ニッセン アウトレット品好調 ジュピターショップ 手軽さで主婦に人気
深刻な消費不振が続く中で、通信販売が成長を維持している。インターネット通販の広がりに加え、在庫処分した「アウトレット品」など割安感のある商品を強化し、苦戦する百貨店やスーパーなどから需要を取り込んだ面も大きい。
日本通信販売協会(JADMA)によると2008年度の国内通信販売売上高(推計)は前の年度に比べ6・7%増の4兆1400億円と過去最高を更新した。同協会の会員企業489社の売上高に、有力な非会員企業約100社の売上高を推計して加算した。伸び率は07年度の5・4%を1・3ポイント上回った。
会員企業に限れば、売上高は5・1%増の2兆9000億円だった。JADMAでは「利便性が高いネットがけん引し、今後も市場は拡大しそうだ」とみている。
カタログ通販大手のニッセンではアウトレット商品の売り上げが拡大。ブランド衣料品は前の年度比6割増の3億8000万円となった。09年秋号のカタログでは、掲載した商品の平均販売価格を昨年秋号より約10%引き下げた。低価格志向をさらに強める消費者に対応するためだ
手軽に商品注文できるテレビ通販も人気だ。最大手のジュピターショップチャンネル(東京・中央)の08年の売上高は前年に比べ4%増の1064億円だった。ケーブルテレビのほかBS放送を拡充し、30〜50代の主婦層を取り込んでいる。
2009年8月21日金曜日
通販、割安感で顧客獲得、昨年度売上高6.7%増——ニッセン、ジュピターショップチャンネル
2009/08/21, , 日本経済新聞