2009/10/09, , 日経産業新聞
ポーラ・オルビスホールディングス傘下のオルビス(東京・品川)は8日、中国市場に本格参入すると発表した。現地法人を設立し、「アクアフォース」など主力スキンケアを高所得者層中心に売り込む。ショッピングセンターに出店し、2010年に14店舗体制にする計画。購買力の向上で化粧品市場の成長が見込める中国事業を強化して増収につなげる。
このほど現地の投資会社と合弁で、海外法人「北京奥蜜思商貿」(北京市)を設立した。資本金は約4億円。
店舗には5人程度が座れるソファを設けて、接客販売をする。油分を使わないブランドの特徴を現地の消費者に理解してもらえるようにした。扱い品目は40品目で、中心価格は日本よりも約6割高い5000円前後。
今後は電話やインターネットによる通信販売も始め、10年度の売上高は4億円(国内売上高は約500億円)を目指す。
同社は6月から試験的に北京市内に2店舗を出店。販売好調のため、本格展開に踏み切ることにした。
同社の調べでは、現在、1兆4000億円ある中国の化粧品の市場規模(出荷額ベース)は11年に2兆2600億円まで拡大する見込み。