカタログ通販から切り離し、ゼロベースでネット事業を組み立てて、それに合ったシステムを短期開発していくことだ」。
内藤執行役員がとにかく気にするのは、ネット時代に求められるスピードの追求だ。これまでのカタログ通販は1年前から翌年の商品仕込みに入り、ひとたびカタログを発行してしまうと半年間は顧客の手元にカタログがあることを前提に倉庫やコールセンターを運営してきた。
だが、この発想はネット事業には通用しない。「もっと臨機応変に、準備期間を短くし、売れる・売れないの判断も早くしなければならない」。カタログよりもはるかに早いサイクルで動く必要がある。その時に、情報システムが足かせになってしまうことだけはあってはならないと内藤執行役員は気を引き締める。
Profile of CIO
◆経営トップとのコミュニケーションで大事にしていること
・こまめな報告と定量的な説明を心がけています。断定的にはならず、いくつかの選択肢を提示します。そして何より、明るく話すようにしています
◆ITベンダーに対して強く要望したいこと、IT業界への不満など
・スキルや品質について不満は少ないですが、スピードとコスト面においては満足できないことも多いです。もう少しリスクを取ってもらいたいと思う場面が多いです
◆普段読んでいる新聞・雑誌
・日本経済新聞
・通販新聞
◆最近読んだお薦めの本
・『ローマ人の物語』(塩野七生著、新潮社)
◆情報収集のために参加している勉強会やセミナー、学会など
・最近はほとんどセミナーなどに出かける機会がありません。ただ、私は情報システムだけでなく、コールセンターや物流も担当しているので、日常的に様々な業界の人とお話ししています。あえて言えば、そこが情報収集の場になっています
◆ストレス解消法
・新しいストレスを見つけること


コクヨ傘下のオフィス用品通販会社、カウネット(東京・品川)は17日発行のカタログで1900品目を平均約7%値下げする。コピー用紙やクリアフォルダーなどのオフィス必需品が中心だ。商品点数では全体の6%程度だが、売上高で25%を占める。価格改定は1500品目を平均約8%値下げした今年2月以来となる。
10箱以上をまとめて注文した場合、A4コピー用紙は1箱当たり2680円。従来より500円下げた2月のカタログ価格より、さらに510円、16%安い。クリアフォルダー(600枚入り)は1枚当たり6・98円を6・38円に下げる。
このほか割安なプライベートブランド(PB=自主企画)商品も2400品目と前号より500品目増やし、競合他社に比べた割安感を強調する。景気後退の影響を受け、オフィス通販市場は成長に急ブレーキがかかっている。各社は配送料がかからない最低購入金額を引き下げたり、アウトレット商品を充実させたりといった拡販策を打ち出しており、カウネットも低価格戦略を強化する。
千趣会は11日、買い物にインターネットを利用する女性が増えているとのアンケート結果を発表した。ネットの利用目的について「買い物の手段」と答えた人の割合は66.7%で、2007年2月に実施した前回調査から37ポイント増加。「情報を取るため」(97.6%)に次いで多かった。
別の質問では今年に入ってネットを利用する機会が増えたとする女性が約4割いた。増えた理由としてはこのうちの4割が「料理レシピを閲覧するため」と回答した。千趣会は内食志向の高まりが背景にあると分析している。
ドクターシーラボの株価がもみ合っている。6月11日に発表した2008年8月〜09年4月期連結決算で純利益が前年同期比37%増と好調だったことから株価が上昇。7月2日に年初来高値(16万8400円)に迫る16万4900円まで買われた。その後は16万円近辺での値動きが続いている。
医師や医療機関が開発にかかわる「ドクターズコスメ」の大手。主力は化粧水や乳液、美容液など5役が担えるという基礎化粧品「アクアコラーゲンゲル」。同シリーズの伸びに加え、09年7月期は多機能ファンデーション「BBパーフェクトクリーム」や新成分を配合した美白美容液の販売が好調に推移している。
主要販路の通信販売で、会員向けのポイント制度をプレゼント交換から換金型に切り替えたことも新規顧客の獲得に寄与した。資生堂や花王などの大手が高・中価格品で苦戦する一方、09年7月期通期も増収増益を確保したもようだ。
ここへきてPBR(株価純資産倍率)が4・5倍と日経平均採用銘柄(1・3倍)を大きく上回っていることや、流動性の低さが株価の重荷となっている。一方、市場からは「新製品の好調が続いており、10年7月期計画に注目したい」(ゴールドマン・サックス証券の田中克典アナリスト)との声も聞かれ、9月の決算発表内容次第では株価に弾みがつく可能性もある。
セシールは10日、2009年1〜6月期の連結決算を発表した。最終損益は7億400万円の赤字(前年同期は3億9500万円の赤字)と赤字幅が3億円以上拡大した。売り上げ不振に加え、棚卸し資産の会計基準変更で3億600万円の商品評価損を特別損失に計上したのも響いた。
売上高は前年同期比9・4%減の296億1900万円。当初計画の320億円を下回った。今期、カタログの発行部数を縮小したことも売上高減につながったようだ。
また同日、7月に親会社になったフジ・メディア・ホールディングス出身の2人が新たに取締役に就く人事も発表した。9月15日の臨時株主総会で決める。総会では定款も一部変更。決算期を12月から3月に変更する。
国内宅配便(日本郵政の「ゆうパック」を含むトラック輸送)の2008年度の取扱個数は前年度比0・6%減の31億7749万個だった。国土交通省が統計を取り始めた1984年度以降、取扱個数が前年を下回るのは初めて。冷蔵品の宅配サービスなど様々な新サービスを展開して右肩上がりで成長してきたが、景気低迷で法人を中心に利用が低迷し、成長にブレーキがかかった。各社は独自サービスの充実で顧客の確保を図る。
業者別にみると最大手のヤマト運輸の「宅急便」が前年までと同様にシェア首位を維持した。取扱個数は前年比0・3%減の12億3053万個で1976年のサービス開始以来、初めて前年を下回った。景気低迷で法人間の荷物が減ったのが大きな要因。3位の「ペリカン便」の日本通運(前年比2・5%減の3億2786万個)など、多くの会社で取扱個数を前年より減らした。
目を引くのが2位の佐川急便。取扱個数は約10億6110万個と前年を1・1%上回り、ヤマト運輸との差を縮めた。通信販売業者など法人向けの営業を積極化。通販市場は自宅で買い物をすませる人が増え、市場規模は08年度は推定8兆円強と、コンビニエンスストアや百貨店を上回ったもよう。新規の顧客を取り込んだ成果が出た。
09年度も景気低迷が長引けば市場全体の縮小が続く可能性がある。ヤマト運輸を傘下に持つ持ち株会社ヤマトホールディングス(HD)は、東京などで通販業者向けに注文から最短4時間で商品を届けるサービスを始める。佐川急便は法人向けに中身の見えにくい箱を使った機密書類の廃棄サービスを本格展開するなど、独自性の高いサービスで需要を開拓する。
3位の日通と4位の日本郵政グループの郵便事業会社は宅配便事業を統合、10月に新会社「JPエクスプレス」が本格稼働する。単純合計でシェアは2割程度と、上位2社に迫る水準。宅配便業界はヤマト、佐川、JPの3強体制に突入して今秋以降、3社のサービス競争が激しくなるとみられる。中小業者の間では淘汰・再編などが一段と進む可能性もある。
合成麻薬を使用した押尾学容疑者(31)が出入りし、女性の変死体がみつかった都内の高級マンションは、下着通販大手ピーチ・ジョンの野口美佳社長が所有していることが分かった。押尾容疑者と野口社長は親しい関係のようで、野口社長は自身のブログに押尾容疑者を登場させたこともある。
「学の顔は、ほんとによく出来ているなぁ」
「1oven.com 野口美佳ブログ」(2009年6月24日付け)には「仕事帰り、目の保養に出かけました」とし、押尾容疑者のバンド「LIV」のリハーサルの様子を写真入りで紹介している。その中で、
「学の顔は、ほんとによく出来ているなぁ」
「体は、鍛錬の賜物。たまの付き合い以外めったにお酒も飲まず、タバコなんか大嫌いな彼。毎日の努力が磨きをかけてます」
などとベタ褒めしていて、「LIV」のコンサートの開催日と場所、料金まで記されている。
ブログに掲載されている写真は、押尾容疑者が歌っていたり、食事をしたりしている姿。野口社長自身も「LIV」のメンバーを「息子たち」と表現しており、かなり親しい関係なことがわかる。しかし、このブログ記事は事件発覚後に削除。ブログ自体も現在はアクセスできなくなっている。
2009年8月2日、押尾容疑者が女性とマンションの部屋に一緒にいたところ、女性の様子が急変、マネジャーに連絡し部屋を立ち去った。マネジャーは部屋を訪れ、全裸で女性が死亡しているのを発見、119番通報した。その後、警察は押尾容疑者を取り調べ、合成麻薬MDMAの使用が見つかった。
死亡したのは、銀座の高級クラブに勤める30代の女性で、押尾容疑者は「知人だった」と話しているという。マンションは下着通販会社社長が所有している。なぜ押尾容疑者がこのマンションに出入りしていたかについては、「社長から『部屋を自由に使っていい』といわれていた」(産経新聞09年8月5日)といった話がマスコミには出ている。
「浜崎あゆみ」など多くの芸能人と交流
野口社長は1965年、宮城県仙台市で生まれた。高校卒業後、上京しグラフィックデザインを学び、デザイン事務所や、通販会社で働いた後、94年に女性向け通信販売会社のピーチ・ジョンを設立する。小さいバストでも谷間を作れるアメリカ製ブラジャーの輸入・販売などで注目を集め、09年3月期決算では同社の売上げは70億円を超えている。08年1月には下着メーカー大手ワコールの傘下に入り完全子会社化された。
野口社長は芸能人に知り合いが多いといわれている。「親友」として有名なのが「浜崎あゆみ」。浜崎とのプライベートショットをブログで何度も公開している。そのほか、「吉川ひなの」や「山田まりや」などの名前も挙がっている。
今回の「女性変死事件」には謎が多い。その一つが、野口社長はなぜ押尾容疑者にマンションの使用を許可したのか、マンションは何の目的で使われていたのか、という点だ。
ピーチ・ジョンの広報は、J—CASTニュースに対し、
「女性の変死体が見つかったマンションは野口社長個人が代表を務める会社が所有している物件。現在、野口社長は今回の事件に関し、警察の捜査に協力している最中です。ただし、ピーチ・ジョンと野口社長が代表を務める会社とは何の資本関係もない」
とコメント、ピーチ・ジョンとは関係がないことを強調した。
日本経済新聞社とニューオフィス推進協議会は快適で機能的なオフィスを対象に表彰する第22回「日経ニューオフィス賞」の受賞オフィスを決定した。応募総数113件。経済産業大臣賞のアステラス製薬つくば研究センター/居室・厚生棟(茨城県つくば市)をはじめ、12オフィスがニューオフィス推進賞を受賞した。31日に日本経済新聞社本社(千代田区大手町)で表彰式を行う。
受賞したオフィスは以下のとおり。
〔ニューオフィス推進賞〕
アステラス製薬つくば研究センター/居室・厚生棟(経済産業大臣賞)、カルソニックカンセイ研究開発センター・本社(さいたま市・クリエーティブオフィス賞)、日立製作所デザイン本部(東京・港、クリエーティブオフィス賞)、シグマクシス本社(東京・港)、IDEA
PERCH HOUSE(東京・港)、前川製作所新本社ビル(東京・江東)、シスメックステクノパーク(神戸市)、アクセンチュアみなとみらいオフィス(横浜市)、コーセー日本橋新本社(東京・中央)、ほくでんアソシエ(札幌市)、NECネッツエスアイ本社オフィス(東京・品川、情報賞)、ナミックステクノコア(新潟市)
◇
併設した北海道、東北、中部、近畿、中国、四国、九州の各ブロックのニューオフィス推進賞は以下のとおり。
北海道=ほくでんアソシエ(北海道経済産業局長賞)
東北=庄内ユニカソリューション(山形県庄内町、東北経済産業局長賞)、佐浦本社オフィス(宮城県塩釜市)
中部=Akebono Central
Pier新築工事(愛知県豊田市、中部経済産業局長賞)、サーラグループ本社(愛知県豊橋市)、NTTコミュニケーションズ東海支店(名古屋市)、大洋薬品工業本社(名古屋市)
近畿=シスメックステクノパーク(近畿経済産業局長賞)、千趣会(ベルメゾン)(大阪市)、ろうきん肥後橋ビル(大阪市)、Bayer House
Osaka(大阪市)、甲南大学西宮キャンパス(兵庫県西宮市)
中国=小橋工業創造館(岡山市、中国経済産業局長賞)
四国=四国計測工業本社多度津工場(香川県多度津町、四国経済産業局長賞)
九州=ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市、九州経済産業局長賞)、マイクロソフト九州支店(福岡市)
書店で売っている人気のファッション雑誌が「通販カタログ」に早変わり——。あるサービスを使うと、こんなことが可能になる。ヤマトホールディングスの子会社「ネコレ」が手がける買い物代行だ。
交通費と比べれば安い手数料
会員になれば、雑誌で欲しいものがあった場合、雑誌名やページ数、商品名、ブランド名、価格などをメールするだけで、ネコレのスタッフが代わりに日本中をくまなく探し回り、手元まで届けてくれる。ネコレが提携するブランドやセレクトショップで扱う以外の商品では、「おつかい料」と呼ぶ代行手数料が最低3800円からかかる。それでも、この不況をものともせず、根強い支持を集める。
地方に住んでいたり、時間に追われて忙しいが、流行に敏感な消費者にとっては待ち望んでいたサービスだろう。国内の雑誌に載っていて、ブランド名やメーカー名さえ分かれば、どんな商品も注文できるからだ。実際、会員のうち、東京に住む人は10%に過ぎず、残りは地方会員という。
男性向けファッション誌「Safari」を愛読する仙台市の医師、岩崎剛一さん(48歳)はネコレを利用して1年弱になる。これまでは2〜3カ月に1度、洋服を購入するために上京していた。しかし、ネコレのサービスを知って以来、「新幹線代がもったいないし、雑誌でモデルが着ているのでイメージもわく」と頻繁に利用するようになった。
これまで、ネコレが取り扱った商品は、「100万円のエルメスのバッグ」から「クリスチャン・ディオールの3万円のアンティーク日傘」、「バレンタインデーに贈るブルガリの1粒1500円のチョコレート」「人気の女性ファッション誌に載っていた100円の髪留め」まで様々なジャンルや価格帯に及ぶ。
ファッションを追求する消費者の情熱は並々ならぬものがある。時には手数料より安い商品ですら、「どれだけお金を積んでも手に入れる価値がある」と判断し、購入する。一般の消費者とは違う、独特の金銭感覚を持つ"ファッション好き"の財布の紐は、不況になっても簡単には締まらない。
ネコレは2004年11月からこの買い物代行サービスを始め、現在の会員数は約2万8000人に達した。2008年度には商品金額にして1億円分の買い物を代行している。今でも1日に平均30〜50個分の注文が入る。男性誌ではSafariや「LEON」、女性誌では「CanCam」「Ray」など、モテることを狙う"モテ系雑誌"が人気だ。
在庫を持たない「通販メーカー」
商品探しを代行するスタッフはたった4人。この人数で注文者の代わりにメーカーや百貨店などに問い合わせ、商品がある店舗に引き取りに行く。持ち帰ると、梱包して注文者に発送する。
ネコレの恩恵にあずかるのは消費者だけではない。百貨店やGMS(総合スーパー)で洋服が売れず、販路の開拓に悩むアパレルメーカーにとっても、販売ロスを減らす格好のチャンスになる。顧客からの注文を基にネコレが在庫を探しに来てくれるため、需要がない地域で在庫を余らせる必要がなくなるからだ。
ネコレはいわば、在庫を持たない通販会社。不況でも衰えない消費意欲と、1品でも多く売りたいメーカーの需要をつなぎ、新たなビジネスチャンスを生み出した。
A 度が過ぎれば恐喝罪も
衣料品を販売するネット通販事業者の顧客対応窓口担当者。顧客からベルトの金具に不具合があったと苦情がきた。返品された商品に問題はなかったが、連日電話で文句を言われ、販売サイトのコメント欄にも悪口を書かれた。業務にも支障が出ており、何らかの法的対処を検討したい。
× × ×
購入商品について、納得できない旨を販売事業者に申し入れるのは消費者の正当な権利だ。しかし要求内容や伝え方によっては法に触れることもある。最高裁は1987年、消費者団体「日本自動車ユーザーユニオン」の顧問弁護士と代表に恐喝罪で執行猶予付きの懲役を科す決定を下した。
東京地検は2人を、欠陥車を販売したメーカー側に対する示談金と称しての9750万円の恐喝と18億9854万円の恐喝未遂で起訴。最高裁は2人の行為を「消費者運動の枠をはみ出している」と判断した二審判決を支持し、被告側の上告を棄却した。
消費者トラブルに詳しい牧野和夫弁護士は「被害が事実だったとしても、法外な金額を取り立てた場合は、恐喝罪の対象になることもある」と指摘する。クレームの電話を何百回もかけるなど、社会的相当性を逸脱する行為は、業務妨害罪に問われる可能性がある。
通販サイトのコメント欄に書かれた苦情や悪口に関しては「自社サイトなら、管理人の判断で内容を削除することをあらかじめ規約に定めていれば、勝手に消しても法的に問題にはならない」(牧野弁護士)。
では、顧客が勝手に商品を送り返してきた場合、事業者は受け取りを拒否できるだろうか。
通信販売に関しては現在、一定期間内なら無条件で返品を受け付ける「クーリングオフ」は適用されない。しかし、今年12月の改正特定商取引法の施行で「事業者はクーリングオフを受け付けない旨を分かりやすく広告で示さない限り、返品に応じなければならなくなる」(経済産業省)。
商品に瑕疵(かし)があった場合は債務不履行に当たり、クーリングオフ期間内かどうかにかかわらず契約解除の要件となる。一方、商品に欠陥が無い場合は「顧客に請求通知書を送って、支払いを促せば良い」(東京経済大学の村千鶴子教授)という。実際には販売後に、欠陥の責任が事業者と消費者のどちらにあるかを判別するのは困難なため、期間限定で返品保証を付けるのが無難だろう。
ポイント
(1)社会的相当性を逸脱する行為は業務妨害罪にあたることも
(2)自社サイトへの書き込みは管理人の判断で削除可能
動きやすさにこだわってデザインした男性用カジュアルパンツ「レガシー・チノ エンジニアレッグ」。
歩行時の湾曲した脚の形に着目。横から見ると前後にくの字に、正面から見るとややO(オー)脚に見えるデザインを採用。従来の直線的なデザインよりも動きやすく、生地がつっぱらない。薄手で履き込んだような風合いも持ち味。色は4種類、9サイズ展開。価格は8295円。
発売元は日本ランズエンド(横浜市港北区、(電)0120・554774)。