2009年10月30日金曜日

ニット&カーデ流行最前線!!


ヘビロテ!薄い!軽い!あったかインナー


ヤフー、経常利益5%増の682億円…通販やオークションが好調

ヤフーが10月27日に発表した2010年3月期第2四半期の連結業績によると、売上高は前年同期比3・1%増の1356億7800万円、営業利益は同4・2%増の686億7800万円、経常利益は同4・9%増の682億5000万円、当期純利益は同6・5%増の393億400万円となった。

 広告事業では、自動車業種、選挙関連の出稿が増加したものの、金融、人材サービスなどの大手広告主による出稿が減少し、売上高は同2・2%減の673億円となった。

 ビジネスサービス事業は、「Yahoo!ショッピング」で、サービス開始10周年記念祭セールやポイント付与キャンペーンなどの特集を展開し、取扱高が大幅拡大。また、「Yahoo!オークション」で2008年12月に行ったストアロイヤルティ料率の改定が寄与し、収入は大幅に増加した。売上高は同14・9%増の315億円となった。

 パーソナルサービス事業では、のプレミアム会員ID数が過去最大の750万IDとなり、2008年12月に行った会員費の改定により会員費収入も大幅拡大。売上高は同5・6%増の374億円となった。

携帯で24時間テレビ通販へ、QVCがモバイルサイトで生放送

 TVショッピング専門チャンネルのQVCは10月28日、自社モバイルサイト「QVCモバイル」で、24時間生放送のライブ映像が視聴可能になる「モバイルQ!LIVE」を11月1日から開始すると発表した。

 「モバイルQ!LIVE」は、24時間テレビショッピングの生放送を動画で見ることができる、日本初の携帯動画配信サービス。ユーザーはライブ映像と、ビデオオンデマンド方式の動画を携帯電話でいつでも見ることができる。

動画を視聴するには、専用のアプリケーションである「メディアキャストムービー」のダウンロード(無料)が必要になる。

2009年10月29日木曜日

ニッセンの食品ECサイト、ご当地カレーコンテンツを開設

 ニッセンは10月28日、同社が運営する食品を販売するECサイト「iiFOOD(いいフード)」に、ご当地レトルトカレー約350種類を紹介する「カレー発掘館」を10月29日に開設すると発表した。

 「カレー発掘館」は、47都道府県と世界3カ国のレトルトカレーを集めた、ご当地カレー専門コンテンツ。カレー研究の第一人者である、カレー総合研究所・所長の井上岳久氏を館長・監修者として招き、「県別ご当地カレーの売上ランキング!」「井上岳久賛成のおすすめカレー」「業務用カレー販売&出荷量ランキング」など、カレーにまつわる情報を提供している。

スクロール通販不振、売上高5・7%減の278億円

スクロールは10月27日、2010年3月期第2四半期決算の連結業績を発表した。売上高は前年同期比5・7%減の278億500万円、営業利益は同31・2%減の11億200万円、経常利益は同30・1%減の12億1800万円、当期利益は同0・3%減の11億3000万円だった。

 主力の通販事業では、バーゲンセール「カウントダウンキャンペーン」や、生協販売のカタログのページ増加などで、積極的な売上拡大に努めたものの、売上高は同6・4%減の240億8900万円、営業利益は同41・9%減の5億9700万円となった。

 ソリューション事業では、「スクロール360」への社名変更を契機とし、(1)新ソリューションセンター(静岡県磐田市)の出荷代行サービスの営業拡大、(2)ECサイト構築からバックヤード機能までをフルサポートする「Xspeecs」システムの開発(11月から提供開始)、(3)クライアントの在庫処分機能をもつアウトレットサイト「Happy Basket」導入によるクライアント企業の開拓・推進、などを展開。売上高は同3・3%増の29億9800万円、営業利益は同32・3%減の1億5700万円となった。

 通期の予想は、売上高が同4・4%減の573億円、営業利益が同16・5%減の15億円、経常利益が同18・6%減の17億円、当期利益は12億円を見込んでいる。

2009年10月28日水曜日

千趣会、人とペットの料理レシピサイト「COOKST」開設


千趣会は10月26日、料理レシピサイト「COOKST(クックストリート)」をオープンした。

「COOKST」はユーザー投稿型のレシピサイト。投稿レシピの栄養成分が自動表示される機能や、人とペットのレシピが投稿できる機能、一般ユーザーからの投稿レシピ、プロの料理人や食品メーカーがレシピを投稿をできる機能などを装備している。

コンテンツは「人・レシピ」「犬・レシピ」「猫・レシピ」「犬と私のペアフード」があり、「犬と私のペアフード」では、人間用のレシピとして投稿された料理の材料を、犬も食べられるように自動で分量を計算して表示できる機能を装備。“犬は家族の一員”という視点から、子どもの離乳食を作る感覚を取り入れている。また、投稿したレシピの栄養素を自動表示する機能も装備している。

さらに、投稿レシピには「このレシピをアレンジして投稿」というボタンを設置。多くの人のアイデアをもとに、完成した料理を別の料理にアレンジできるようになっている

一粒のコメの力信じて(6)勇心酒造社長徳山孝氏(仕事人秘録)


2009/10/28, , 日経産業新聞

 大手企業から無形の支援
コーセーがライスパワーエキスを活用して開発した化粧品を2004年に発売。そのヒットなどで勇心酒造は息を吹き返した。徳山氏は販売や生産管理で協力してくれた企業の存在があったと振り返る。
1980年代後半、ライスパワーエキスを活用した入浴剤の資料をもとに、ある会社に類似競合商品を無断で発売されてしまった。このような経験をしてしまうと、大手企業に対する警戒感が多少なりとも出てきてしまう。
中堅・中小企業の経営者で私と同じような経験をした人もきっと多いだろう。だが、だからといって外部企業と協力することを一切拒んでしまうと、大切な成長の機会を封じ込めてしまう可能性もある。互いに納得できる条件で大手とも協力し、さらには効率的な経営手法を学ぶことも大切なことだ。
エーザイもコーセーも勇心酒造のような地方の小さな企業に対して誠実に接してくれた。生産効率化のアドバイスをしてもらったこともある。勇心酒造の理念や研究開発の成果を評価してもらって始まった関係なので、感謝している。
今はもう取引関係はないが、91年ごろからしばらくの間、ライスパワーエキスを使った入浴剤をエーザイに販売してもらったことがある。この時、エーザイの製造担当の人たちに工場を見てもらった。
もともと酒造会社である当社は、国が定めるGMP(医薬品の製造管理・品質管理の基準)に準拠した工場設計・運用で分からないことが多かった。エーザイは改善すべき点を丁寧にアドバイスしてくれた。こうした無形の支援によって助けられたことを忘れてはならない。  ライスパワーエキスの供給先は現在6社。最も多い供給先は「ライスフォース」ブランドの化粧品を販売するカタログ通販のイマージュホールディングス(HD)だ。香川県に本社がある企業同士ということもあり連携している。
イマージュHDが子会社を通じてOEM(相手先ブランドによる生産)で売り始めたのは00年。ライスパワーエキスの知名度がまだ低かったころから粘り強く販路を開拓してくれた。
私が感心したのは、有名人の女性に与える影響力を活用して販売を伸ばしたことだ。ライスパワーエキスを原料とした化粧品を使うファッションモデルなどをうまく活用していた。
現在ではライスフォースを使う有名人のインタビューを載せたファッション誌や使用後の感想を掲載している本人のブログがあると、承諾を得た上でイマージュHDのホームページで紹介するなどして、販売促進の一助にしている

カタログ通販各社、店舗販売を強化、本業の利用者獲得も狙う――千趣会(ベルメゾン)、ニッセン


2009/10/28, , 日本経済新聞

 千趣会 来年中に20店体制
ニッセン 仙台・尼崎に出店
カタログ通販各社が店舗販売の強化に動いている。ニッセンホールディングスは10月に初の店舗を2店開業、千趣会は関東地区での出店を始めた。消費不振やインターネット通販の広がりを背景に、カタログ通販各社は売上高が減少傾向。商品を手にとって確かめたいというニーズに応えるとともに、カタログ通販の新規利用者獲得も目指す。
カタログ通販大手のニッセンは29日、仙台市内の大型ショッピングセンター(SC)内に2号店を開く。売り場面積は約90平方メートル。同社で人気のサイズの大きい女性向けの専門通販カタログ「スマイルランド」で扱うL~10Lサイズの婦人服や靴などを扱う。
ニッセンは20日にも兵庫県尼崎市のSC内に大型婦人服の専門店を開業しており、2店合計で年間1億5000万円の販売を目指す。同社の2009年1~6月期の連結売上高はカタログ通販の不振を背景に前年同期比8%減の732億円と減収に転じた。実店舗の展開などを収益改善につなげる考え。
千趣会は9月17日、埼玉県三郷市の大型SC「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」に関東地区初の店舗を開いた。利用者は30~40代とカタログ通販とほぼ同じだが、通販になじみのなかったSCの来店客を取り込んだことで9月の売上高は1400万円と予想を上回った。今回の出店で関西を中心に10店舗となったが、今後は関東や中部地区で出店を拡大。10年末までに20店程度まで拡大する方針だ。
同社は主力の婦人服カタログ「暮らす服」の衣料品に加え、子供服などを加えた店舗を07年から展開。08年12月期の店舗売上高は前年比2倍の6億円と好調に推移している。
セシールは卸事業を強化している。ホームセンター(HC)最大手のDCM Japanホールディングスにインテリア用品や衣料品など商品を供給、同グループのホーマックやダイキに「セシールコーナー」を開設した。4月の開始時は北海道の1店舗のみだったが現在は30店に拡大した。商品を取り扱う店舗も加えればDCM全店の約9割の438店に達しており、今後も実店舗との連携を進める。
日本経済新聞社の「eショップ・通信販売調査」によると、08年度の通販総売上高は前年度比3・9%増。部門別ではネット通販は12・4%増と伸びたが、カタログ通販は2・0%減だった。 

2009年10月27日火曜日

ベルメゾンネット、携帯サイトでドコモの「ⅰチャネル」配信


 千趣会は10月26日、自社が運営するインターネットショップ「ベルメゾンネット」のモバイルサイトにおいて、NTTドコモの携帯電話向け情報配信サービス「ⅰチャネル」の「おこのみチャネル」での配信サービスを開始した。

「iチャネル」とは、顧客端末へ直接情報を届けるプッシュ型配信サービス。ベルメゾンネットの「iチャネル」希望者は、ベルメゾンのモバイルサイト内に新設するページから簡単に登録ができる。

登録完了後は、端末(待受け画面)のテロップに更新情報が自動配信されるようになるほか、端末の「ich」ボタンを押して開く画面で、ベルメゾンネットの更新情報が閲覧可能になる。配信コンテンツは、セール情報・アイテム検索・特集&ランキングなどを用意している。

また、「おこのみチャネル」のコンテンツを利用すると、Flashで簡単にアイテムを検索できる。 情報料・登録料は無料。

数量限定 恋するコート特集


一粒のコメの力信じて(5)勇心酒造社長徳山孝氏(仕事人秘録)


2009/10/27, , 日経産業新聞

 化粧品の商品化に援軍
1987年に開発したライスパワーエキスは肌の保湿・保温に高い効果が認められた。
ライスパワーエキスを使いエーザイが製造・販売した薬用入浴剤「クアタイム」が年間200万本を超すヒット商品となり、私は自信を深めた。だが大きな落とし穴があった。別のある有名企業に共同事業を持ちかけられ、入浴剤の資料を提供したところ、機能がよく似た製品を知らない間に発売されてしまった。
ショックだった。後で分かったことだが、相手は当社の製造方法に関する特許の盲点を探し出し、突いてきた。販売差し止め請求を起こすことも考えたが、相手と企業規模の差が大きく訴訟費用が続かないと思い断念した。
しかし、ショック状態のまま立ち止まっていてもしょうがない。私にできることは研究成果をあげ、品質によって認められることだと思った。入浴剤の成功でライスパワーの有効性を確信し、肌の機能改善に重点を置いた新しいエキスの開発を進めた。
94年、肌の状態を内側から改善する新しいライスパワーエキスを開発した。これを使い自社ブランド製品を作るが販売が伸び悩む。営業力の弱点克服が課題となった。
それは偶然が発端だった。ある日、女性社員が「社長、お肌の調子がいいんです」と驚いた様子で話しに来た。何が起きたのか聞いてみれば、開発中のエキスが手に触れた際、肌の奥まで浸透しキメが整ったので、試しに顔に塗ってみたら肌に張りとみずみずしさが感じられるという。
急いで効能を検証すると、確かに肌への浸透が速い。大学などの協力を得て効能のメカニズムを分析してもらったところ、エキスが浸透した後の肌はセラミドと呼ばれる角質層の材料が増えることが分かった。エキスは内側からセラミド生成を促進し、肌自身が持っている水分保持能力を高めたのだった。
ライスパワーエキスの「ナンバー11」と名付け、肌荒れを改善する医薬部外品として商品化。自社ブランド「アトピスマイル」の名で販売し始めた。だが、広告費をかけられず営業員もいないため、販売は期待ほど伸びない。
そんな中、ナンバー11号エキスを化粧品に商品化する援軍が現れた。最初に販売してくれたのはカタログ通販のシムリー(現イマージュホールディングス)。そしてコーセーが同じエキスを活用し、独自の処方で化粧品を開発した。
2004年、コーセーがナンバー11エキスを使って開発した美容液「モイスチュアスキンリペア」が発売された。1瓶50ミリリットル5000円の高価格にもかかわらず、初年度100万個を超すヒットを記録し、ロングセラーになっている。 

オルビス 中国美容市場を本格開拓


2009/10/27, , business-i.

 化粧品メーカーのオルビス(東京都品川区)は、中国市場の開拓を本格化する。少子高齢化の進展や景気の悪化で国内市場が頭打ちとなる中、経済成長が続く中国で成長の足がかりを築きたい考えだ。すでに中国には化粧品各社が相継ぎ進出を果たしているが、同社では「品質ときめ細かい接客で顧客を増やす」(上野伸隆・国際事業部長)考えだ。
1985年に設立されたオルビスは、通信販売からスタートし、現在は店舗での販売も手掛けている。包装を簡素化するなどのコスト削減を徹底して低価格化を追求。また、油分を一切使わないスキンケア商品が「肌に優しい」として人気を集め、売上高は2007年度まで22年連続で拡大してきた。
消費低迷の影響で08年度の売上高は前期比1.2%減の約491億円とマイナスに転じたが、09年度は「前年同期を上回る水準で推移している」(同社)という。
顧客数も右肩上がりで伸びており、08年12月時点で約884万人。ただ、国内化粧品市場は、少子高齢化や長期化する消費不振などの影響で伸び悩んでおり、「経済成長が続き、中高所得者層が増えている」(上野部長)中国へ進出することを決めた。
今年6月以降、北京市内の商業施設に相次いで出店し、今月15日には3号店をオープン。約55種類の商品を取り扱っているが、関税などのため日本の約1.6倍の価格設定にもかかわらず、20代の女性を中心に「毎月、前月の30%増の勢いで売り上げは伸びている」という。
上野部長は「中国人は日本人と肌の質が似ており、肌に優しいという商品特性が受け入れられた」と分析。さらに、きめ細かくカウンセリングを行う販売手法も支持されているとみている。
オルビスによると、現在約1兆4000億円規模と推定される中国の化粧品市場は、11年には2兆2651億円に達し、日本を上回る見通しだ。
このため同社は今後、北京、上海などを中心に出店を積極化する方針で、10年度には14店舗で約4億円の売上高を見込む。得意とする通販も視野に入れているという。
成長市場の中国には、日本の化粧品大手や欧米ブランドも出店を強化している。同社では「市場規模が大きく、ブランドが認知されれば十分に勝負できる」(上野部長)と期待している。 

2009年10月23日金曜日

ニッセンの冬号カタログ、6200品番の平均価格を20%ダウン

ニッセンは10月22日、通販業界におけるPB商品プライスリーダー戦略の第2弾として、2009年冬号カタログ掲載の約6200品番の商品平均販売価格を、前年冬号カタログよりも約20%下げると発表した。

 また、冬号では年末以降も一般家計平均支出額の低迷が予想される中、「良い商品を安価で賢く買いたい」という付加価値志向の消費者ニーズの高まりを受け、価格優位性だけでなく、「ファッション性、素材品質、機能性」にこだわった戦略商品群を多数投入する。

 カタログは10月下旬より配布を開始し、インターネットも全面リニューアルする。

ニッセン、冬号カタログで平均2割値下げ


2009/10/23, , 日本経済新聞

 通販大手のニッセンホールディングスは22日、冬号カタログに掲載する衣料品や家具など全6200品の平均販売価格を前年比2割安い3100円に引き下げると発表した。発熱素材を使ったブルゾン(2990円)や、こたつセット(9990円)などをそろえた。消費者の低価格志向が強まっているのに対応する。
ブルゾンやソファは青やピンク、オレンジなど8色を用意した。色を選ぶ楽しさを加え、低価格にした分、まとめ買いも促進できるとみている。カタログは10月下旬から順次、会員向けに発送するほか、来月から書店店頭でも無料で配布する。
同社はネット通販との競合が激化しているほか、ユニクロなど有力専門店にも押され気味だ。思い切った値下げで価格競争力を高める。 

2009年10月22日木曜日

2008年EC市場、1・7%減の158兆円…経産省調査

経済産業省は10月14日、「平成20年度我が国のIT利活用に関する調査研究(電子商取引に関する市場調査)」を実施し、日本の電子商取引市場の実態と、日本・米国・欧州主要各国・アジア主要各国におけるインターネットビジネスの実態について分析した。

 同調査は、次世代電子商取引推進協議会の協力を得て、2008年12月から2009年3月にかけて、事業者を対象にインタビューと文献調査によって実施。

 調査によると、企業間EC市場規模は、日本が前年比1・7%減の158兆600億円。ECの拡大浸透を示す指標のEC化率は13・5%で0・2ポイント増加した。

 また日本のEC市場規模は、6兆890億円となり、同13・9%増。ECの拡大浸透を示す指標であるEC化率についても1・79%となり0・27ポイント増加した。

 PC向けインターネットビジネスの動向は、景気悪化を受け「生活防衛」をキーワードに、低価格、支払い手段、送料などを含むトータルな割安感を訴求するショップや、口コミサイトの支持が上昇。

 また、実店舗とのクーポン連動等の動きも加速している。一回当たりの購買単価は減少傾向だが、購買頻度が増加することで市場規模は拡大。その結果、楽天市場の2008年度の取扱高は約6638億円、前年比23・6%増と堅調な業績をあげている。

2009年10月21日水曜日

アマゾンロジ 通販業者向け物流代行開始、在庫管理、発送代行など

2009年10月21日 19:29フルフィルメント
 アマゾンジャパンの関連会社で同社の物流業務を行なうアマゾンジャパン・ロジスティックス(AL)は10月16日、通販サイトの商品在庫管理や発送代行を行う物流業務代行サービスを開始した。従来、アマゾンの仮想モールに出店する事業者にのみ物流代行サービスを行ってきた。モール出店者以外にも物流代行を行い、新たな収益源を確保する狙い。また、物流代行を入口に有力通販サイトにリーチ。モール出店数を拡大したい思惑もあるようだ。
 
 ALが開始した通販サイト向け物流代行サービスは「FBAマルチチャネルサービス」。現在、アマゾンが使用する千葉市内の物流センターなどを活用して、顧客のネット販売実施企業の在庫商品を保管・管理。顧客企業からの受注情報に応じて、ALが当該商品を梱包し、指定の住所に配送する仕組み。

 同物流代行サービスの利用料金は固定の月額使用料などはとらないが、梱包手数料と出荷重量手数料を徴収する。梱包手数料は商品1個につき徴収。書籍やCD等の「メディア」は70円。「メディア以外」では130円。大型家電などの「大型」の場合は700円を徴収する。出荷重量手数料は「500グラム未満」では300円、「500グラムから5キログラム」までは400円。以降、5キログラム増すごとに500円、700円、900円、2,200円を徴収する。

 同社では昨年4月から「フルフィルメント・バイ・アマゾン」という名称でネット販売実施企業向けに物流代行事業を行ってきた。ただ、これまではアマゾンジャパンが行なう仮想モール「マーチャント@amazon.co.jp」に出店する企業のみを対象としてきた。今回、物流代行サービスを外部の通販サイトにも拡大したことで、ネット販売事業者の物流代行ニーズを引き込み、新たな収益源としたい考えだ。

 また、同サービスを利用する当該通販実施企業はアマゾンの倉庫に自社商品を在庫しておく必要がある。こうした企業はアマゾンの仮想モールに手間なく出店できることから、物流代行サービスをきっかけに「マーチャント@」の出店者数拡大につなげたい思惑もあるようだ。

JALUX iフォンでカタログ閲覧、通販の認知度向上に期待


2009年10月21日 19:14媒体研究(ネット・モバイル)
JALUXは通販事業の強化を進めている。その一環として、先月からアップル社の携帯端末「iPhone(アイフォン)」と「iPod touch(アイポッドタッチ)」向けの電子カタログ配信サービスを開始。画面上での操作が容易なアイフォンの特性を活かし、携帯端末での商品の閲覧性を高めた。まずはテスト的に機内誌のダイジェスト版を配信しており、ユーザーの反応を見ながら次回以降の展開につなげる構想だ。現在までの同サービス経由での売り上げは不明だが、「当初の想定以上の利用数」(JALUX三浦雅彦通販企画部長)としており、通販の認知度向上や新規客の獲得に期待する。

同サービスは、携帯端末向けユーザーインターフェースの開発などを行うヤッパと提携し、同社のデジタル書籍技術を組み込んだもの。カタログの顧客の中心である30―40代の男性層とアイフォンのユーザー層が合致すると判断し、サービス展開に着手した。

 配信しているのはJALUXの機内誌「JAL SHOP」のダイジェスト版となる「FLIGHT SHOP 2009年秋号」で、セール品を除いたカタログの全商品を掲載。

 同カタログを選択した理由については、「オリジナル商品が多く最もJALUXの特徴が出るため」(同)としている。カタログの内容は新カタログの発行と同時に自動更新される。

 電子カタログは、アップストアからJALUXのアプリケーションをダウンロードして利用する。カタログ画面に指で触れることで、ページの移動や商品画像の拡大・縮小などが容易に行えるのが特徴。商品の注文は、「アイフォン」は電話機能を活かし、買い物ページに記載の電話番号を押すとコールセンターに電話がかかる仕組みとなっている。

 同サービスは、開始から約1カ月が経過。電子カタログ経由の注文件数は不明だが、アプリのダウンロード数は「半月で5―600件」(同)という。

 次回は10月末に「FLIGHT SHOP」最新号の配信を予定。他のカタログの配信についても検討はしており、「いずれ出る可能性もある」(同)としている。

 アイフォンでの電子カタログ配信サービスは、国内では今年7月に千趣会が女性ファッションカタログ」で開始している。商品の閲覧がしづらいという携帯端末特有の課題をクリアする取り組みとして、今後同様の事例が増加する可能性は高そうだ。

カタログハウス 冬の定番集めたカタログ創刊、暖房器具や肌着など77点紹介

2009年10月21日 19:07
 カタログハウスは10月上旬、暖房器具など冬の定番・人気商品を集めた新カタログ「冬じたく」を創刊、基幹カタログの「通販生活」秋冬号とともに配布を開始した。当該カタログは従来、「通販生活」などで掲載していた暖房器具や寝具、肌着など冬の人気商品を切り出し、1冊にまとめたもの。人気商品を別冊とすることで、1商品あたりの露出を高め、売り上げ拡大につなげる狙い。

 「冬じたく」は基幹カタログ「通販生活」の秋冬号と一緒に配布した別冊カタログ。体裁はA4判、107ページ。掲載商品は発熱素材入りの肌着やオイルヒーター、羊毛敷布団、衣料品など定番商品を中心に、インフルエンザの大流行で需要の高いと思われる感染予防に役立つマスク用フィルターや気化式加湿機など77点。

 従来まで冬商品は「通販生活」などで紹介されていたが、新商品は「通販生活」に、定番品は「冬じたく」にと掲載を分け、1つ1つの商品が埋もれず、目立たせるように今年から分冊化した。

 すでに通販生活の春号では定番品カタログ「ソロー」を、夏号では夏の定番商品を集めた「夏じたく」を創刊し分冊カタログとしている。今回の「冬じたく」もこの一環で冬に役に立つ商品を集めたカタログとなる。

 カタログ構成は著名人や愛用者の声に基づいて商品を紹介する同社定番の形。巻頭では「08年度発熱衣類ベストテン。」として「発熱ソックス」(価格・4,600円)や「インナーパンツ」(5,400円)、「発熱腹巻き」(4,200円)など10点を紹介。

 また、昨今のインフルエンザの流行を受け、専門家へのインフルエンザ対策のインタビューとともに、予防に役立つマスク用フィルター「グラフトシャットフィルター3枚組」(930円)や加湿し過ぎない加湿機「ボネコ気化式加湿機」(3万6,000円)、鼻洗浄機「ハナクリーンα」(7,500円)、「自然素材のど飴」(2,000円)など8点を紹介した。

 このほか、「からだに効く冬の寝具。」として「ミンシャン羽毛布団(シングル)」(4万6,000円)や「銅の湯たんぽ」(1万千239円)など寝具や防寒具を。また、「『肌しっとり』を守るためにやめられない私の習慣。」として「生の椿油」(6,800円)や「日本酒ローション」(5,600円)などの化粧品を紹介した。

通販各社の優良顧客向け施策とは?売上貢献高い顧客を囲い込め



10月21日 18:07特集企画

 「2:8の法則」ではないが、少数の優良顧客から大半の儲けが出ているという事実は良く知られる話。通販企業にとっても新規顧客獲得は当然重要だが、多くの儲けをもたらす優良顧客を他社に浮気させず、囲い込むことが優先順位の高い施策と言えよう。現状、すでに多くの通販企業が優良顧客の囲い込みのための様々な施策を実施中だ。新規顧客を獲得にしにくい不況の今だからこそ、特に注目される優良顧客向けの対策について各社の現状を見てみる(企業動向に関連記事)。

優良顧客向け施策の基本は毎年、または毎月に渡って多額の商品を購入してくれる「優良顧客」に一般の顧客にはない"特別な優遇"を与えること。これで優良顧客の離脱を防止すると同時に、購買意欲が高い層に、より追加購入を促す。代表的な施策としては、商品購入時の支払いに充当できるポイントの還元率アップや割引販売、送料無料などの「事実上の値引き」がある。

 例えばニッセンが04年1月から実施している「スペシャルメンバー会員」。年間5回以上かつ5万円以上を購入した上位客を対象に、通常690円の配送サービス「あした便」と「ご指定便」が無料で利用できる。

 千趣会でも04年4月から優良顧客向けのサービス「クラブ・ベルメゾン」制度を始めた。年間(12月―翌年11月)の購入金額が5万円以上の顧客を対象に翌1年間優待特典を提供する。主な特典内容は年間購入金額5万円以上―10万円未満の顧客に対し「ゴールド特典」として「ベルメゾン・ポイント」を通常の6倍、同10万円以上の顧客には「プラチナ特典」として同10倍を進呈。このほか、日時指定配送や返品商品の引き取り無料などの特典も用意。商品購入に付帯したサービスの使いやすさも追及し、継続利用につなげる。

 セシールも独自ポイント「セシールスマイルポイント」を活用した優良顧客向けサービスを展開中。もともとネット会員向けに02年1月から開始したものだが、優良顧客の囲い込み策として、04年9月に適用範囲を全顧客に拡大した。年間の購入金額に応じて優待ポイントを加算する内容で、具体的には、年間購入金額(1万円以上、3万円以上、5万円以上、10万円以上の5五段階)に応じ、2―5倍のポイントを付与する。また、年間購入金額3万円以上の顧客には代引き手数料の無料特典を提供。10万円以上の顧客については、別配送料金や家具等の組立・設置料金の無料特典も付加する。

 一方、ネット販売実施企業の優良顧客向け施策はどうか。ヤフーやDeNAなど仮想モール運営事業者もそれぞれ優良顧客向けのサービスを展開中。ヤフーは十月から「スタークラブ」を開始。「ショッピング」や「オークション」「ゲーム」など過去3カ月間の利用状況に応じて、ユーザーを5段階のランクに自動で設定。「ショッピング」では商品購入時のランクに応じたポイント倍率アップを中心に一部、ランク獲得者限定セール、「オークション」では1円スタートセールへの招待などを実施し始めた。

 DeNAも運営するモバイルサイト(auショッピングモール、ポケットビッダーズ、モバデパ)で会員ランク制度を採用。過去3カ月間の商品購入で獲得したポイントと購入回数に応じてランクを決定し、特定商品については通常よりも最大で10%程度還元率をアップさせている。

 優良顧客向け施策の成果については各社とも詳細は明らかにしていないが、一定の成果は出ているようだ。ニッセンでは特典を受けられる「スペシャルメンバー」を継続しようとする顧客が増え、「上顧客離れに歯止めがかかっている」(経営企画室)状況。顧客一人当たりの購入回数が増加し、上位顧客の売り上げアップに貢献しているという。また、DeNAでも、「リテンションに良い影響を与えている」(広報)としている。

スクロール、純利益横ばい、4~9月

2009/10/21, , 日経MJ(流通新聞)

 通信販売のスクロール(旧ムトウ)は20日、2009年4~9月期の連結純利益がほぼ前年同期並みの11億3000万円になったもようだと発表した。従来予想は7億円だった。連結売上高は減少したが、社有車の売却やカタログ費用削減などで販管費を6億7000万円圧縮したことが寄与した。

ポーラ・オルビスHD、化粧品の開発期間短縮へ、DB化して既存処方活用

2009/10/21, , 日経産業新聞

 半分に短縮の製品も 品目増え効率化
 ポーラ・オルビスホールディングス(HD、東京・中央、鈴木郷史社長)は化粧品の開発から生産までの期間短縮に着手した。過去に実用化した処方をデータベースとして蓄積し新商品に応用するほか、手作業ではなく設計ソフトを使って容器のデザインをする。2011年には従来より期間が半分になる品目も出てくるという。販売品目が増える中、開発段階の効率化を進める。
 手がけるのはポーラ・オルビスHDの商品の生産を引き受けるポーラ化成工業(横浜市)。同社はポーラ(東京・品川)などの事業会社が企画した化粧品の開発・生産を担う。
 ポーラ化成は10年夏をめどに原料の種類や量、調合方法などの処方に関する情報を蓄積するパソコン上のデータベースを稼働。これまでに培ってきた数千種類に及ぶ処方を粘度や効能など数十種類の指標で数値化して管理する。
 すべての研究員が登録情報を参照し、目的に合った処方を素早く検索できるようにする。従来、新商品の処方は開発の初期段階から設計していたが、今後は既存の処方をある程度活用するように改める。
 化粧品は見た目が重要視されがちなため、容器の設計にも時間がかかっていた。そこで手作業による設計から、すでにCAD(コンピューターによる設計)システムに切り替えている。画面上で容器の耐性テストなどを行えるので、模型を作る手間を省けるという。
 例えば、化粧水の開発には約1年かかっていたが、半年程度に短縮できる見込みという。ポーラ化成が1年間に開発する品目数は過去3年間で3倍の300種類に拡大している。1品目当たりの開発期間を短縮することで、人気の色の変化などに素早く対応できる利点がある。

eショップ・通信販売調査――ネット予約、成長維持、利便性向上、リピート客も

2009/10/21, , 日経MJ(流通新聞)

 リクルート26%増
 宿泊施設や興行チケットなどの予約サービスが引き続き好調だ。ネット予約の取扱高は1兆7146億円となり、比較可能な36社の2008年度取扱高は前年度比9・3%伸びた。伸び率は07年度の17・2%より下がったが、利便性の良さなどを背景に市場は拡大した。ただ伸び率に差が出ており、旅行業界を中心に競争が激化。平均客単価が下がる傾向にある。
 取扱高の順位では昨年に続き全日本空輸と日本航空が1位と2位を占めた。燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の上昇や不況が航空需要を押し下げたが、予約のネットへのシフトが進み取扱高は小幅ながら増加。全日空子会社のANAセールス(東京・港)では航空券と宿泊施設の組み合わせを選べるダイナミックパッケージの売れ行きが特に好調だった。
 パック旅行や宿泊施設の予約では3位の楽天トラベルと、「じゃらんnet」を運営する4位のリクルートがそれぞれ前年度比18・4%増、同26・6%増と取扱高を大幅に伸ばして旅行大手との差を広げた。サイトのブランドが消費者に浸透し、リピート客を集める構図ができつつあるとみられる。
 一方、旅行大手5社で伸び率が2ケタに達したのは13位の近畿日本ツーリスト(KNT)のみで、出遅れ感が出てきた。JTBやKNTはネットでの販売がまだ少ない国内パックツアーの取り扱いを増やすなどして追撃する考えだ。
 操作感を改善して利用者を増やそうとする取り組みも進んでいる。日本旅行は観光地の写真からツアーを探せる機能を設けたり、阪急交通社が2次元バーコードで情報誌と携帯向けサイトを連動させたりと、機能強化を急いでいる。JTBも「るるぶトラベル」の携帯電話向けサイトで「フラッシュ」を導入し、検索やプラン確認の手順を大幅に簡素化した。
 チケット取次会社ではローソンエンターメディア、ぴあ、エンタテインメントプラスの3社がそろって高い伸び率を記録した。携帯電話の通信料金で定額制が浸透するなど消費者の利便性が向上した影響で、特に携帯電話からの予約が急速に伸びているという。
 08年度の平均客単価が07年度と比べて上がったか下がったかを聞いたところ、競争激化を反映してか「下がった」との回答が50%と最多だった。前回50%で最多だった「変わらない」は27%に下がり「上がった」は23%(前回は44%)にとどまった。
 ネット予約でランキング外の回答企業 ▽イーツアー▽読売旅行▽ワーナー・マイカル▽マツダレンタカー▽日産カーレンタルソリューション▽カラカミ観光▽はとバス▽東京ドームホテル▽北海道旅客鉄道▽横浜ベイホテル東急▽ジェイアール西日本ホテル開発▽ジョルダン▽神戸ポートピアホテル▽ホテルオークラ東京▽富士屋ホテル▽三重交通
 通信販売の総合売上高151位以下の回答企業 ▽ジョルダン▽エムシープラス▽カコイエレクトロ▽プレマ▽ナカタ▽日本エンタープライズ▽名古屋勤労市民生協▽たねや▽オニザキコーポレーションセールス▽フェアプレイ▽文化放送開発センター▽ケイシス▽ZOA▽MrMax▽ハンコヤドットコム▽読売情報開発▽松坂屋▽イーブックイニシアティブジャパン▽ウインライト▽ミズノ▽葛野農園▽ISAO▽ノーブルトレーダース▽東武百貨店▽はるやま商事▽サンリオ▽オカハタ▽ビーナスベッド▽ブルボン▽三木楽器▽キャラアニ▽フロントメディア▽ユニー▽モーイーコマース▽フラッグシップ▽ファミリア▽スパイア▽テイチクエンタテインメント▽オートアールズ▽東農園▽財宝▽エムツーショップドットコム▽ゴールドウイン▽小田急百貨店▽アートスポーツ▽ブラザー販売▽カメラのミツバ▽京王百貨店▽HON▽小学館集英社プロダクション▽あさひ製菓▽岩田屋▽藤崎▽石神邑▽フェアトレードカンパニー▽タカミヤ▽カシオ計算機▽ファイブ・イー・ライフ▽キーコーヒーコミュニケーションズ▽あきゅらいず美養品▽虎屋▽オークワ▽イーエスティー▽こちら南国便▽イージャパン&カンパニーズ▽吉田食品▽梅沢▽ホンダコムテック▽ながの東急百貨店▽セキド▽ハグルマ封筒▽名鉄百貨店▽メディアファクトリー▽フモトプランニング▽スポーツ寿苑▽福屋▽ユニリビング▽つるや▽エムデジ▽山形屋▽アロエ食品▽ナガノトマト▽コクミン▽ひろや▽東京ドーム▽コモ▽松屋▽トータル・メディカルサービス▽一休▽安原楽器▽春うららかな書房▽グレースワールド▽明屋書店▽よしや▽福田屋百貨店▽マゴベードットコム▽キャリアデザイン・インターナショナル▽龍泉堂▽一畑百貨店▽金沢名鉄丸越百貨店▽グルジアワインズジャパン▽エクスポート▽ヤマトヤシキ▽井野屋▽シルバー精工▽象印フレスコ▽日活▽ビジョンメガネ▽キデイランド▽メガネの田中チェーン▽大沼▽三重交通▽やまやの食卓

08年度売上高、ネット通販、2ケタ成長続く、消費不況響き伸び率は縮小、本社調査

2009/10/21, , 日本経済新聞

 ジャパネットたかた、テレビと相乗効果 丸井、実店舗と連動図る
 日本経済新聞社が20日まとめた第9回「eショップ・通信販売調査」によると、2008年度のインターネット通販の売上高は07年度に比べて12・4%増えた。百貨店やスーパーなど主要小売業の実績が消費低迷を背景に軒並み前年を割り込むなかで、ネット通販は二ケタ台の伸びを確保。ただし伸び率は大幅に縮小した。ネット通販には店舗販売を主体とする大手小売業などの参入も続いており、競争激化による価格下落が鮮明になっている。(詳細を21日付日経MJに)
 通販業者262社の総売上高は2兆2254億9000万円。前年度と比較可能な252社の売上高伸び率は3・9%増と、前回調査の5・6%増より小さくなった。部門別にはネット通販が7303億6900万円と前年度比12・4%増え、このうち携帯電話経由の通販は13・2%増。いずれも2ケタ以上の伸びが調査開始以来続いているが、伸び率は過去最小だった。
 成長率が鈍化した一因は購入単価の下落。52・6%の企業が「08年度に一部の商品で値下げをした」と回答、「すべての商品で値下げを実施した」企業は1・4%だった。安さを求める消費者ニーズを反映し、パソコンサイトでの平均客単価は1万1861円と、前回調査より約500円下落した。
 ネット以外の通販では、テレビ通販が2・5%増、カタログ通販は2%減。音楽や漫画などのコンテンツ配信は9・3%増と、伸び率が2・3ポイント上昇した。
 通販専業で売上高を18%伸ばしたのがジャパネットたかた。テレビやネット、カタログなどを組み合わせて主力の家電などを消費者に売り込み、とりわけネット通販が36%伸びた。売上高が7・9%増のニッセンは「安価な衣料品を拡充した」(同社)ことが奏功。携帯通販の売上高が約1・5倍に拡大した。
 店舗販売が主体の企業も通販を強化している。丸井は21・1%増。店頭で小冊子を配布して、その場で携帯電話で会員登録を促すなど「実店舗とネットの連動を図った」(同社)。店舗在庫を通販に回して売り逃しを防いだ。ユニクロは「ネットで新商品を先行販売したり限定色をそろえたりと、店頭にない独自性を出した」ことで14・5%増だった。
 日本経済新聞社の推計では08年度の通販市場規模は8兆円超と、コンビニエンスストアや百貨店を上回る規模に成長した模様。「ネット通販の成長率は低下したが、11年度以降は20%近い伸びに回復する。実消費のネット化の流れは長期的に続く」(野村総合研究所の小林慎和上級コンサルタント)。新規参入が相次ぎ競争も激化しそうだ。
 調査概要 09年7月までの1年間に決算を迎えた、通販事業を主体とする企業の業績などを集計した。対象数は1274社、有効回答数は299社。回答企業には、物販以外に旅行やチケットの予約サイト運営会社などを含むが、証券や公営競技の取引会社は含まない。

eショップ・通信販売調査――強気の6兆円市場、今後「良くなる」52%

2009/10/21, , 日経MJ(流通新聞)

 ジャパネットたかた、18%増収
 ネット通販市場は拡大が続いている。経済産業省がまとめた2008年の電子商取引(EC)調査によると、消費者向けの市場規模は前年比13・9%増の6兆890億円。伸び率は約2割増だった前年より縮小したが、イオンやセブン&アイ・ホールディングスの連結売上高を上回る規模に達した。こうした伸びをけん引したのが、携帯電話経由の通販。今回調査の部門別売上高伸び率では前年度比13・2%増と、ネット通販全体の伸び率を0・8ポイント上回った。
 個別企業ランキングでも、ニッセンやモバコレが約5割増の高い伸びとなるなど、2ケタ台の成長を記録している企業は多い。「若年層ほど、携帯での購入割合は大きい」(楽天)。今後も勢いが続きそうだ。
 総合上位で大きく業績を伸ばしたのが2位に浮上したジャパネットたかた。減収に転じた1位の千趣会(ベルメゾン)に、18・0%増収で肉薄。テレビ通販だけでなく、ネットやカタログの通販と合わせ乗数的に収益を伸ばした。通販成熟期の成長モデルとして注目されそうだ。
 今回の調査で、ECやネット通販業界の経営環境についての認識を尋ねたところ、1年前と比べて「良くなった」(32・5%)との回答割合が「悪くなった」(23・1%)を上回った。さらに今後の見通しについては「良くなる」(52・1%)が「悪くなる」(12・3%)を大きく上回り、全体的な見通しは明るい。
 経営統合や出資を伴う提携についての考え方でも「まったく考えていない」(47・6%)が最も多い。ただ「いまは考えていないが将来は検討する」(21・7%)、「いい話が持ち込まれればやりたい」(15・6%)という意向の企業も少なくない。競争激化に伴い、企業間連携の動きが広がる可能性は高そうだ。

eショップ・通信販売調査――ネット通販客単価、携帯は1000円上昇

2009/10/21, , 日経MJ(流通新聞)

 PC500円の下落
 インターネット通販市場の成熟化に伴い、パソコンと携帯電話という二つの購入手段の使われ方が変わってきた。携帯電話を利用した通販では、1年前に比べ平均客単価が大きく上昇したのに対し、パソコン通販の客単価は下落に転じた。
 この数年、ネット通販市場では、慎重な商品比較が必要な高額品はパソコンで、商品の品質が分かっている買い回り品などの低価格品なら携帯でも買うという消費傾向が定着していた。実際に、パソコンでは客単価1万円以上の事業者が5000円未満の事業者より多いのに対し、携帯は5000円未満が上回る。
 携帯通販で食料品を扱う都内の事業者は、「(働く女性など)パソコンに向かう時間がない人が携帯を使い、水などを買う動きが一般化している」と話す。
 ところが携帯通販の客単価は、前回調査の7890円から、2008年度は8874円と約1000円伸びた。客単価が1万円以上という事業者も増えつつあり、携帯での高額品購入をためらわない層が今回の調査で顕著になっており、平均客単価を押し上げた。
 取扱商品別にみると、「家電・PC」を扱う事業者の4割が客単価2万円以上だったのに対し、「食料品」は逆に5000円未満が6割強だった。ある事業者は「携帯でデジタルカメラなど比較的高価な商品を買うことが当たり前になる一方で、食料品なども携帯で注文する人が増えてきている。今後も二分化が進む」と分析している。
 前回調査で、客単価が「5000~1万円未満」と回答する事業者が最も多く、回答企業数の分布はここを頂点にした山型だった。今回は「2~3万円未満」が1年前の2・1%から6・3%に伸び、もうひとつの山を形成し始めていた。日用品をはじめとする客単価1万円未満と、家電など客単価2万円以上との二極化が進行している。
 一方、パソコン通販は前回の1万2360円から約500円減少し1万1861円となった。パソコンは依然として携帯より客単価が高いが、その差は縮まっている。ネット通販の一般化や消費低迷で、価格競争が広がった影響がみられた。

eショップ・通信販売調査――コンテンツ売上高9.3%増、本・音楽配信逆風かわす

2009/10/21, , 日経MJ(流通新聞)

 本・音楽配信、逆風かわす 装飾メールなど拡大
 パソコンや携帯電話向けの音楽や電子書籍などのコンテンツ配信サービスが堅調だ。前年度と比較可能な24社のコンテンツ配信の2008年度売上高は前年度比9・3%増の975億円。07年度と比べ増加率は2・3ポイント高い。携帯電話のパケット定額制などが普及し、企業は主要顧客である10~30代向けにデコ(装飾)メールや電子書籍などのコンテンツ配信を拡大する動きを加速している。
 08年度のコンテンツ配信で売上高首位は2年連続でエムティーアイ(MTI)。携帯メール用の絵文字とデコメが5万点以上ある総合サイト「デコとも★DX」の利用が10~20代の女性向けに好調だ。絵文字や待ち受け画面などに特化した有料サイトも拡充、「流行に敏感な顧客に応えるため、1カ月で1200~1500点は追加する」(MTI)と話す。
 9万曲以上の邦楽を収録している携帯向け音楽配信サイト「music.jp フル」も堅調だ。1曲丸ごとダウンロードできる「着うたフル」に今年9月には吉本興業のお笑いタレントが歌う最新曲をCD発売に先駆けて独占先行配信するなど、独自の企画を増やして集客力を高めている。同社のデコメ系サイトや音楽配信サイトなどの有料会員は今年3月末時点で約730万人と前年度と比べ140万人増えた。エクシング(名古屋市)やフリュー(東京・渋谷)などもデコメールや絵文字サイトの拡充を急ぎ、対抗している。
 パソコン・携帯向け電子書籍配信サービスも堅調だ。パピレス(東京・豊島)は定額料金を支払えば人気漫画や書籍などをダウンロードできる電子書籍サイト「電子書店 パピレス」などを運営し、売上高は33億円。4月現在、講談社や小学館など450の出版社が出す12万タイトル以上を扱っている。9月には米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」向けのアプリを公開。漫画などを、48時間の限定だが、割安に閲覧できるレンタルサービスを始めている。
 音楽や漫画、デコメールなどのコンテンツ配信が拡大しているのは、携帯電話のパケット定額制の普及と携帯電話の高機能化が背景にある。NTTドコモの09年6月末時点での定額制加入者は約1960万人。1年間で620万人増えた。コンテンツ配信事業に参入する企業は相次いでおり、今後、サービス内容の充実度や広告宣伝力の差が、雌雄を決することになるかもしれない。
調査の方法
 インターネット通販をはじめ消費者向けに通信販売、コンテンツ配信、インターネット予約を営む企業・団体に調査を実施した。対象数は1274社。2009年8月下旬に調査票を発送、10月上旬までに回収。有効回答数は299社(複数種類回答企業はそれぞれ1社として計上)。
ランキングの見方
 2008年度は2008年8月から2009年7月の間に迎えた決算。決算期変更や営業月数が12カ月に満たない企業はランキングから外した。社名のカッコ内は通販やサイトなどの名称。売上高は原則として単独ベース。例外的に連結ベースには「連」、グループベースには「G」をつけた。伸び率「▲」は減少、「-」は比較不可能、無回答。「専」は通販・コンテンツ配信を主力とする企業。種別の「ネ」はネット通販、「コ」はコンテンツ配信、「テ」はテレビ通販、「カ」はカタログ通販。通販事業全体売上高は回答しているが部門別(「ネット通販」「コンテンツ配信」「テレビ通販」「カタログ通販」)の売上高に回答していない項目のある企業には「◇」をつけた。その他必要と思われる注記は「※」をつけ、内容はランキングの注に記載した。旅行業、航空、鉄道などの交通機関、ホテル、チケット販売業などはインターネットでの取扱高をランキングした。
▼ランキングの注
〈総合ランキング〉
【社名変更】▽スクロールは2009年10月にムトウから社名変更▽サントリーウエルネスは2009年4月にサントリーから健康食品部門を承継して新設▽爽快ドラッグは2009年6月に創快ドラッグから社名変更
【08年度決算期変更したが、新しい決算期に合わせた12カ月の数字を算出した企業】▽三越
【09年度決算期変更・決算未達のため伸び率を算出しなかった企業】▽イーベスト
【売上高にリアル店舗分が含まれている企業】▽ジュピターショップチャンネル▽山田養蜂場▽カタログハウス▽ライトアップショッピングクラブ▽グランマルシェ
【その他】▽ジュピターショップチャンネルはテレビ通販にネット通販、カタログ通販分を含む▽セシールはカタログ通販にテレビ通販分を含む▽ディノスはネット通販にテレビ通販とカタログ通販の一部が重複して含まれている▽フェリシモはカタログ通販にネット通販分を含む▽サントリーウエルネスの2008年度の売上高はサントリーの健康食品のみの数字▽オークローンマーケティングはテレビ通販にネット通販、カタログ通販分を含む▽山田養蜂場はカタログ通販にネット通販、テレビ通販分を含む▽カタログハウスはカタログ通販にネット通販分を含む▽ファミマ・ドット・コムは売上高に店舗端末Famiポートの売り上げを含む。ネット通販にカタログ通販分を含む▽セブンアンドワイは売上高にホームページ事業、インターネット広告事業分を含む▽ユニクロは売上高にチームオーダー分を含む▽ドクターシーラボはカタログ通販にテレビ通販分を含む▽スタートトゥデイは売上高に受託販売手数料を含む▽テレビ朝日は売上高にコンテンツ配信を含まない▽森下仁丹はカタログ通販にネット通販分を含む▽ソフトクリエイトは2009年5月に特価COMへネット通販事業を譲渡
〈インターネット予約〉
【社名変更】▽ローソンエンターメディアは2009年7月にローソンチケットから社名変更
【その他】▽ローソンエンターメディアは取扱高に店舗端末Loppi等の売上高を含む▽ぴあは取扱高に提携コンビニエンスストアのMMK端末の売上高を含む▽エイチ・アイ・エスの取扱高は海外旅行のみの数字
【回答を得られなかった主な企業】▽健康家族▽ノジマ▽デジタルダイレクト▽ブランディング▽アマゾンジャパン▽アップルジャパン▽ディーエイチシー▽ヤマダ電機▽QVCジャパン

eショップ・通信販売調査――総合売上高ランキング、成長鈍化鮮明に、3年連続縮小

2009/10/21, , 日経MJ(流通新聞)

 3年連続で縮小 家電・PCは好調
 2008年度の回答企業262社の売上高合計は2兆2254億円。前年との比較ができる252社に絞ると伸び率は3・9%で、前回調査時の伸び率に比べると1・7ポイント縮小した。縮小は3年連続。コンテンツ配信以外の全部門で伸びが鈍化し、カタログ通販はマイナスという構図は前回と同様だった。店舗を構える物販業に比べれば拡大傾向ではあるものの、成長スピードの鈍化が明白になってきた。
 総合ランキング上位に、前年度比で売り上げを落とした企業が目立つのが今回の特徴だ。上位10社の顔ぶれは前回と同じだったが、売上高が前年度比プラスだったのは10社中わずか3社。マイナスの中には2ケタ減もあるなど、知名度の高い通販企業でも苦戦を強いられる様子が浮かび上がった。トップ10で増収企業は前々回調査では8社だったが、前回は6社。年々市況が厳しくなっていることを示している。
 商品分野別に見ると、成長を支えているのは「家電・PC」だった。北京オリンピックで地上デジタル放送対応テレビへの関心が高まったことを背景に、家電を主要取扱商品とする企業の売上高は、平均で14・4%という高い伸びを記録した。ビックカメラやアベルネットなどが高い伸長率で順位を上げた。
 「書籍・エンターテインメント」(11・2%増)、「食料品」(10・1%増)の取扱店も健闘。たらこやカニなどを扱う優生活は売上高を前年度比2・5倍に伸ばし、売上高伸び率のトップに躍り出た。健康食品のサントリーウエルネスは広告宣伝を増やし、37・5%の大幅増収。総合ランキングで12位とランクを5つ上げた。消費低迷の影響を受け「衣料品」と「装飾・服飾雑貨」はマイナスだった。
 物販に比べ、コンテンツ配信は勢いを持続している。売上高は9・3%増と、2年続けて伸び率が高くなった。部門首位のエムティーアイの売上高は19・5%増、2位のドワンゴは10・4%増。利益でも、物販では減益となる部門が多い中、コンテンツ配信を主力事業としている企業では、07年度との比較可能な8社の営業利益が30・7%増と高い成長を示した。
 ネット予約部門は、上位10社がすべて増収だった。1、2位の全日本空輸、日本航空は伸び率は小さかったが、3位以下は10%前後の伸びが続いており、今後も成長する可能性がある。

eショップ・通信販売調査――カタログ、光明見いだせず、ネット通販に力

2009/10/21, , 日経MJ(流通新聞)

 競争激化招く
首位ベルーナ11%減 千趣会(ベルメゾン)も1.5%減
 カタログ通販71社の2008年度の売上高は7309億円だった。比較可能な70社の売上高は前年度比2・0%減で、7年連続の減少となった。印刷用紙代の高止まりが収益を圧迫した前年度に比べ下落幅は小さくなった。ただ消費不振も響きカタログ通販市場の縮小は止まらない。各社はネット通販へのシフトを加速しているが、他の参入企業との顧客獲得競争も激化しつつあり、逆風となったようだ。
 08年度はカタログ通販上位10社中、過半数の6社が減益となった。1位のベルーナの売上高は前年度比11・6%減の843億1500万円。雑貨など回転率の高い商品を増やし、収益改善を進める意向だ。
 2位の千趣会も1・5%のマイナス。原因を「ユニクロやニトリなどの低価格戦略に対応が遅れたこと」と分析。秋冬号のカタログでは従来より20%ほど価格の低い衣料品や大型家具の掲載を増やした。
 一方で4位のジャパネットたかたはカタログやチラシ、新聞掲載による売り上げを合わせると前年度比17・7%増と2ケタ成長を見せた。テレビ通販番組やホームページなどを組み合わせて、認知度を上げカタログ販売増につなげるなど、多様な媒体を戦略的に活用するメディアミックスの成否が今後、通販各社の業績を左右しそうだ。
 カタログ通販の受注方法についてたずねた調査では、全体に占める「電話による注文」は48・2%と、初めて5割を切った。対照的に「ホームページ経由の注文」は前回より4・7ポイント高い21・2%だった。「カタログを見てネットで注文」という購入方式が特に若年層の消費者の間で定着しつつある。
 09年度のカタログに関しては14・1%の企業が発行する冊子の種類を増やすと回答、種類を減らすと答えた企業を約4ポイント上回った。年齢や性別、趣味などでターゲットを細分化し個別にカタログを発行する企業と、発行数を絞ってネットに軸を移しコスト削減をはかる企業に二極化している。消費者のカタログ離れを食い止める施策を打ち出せるか否かが今後の明暗を分けそうだ。

eショップ・通信販売調査、最安値ネットに次々、携帯けん引13%増

2009/10/21, , 日経MJ(流通新聞)

 客単価低下 全体の4割 メルマガ活用1日100件 カカクコム利用1988万人
 日経MJがまとめた2009年版「eショップ・通信販売調査」で、08年度の通信販売の総合売上高(前年と比較可能な252社)は07年度に比べて3・9%増加した。主要小売業が軒並み前年より売上高を落とす中、部門別でインターネット通販が12・4%増、このうち携帯電話通販が13・2%増と成長が続いている。ただ全体の伸び率は3期連続で縮小、上位企業の苦戦も目立つ。消費低迷下の数少ない成長市場には大手小売業などの参入が相次ぎ、節約志向の高まりや価格比較が容易な環境を背景に価格競争が一段と激化している。(調査の詳細2~4面に)
 千葉県八千代市の主婦、渡辺稔子さん(37)は、ネットをフル稼働して商品価格を確認するのが日課だ。特売商品やセール情報など携帯電話に届くメールマガジンは一日100件以上。通販サイトや価格比較サイト、チラシ情報配信サービスも活用し、ネット内はもちろん、実店舗も見比べて最安値でゲットする。
 粉ミルクやおむつなどベビー用品から、菓子、コンタクトレンズ、医薬品や家電まで、チェックする商品は幅広い。「ベビーサークル(赤ちゃん用の安全柵)は1セット約7000円と、店頭の半額以下で買えた。1円でも安く買いたい」
 価格比較が容易なのがネット通販の特徴。これが引き下げ圧力になり、実店舗より価格水準がそもそも低いが、一段の値下げが進行している。今回調査でもパソコンを使った通販の平均客単価は、昨年に比べ約500円低下。ネット通販の価格形成に、消費不振が色濃く反映してきた。
 価格比較サイト「価格・com」の9月の利用者数は1988万人と、前年同月比35%増。「昨秋のリーマン・ショック以降、消費者が、価格により敏感になった」(カカクコム)。商品ジャンル別では「フード・ドリンク」の利用者数は3・4倍(9月、前年同月比)と突出。「単価の安い日常的なモノの価格まで少しでも安く買いたい消費者が増えている」(同社)
 「もっと安いサイトがあったら教えてください。同じ価格まで下げます」――。ネットプライスドットコムが、同社の通販サイト内で今年3月末に始めた「最低価格保証」。掲示板で投稿を受け付け、同社で確認できたら値段を下げる。
 開始から6カ月で価格情報について85件の投稿があり、48商品について指摘通り他サイトが安いことを確認、価格を下げた。9429円で発売したパナソニックのワキ専用美容機器「光エステ」は、8550円に値下げした。
 楽天は、ネットモール「楽天市場」内に今年3月、「発掘!激安『訳あり』アイテム特集」のコーナーを開設した。形が不均一だったり、余りや切れ端だったりといった理由で価格の安い食品などを掲載している。「箱のつぶれた家電や化粧品など、単価が高くて安さを実感できる商品が人気。10月のサイト閲覧数は、開設当初と比べて6割は増えた」(楽天)
 生鮮食品などを扱うネットスーパーでは、イオンやイトーヨーカ堂など大手小売店が値ごろ感の訴求に一段と力を入れている。ディスカウントスーパーのロヂャースは39円コーラなどを品ぞろえし、「ネット通販最安値に挑戦!」と掲げて安値競争を仕掛ける。
 今回の日経調査で「08年度に一部の商品で値下げを実施した」という企業は52・6%と過半数を占め、「すべての商品で値下げした」企業も1・4%あった。07年度と比べて商品単価が低下したと42%が回答し、「10%以上」単価が下がった企業も約12%いた。安値競争と節約志向の波は、ネット通販市場も巻き込み勢いを増している。

経済指標で読む企業業績(6)広告代理店の売上高(目からウロコの投資塾)

2009/10/21, , 日本経済新聞

 民放の業績に影響大
 テレビ番組の前後に流れる企業のコマーシャル(CM)。民間放送局各社にとって、CM放映で受け取る放送収入は主要な収入源で、業績を大きく左右する。CM枠の販売や制作を手がける広告代理店が毎月発表する売上高は、放送局の業績を占うヒントになる。
 広告代理店大手の電通と博報堂DYホールディングスは毎月上旬、その前の月の月次売上高の実績を媒体別に公表する。電通と博報堂DYのテレビ向け売上高は4~9月合計で4715億円と、前年同期を13%下回った。景気悪化で企業が広告宣伝費を絞っているうえ、テレビはインターネットや携帯電話向け広告に押されるという構造要因もある。
 こうした環境を受けて、在京民放キー局5社の10年3月期見通しは、連結対象に通販のセシールを加えたフジ・メディア・ホールディングスを除いて4社が減収。最終赤字を計上する東京放送(TBS)ホールディングスを筆頭に、損益面で厳しい状況が続く。
 業績を見通すうえで、ほぼ毎月行われる各社社長の記者会見も参考になる。広告営業の状況、映画やイベントの集客度合いについて新聞やネットで報じられている。
 日本テレビ放送網は9月の記者会見で、(番組の間に流す)スポット広告が9月は前年を上回ったことを明らかにして、細川知正社長は「下げ止まったという意味では手応えを感じている」と話した。
 ただ全般的には、放送収入の行方は厳しいとの見方が多い。テレビ朝日は6日、放送収入の落ち込みなどで、業績見通しを下方修正した。広告代理店のテレビ向け売上高が一段と減るようだと、民放局の業績もさらに悪化する可能性がある。

ベルーナ、9月連結売上高9%減…カタログ事業は5%減

ベルーナが10月16日に発表した、9月の売上高によると、連結売上高は前年同月比9・0%減となった。

 内訳をみると、カタログ事業が同5・1%減、単品通販事業は同16・6%減、A・F事業は同33・6%減、BOT事業は28・3%増、プロパティ事業は同16・6%減。

 事業別では、カタログ事業の衣料品は同0・6%増、家庭用品は同10・0%減、身の回り・趣味用品は同6・4%減、手数料は17・9%減。

 事業別の動向として、カタログ事業では衣料品のインナーやスーツが前年を下回ったが、エリアウェアやセーター、コートなどが前年を上回った。家庭用品では、主力の家具が大幅減となったが、台所用品やインテリアは大幅増。身の回り・趣味用品はジュエリー類が大幅減となった。

 単品通販事業では、海外子会社2社は事業撤退に伴い、売り上げはほぼ無くなる。リフレは大幅増。

2009年10月20日火曜日

ニッセンが新メディア事業、書店でデジタルサイネージを展開

 ニッセンホールディングスの子会社ニッセンは10月19日、日本出版販売と提携し、10月21日から書店店舗に高機能デジタルサイネージ「ほんやチャンネル」を設置し、新たなメディア事業を展開すると発表した。

 「ほんやチャンネル」は、雑誌を中心とした書籍・コミック・DVD・CDなど、書店で取り扱う商品の広告、店舗で行うフェアやイベント情報、週間ランキング、天気予報などをオンラインネットワーク経由で配信・放送する端末。

 まずは試験期間として、日本出版販売によるwww.project参加店で推進している、店舗強化対策「パワーレイアウト」の契約店50店で、10月21日から3カ月間のテストランを実施。その後、テスト結果を踏まえ、新規設置拠点ネットワークの拡大を図る

セシール、郵便事業に解決金2100万円支払いへ…郵便不正問題

 セシールは10月16日、郵便事業に対して、低料第三種郵便物の不適正利用に伴う未払郵便料金について、10月30日までに正規郵便料金の未払金見合額を解決金として支払うことで合意したと発表した。

 セシールは、2006年11月から2007年5月に、低料第三種郵便物を不適正に利用していた事実が判明し、正規郵便料金との差額の返還を郵便事業に提案し協議していた。

 解決金の支払に伴い、2010年3月期において約2100万円を解決金として、特別損失に計上する予定。

 なお、通期の連結と個別業績予想に与える影響については、現在精査中で、必要性が生じた場合に速やかに開示する。

2009年10月19日月曜日

ニッセンHDの事業再構築計画、経産省が認定

 経済産業省は、ニッセンホールディングスから提出された事業再構築計画について、平成21年10月14日付けで認定を行った。

 この計画により、ニッセンホールディングスの子会社ニッセンプレミアムに、18億5000万円を増資して財務改善を行い、ニッセンプレミアムを同じく子会社のニッセンへ12月21日に吸収合併する。

 事業再構築の実施時期は、2009年10月から2012年12月。生産性の向上を目指し、従業員1人当たり付加価値額を17%向上させるほか、従業員を622人から670人(新規採用53名)に増強。財務面では、有利子負債をキャッシュフロー10倍以内とし、経常収支比率100%以上を目指す。

 また、事業革新として、着物主体のカタログコンセプトを全面的に見直し、総合的に「和」を提案する内容とし、カタログやインターネットサイトを構築。商品の企画や選定は自社で行いつつ、デザインアパレル・家具などの企画について、全国各地の優れた技術や人材の発掘を目的としたデザイン公募も予定している。

 2012年度に、ニッセンの売上シェアの1・5%を目指す。

人員投入システム――ランズエンド、電話応対柔軟に(eリテール消費を動かす)

2009/10/19, , 日経MJ(流通新聞)

 他業務担当者も随時応援
 衣料品通販の日本ランズエンド(横浜市)の電話注文への対応は、他社のコールセンターと一風違う。「ご注文を承ります」。受注作業でてんてこ舞いのオペレーターに替わって受話器を取ったのは、FAXや受注の処理部隊で事務をしていた従業員だ。注文が作業中のオペレーターの処理能力を超えても、職場全体で柔軟に整然と対応できる秘訣は独自開発した人員投入システムにある。
 コールセンター統括者が、オペレーターが足りないと判断すると、通常は事務などをしている応援要員のパソコン画面に「赤棒」を表示する。シフト外の人員はこの、赤棒を見たら臨機応変にサポートにまわる。簡単な仕掛けながら適宜、人員の最適化がはかられている。
 ランズエンドでは、この赤棒システムをイントラネットに2007年に盛り込んだ。多くの企業ではイントラネットの設計、構築を外部の専門企業などに任せるが、ランズエンドでは、顧客や取引先の電話に対応するカスタマーサービス部所属の従業員、山口和之氏(30)が手掛けた。「何が問題なのかを最も理解している従業員こそ最も適切なシステムを作れる」と、通常業務の合間に企画、開発した。
 緊急時に他の担当に応援を頼む「赤棒」システムは、現場の声を生かした様々な工夫のなかの一つ。同機能の追加で、人が足りず出られなかった電話の割合は2008年度には前年の4分の1程度である0・7%まで低下した。オペレーターは「ワン切り(1回だけ呼び出し音を鳴らしてすぐ切る電話)以外のすべてに応えられる」と自信をみせ、顧客からも「待ち時間が短くて快適」と高い評価を受けている。
 独自イントラネットには、よくある質問に対応するための情報を、オペレーター全員が社内で共有する機能も盛り込んだ。「カタログに書いてあるパインってどんな色?」などの問い合わせに、経験の浅いオペレーターでも短時間で適切な回答をできるようになった。対応の良さが受け、パソコンで同社の通販サイトを見ながら、ネットを使わず電話で申し込む顧客も多いという。
 もともとは商品やキャンペーン資料の整理や更新の手間を省くため、2005年に作ったシステム。毎日のように寄せられるオペレーターの要望や指摘に応えて、機能を追加していった。
 イントラネット導入時には、ベテランオペレーターに「新しく操作を覚えるのは面倒」と一蹴(いっしゅう)されかけた。開発陣はポップな絵柄を採用したり、見やすい画面構成にしたりして、作業効率向上を訴え、使う社員の関心を引き付けてきた。
 外部にシステム発注をしないので開発費はゼロに近いが、プログラムに問題があれば担当者が自分の業務と並行しながら休み返上で直さなければならないのが欠点。システムを運用する人材育成が今後の課題だ。
 逆に現場の反応を毎日じかに見られ、即座にシステムを修正できるのが何よりの利点。今後も日々寄せられる現場の意見や指摘を生かして機能改善を続けたいと山口氏は意気込む。
 今後導入を検討しているのが、携帯電話を利用した追加勤務募集や、個々のオペレーターごとの画面カスタマイズなどの機能。さらにスムーズな電話対応でファンの囲い込みをはかる。
ここが新しい
顧客からの電話応対に部署の壁を超え柔軟かつ即時に社員を投入できる。「コンタクトセンター・アワード2009」で最優秀テクノロジー賞受賞。

2009年10月18日日曜日

ニッセン、書店に電子看板設置、書籍・化粧品を広告、5年で1500店に

2009/10/18, , 日本経済新聞

 カタログ通販のニッセンホールディングスは出版取次大手の日本出版販売と組み、書店で電子看板を利用した広告事業に参入する。書籍のほか化粧品や飲食店などの広告を配信する。21日からまず首都圏50店舗で始め、5年後に全国1500店舗に拡大、年間15億円の広告収入を目指す。
 液晶ディスプレーや発光ダイオード(LED)の文字スクロール画面を搭載した電子看板を書店内や店頭に設置。書籍を中心に昼間は主婦、夜は会社帰りのビジネスマン向けなど時間帯に応じて広告を配信する。
 ニッセンは出版社や飲食店などの広告主から広告料を受け取る一方、日販を通じて書店に看板設置料を支払う。日販は書籍の売り上げデータから広告効果を分析して広告主に提供する。
 非接触IC技術「フェリカ」を搭載した携帯電話を活用し、来店時に電子看板にタッチすればポイントがたまる仕組みも導入。ポイントが一定以上になればニッセンの通販に使える金券と交換できるようにし、通販事業との相乗効果を狙う。
 日販の取引先の書店だけでなく、ニッセンの通販カタログを置いている書店にも電子看板を設置していく方針。ニッセンのカタログを置く書店は全国に約3万店あり、書店とのネットワークを広告事業に活用する。

2009年10月16日金曜日

通販企業の8月総売上高、0・2%増の145億円…通販協会

 社団法人日本通信販売協会は10月14日、同協会の理事社・監事社と有力通販企業計131社を対象に、2009年8月度の売上高調査を行った。

 8月度の総売上高(131社)は、前年同月比0・2%増の1045億7600万円。

 伸び率を商品別でみると、衣料品は同5・1%減の196億500万円、家庭用品は同4・6%減の161億9600万円、雑貨は同3・6%増の454億1600万円、食料品は同7・1%増の180億6300万円、通信教育・サービスは同12・5%減の23億9200万円となった。

 雑貨の伸び率は今年度調査開始(4月度)以来初めてのプラスとなり、食料品は先月度より増加幅が拡大した。

 なお、8月度の1社あたりの平均受注件数は、6万9164件(回答101社)だった。

エンジェリーベ子会社の事業譲り受け、スクロールが解約

 スクロールは10月13日、エンジェリーベの子会社であるエンジェリーベP&Nのナース向けカタログ「PURE NURSE」事業の譲り受けに関する、基本契約書の解約を決定したと発表した。

 同社は、エンジェリーベ社とその子会社であるP&N社と、平成21年9月14日に同カタログ譲り受けの基本合意書を締結し、検討を重ねてきた。

 しかし、諸条件が調わないことなどから、話し合いの結果、解約を決定した。本件による今後の連結業績に与える影響はない。

ニッセン、ペット用品、4割安く、人間向けと素材を共用――専門の通販サイト

2009/10/16, , 日経MJ(流通新聞)

 通販大手のニッセンホールディングスは16日、ペット用品専門の通販サイトを開設する。同社の得意とする衣料品やインテリア部門と素材を共同仕入れするほか、既存の生産工程を生かし、他店のペット用品に比べ4割程度安い価格で商品を提供。成長分野のペット商品市場を開拓したい考えで、3年後に20億円の売り上げを目指す。
 開設するサイト名称は「パウズスタイル」。ニッセンのプライベートブランド(PB=自主企画)として生産販売する。人間用の衣料品や家具に使用する素材をペット用品にも用いることで仕入れコストを減らし、他社製品と比べ3分の1~10分の1ほどの価格で提供する。犬や猫用の服、ベッドなど幅広いPB商品を開発する。
 価格は、通常3000円を超える犬用の衣料品を690~990円、1万円程度するベッド類を1000円前後に設定。取扱商品も徐々に拡充し、ペットフードなども売る予定だ。
 同社は、ペットのフォトコンテストなどをはじめとした飼い主向けコミュニティー機能の追加も検討している。

2009年10月15日木曜日

イマージュHD 衣料品販売で提携模索、8月中間は黒字転換

2009年10月15日
通販新聞

 イマージュホールディングスは、衣料品販売で外部企業との提携を目指す。2009年8月中間の連結業績は、通信販売事業の採算改善などにより、利益面で当初の予想を上回ったものの、衣料品カタログでは個人消費低迷の影響を受け、一人あたりの購入単価の低下が顕著となっており、下期は販売効率の悪い顧客へのカタログ配布を取りやめる方針。今後はネット販売へ注力するほか、会員を保有するネット企業などと組むことで、販路を広げたい考えだ。

 客単価の低下傾向が長期間続いていることもあり、提携による販路拡大を狙う。提携する企業に関しては「通販企業に限らず模索したい」(明賀正一取締役)としている。

 カタログ部数を削減することや、秋冬カタログの立ち上がりが弱含みなこともあり、2010年2月期の連結売上高は従来予想を15億円下回る前期比27.4%減の190億円と予想している。

 営業利益と経常利益は据え置いているものの、当期純損失は店舗販売事業撤退による追加損失が発生しない見込みとなったことから、従来予想を5,000万円上回る5億円の黒字(前年同期は28億1,000万円の赤字)を予想する。

 2009年8月中間の連結業績は、営業損益が4億400万円の黒字(前年同期は4億1,000万円の赤字)となった。店舗販売事業から撤退したことで黒字に転換。従来の予想を1億5,400万円上回った。一方、売上高は通信販売事業が計画通りに推移したものの、店舗から撤退したことで前年同期比27.9%減の90億8,400万円だった。

 経常損益は3億5,600万円の黒字(前年同期は4億3,500万円の赤字)。当期純損益は、投資有価証券売却益1億円と南保正義前社長が役員退職慰労金を辞退したことによる債務免除益1億9,700万円を特別利益として計上したことで、3億7,000万円の黒字(同17億3,600万円の赤字)となった。

 通信販売事業の売上高は前年同期比12.1%減の88億6,700万円。衣料品カタログの購入単価が低下したほか、化粧品の売上高も前年をわずかに下回った。営業利益は単価の低下による配送費負担の上昇や、安売り商品の販売比率が高まり利益率が低下したことなどにより、5億9,700万円(同26.7%減)となった。

ニッセンホールディングス、産業再生法の適用認定

2009/10/15, , 日本経済新聞

 経済産業省は14日、ニッセンホールディングスを産業活力再生特別措置法(産業再生法)の適用対象に認定したと発表した。同社は100%子会社のニッセンプレミアムの増資を引き受けた後、ニッセンプレミアムを同じく子会社のニッセンと合併させる。合併で新商品の売り上げ拡大や、共通業務の集約化や効率化を目指す。

2009年10月14日水曜日

ニッセン、ペットアイテムを集めた専門サイト開設へ

 ニッセンは10月13日、同社が運営するECサイト「ニッセンのオンラインショップ」内に、ペットの服や雑貨を中心としたペットアイテムを集めたサイト「Paw‘s Style」を10月16日にオープンすると発表した。

 同社は、ペット用品市場がいまだに高価であることに着目。「ペットとペットオーナーのために、服や雑貨を中心としたペットアイテムをお買い得に」をコンセプトとして、アパレルやインテリア分野で築いた生産ノウハウを生かし、ペット向け商材のPB商品を開発。インテリアの人気商品と生地を共通化することで、コストダウンを図った。

商品の一例として、質の高いマイクロファイバー生地を使用し、中綿量にもボリュームを持たせたベッドを12色(890円~)や、フリースパーカー(690円)などがある。

 オープン時はアパレル100点、雑貨・消耗品類150点を販売。中心価格はアパレルが690円から990円、ベッド類は1000円前後、消耗品は3000円から5000円。

■ 「Paw‘s Style」(http://www.nissen.jp/pet/)10月16日から

DeNAとワールドが提携、アパレル特化のBtoBサイト開設へ

 インターネット上のサービスを提供するディー・エヌ・エー(以下、DeNA)は10月13日、総合アパレルメーカーのワールドと業務提携し、2010年1月末、アパレルに特化したBtoBマーケットプレイス「バイヤーズクラブ」を開設すると発表した。

 「バイヤーズクラブ」では、DeNAのネット運営力とシステム開発技術力、ワールドが実店舗の卸ビジネスで培ったマーケット対応力を生かし、バイヤー、サプライヤーのニーズに対応した効率的な展開を目指す。

 これを機に、ワールドは昨年スタートさせたBtoBサイト「W-WIN」を発展的に解消し、「バイヤーズクラブ」への移行を実施。

 また、DeNAが運営する「ネッシー」サイトから、アパレルに特化した商材を求める会員が「バイヤーズクラブ」へ移行することも想定。多様化するマーケットニーズに応じた独自のブランド開発も含め、質・量ともに充実したアパレル商材を提供していく。

セシール、機能性衣料品「スマートヒート」をDCM店舗で販売

セシールは10月12日、DCM Japanホールディングスとの共同企画として、DCMホールディングスのカーマ、ダイキ、ホーマックの全国438店舗で、セシールの機能性衣料品「スマートヒート」の販売を開始した。

 両社は4月より、セシールのライフグッズ商品(タオル・カーテンなど)をDCMホールディングスの店舗に卸売りし、仕入れた店舗が販売を行うという仕組みで、共同企画を開始。7月からはインナー商品(肌着・靴下・パンティストッキングなど)を、9月からは発熱毛布「HOT TEX」や「裏フリースデニムパンツ」などの防寒衣料を販売している。

 「スマートヒート」は、「薄い・軽い・暖かい」をコンセプトにした機能性衣料品で、セシールが9月1日から販売を開始。発熱性、保温性、伸縮性に優れ、肩部分にブラのストラップがズレない工夫や、ローライズのボトムスでも背中が見えない「ボディブリファー」など、細かい工夫を施している。サイズはSから5Lの幅広いサイズで展開し、価格は990円(税込)から。

閲覧はブログ、情報発信はSNS、ツイッター認知度は4割…GABA調査

英会話スクールを運営するGABAは10月13日、「Twitterに関する利用実態調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)で実施した。

 調査は9月18日から9月23日に行い、1000人の有効サンプルを集計。調査対象者は、仕事で英語を使用した経験者のある20代から50代の男女有職者。

 調査によると、「閲覧したことがあるネットサービス」(複数回答)では、「ブログ」63・5%、「動画投稿サイト」60・7%、「SNS」55・7%、「ミニブログ」8・7%、Second Life3・1%。

 「情報発信をしたことがあるネットサービス」は、「SNS」41・2%、「ブログ」28・2%、「動画投稿サイト」6・2%、「ミニブログ)」4・5%、Second Life1・7%となり、閲覧と情報発信の使い分けがされていることが分かった。

 また、世界中のネットユーザーが何気ない出来事を短い言葉で投稿するコミュニケーション・サービス「Twitter」の認知率は、男女同率で4割。登録率は、20代30代が2・6%、40代50代5・0%。性別では男性4・2%、女性2・7%だった。

 このうち「見てるだけ」と答えた人は、20代30代で9・9%、40代50代5・5%。「Twitter英語版の閲覧で英語力が磨かれた」と答えた人は、65・1%だった。

最初の嘘

世の中には5つの嘘があるそうです。

順番に話をしていきます。

まず1番目の嘘は「言葉」です。

口に虚しいと書いて嘘という漢字になりますが
口から出る虚しいものとは言葉です。
言葉がなぜ虚しいのかって?

なぜなら言葉は「何か」を表すために使われるものであって
「何か」そのものではないからです。

その指し示す「何か」が真なのであれば、
言葉は常に虚でしかありえません。

これが嘘の正体です。

「本当のことを言え!」

というのは所詮無理な注文だということです。

嘘をベースにした言葉との付き合い方が求められます。

スクロール、看護師向け通販、買収を白紙撤回

2009/10/14, , 日本経済新聞

 通信販売のスクロール(旧ムトウ)は、看護師向け通販を手掛けるエンジェリーベP&N(P&N、横浜市)の事業買収を白紙撤回した。13日、P&Nとその親会社でマタニティー用品通販のエンジェリーベの3社で交わした基本合意書を解約すると発表した。エンジェリーベ側と買収条件で合意できなかったという。
 基本合意書は9月14日付で締結。スクロールはP&Nの通販事業「ピュアナース」を買収して、11月上旬から白衣や聴診器など看護師向け用品の通販に参入する予定だった。
 P&Nの2009年5月期の売上高は7億7000万円弱で、看護師向け通販4位。エンジェリーベによると、ピュアナース事業は現状のまま継続するという。

DCM、セシールと連携拡大、機能性肌着、全店の9割で

2009/10/14, , 日経MJ(流通新聞)

 ホームセンター最大手のDCM Japanホールディングスは、通信販売大手セシールの機能性肌着を全店の9割にあたる438店で売り出した。春から一部店舗でセシールの肌着などを集めた専用の売り場を設ける試みを始めたが、機能性肌着は需要が大きいとみて、販売店を広げる。
 扱うのはセシールが9月に発売した吸湿発熱性に優れた肌着「スマートヒート」。高機能肌着は昨年、ユニクロの「ヒートテック」で話題を呼び、今年はイオンやユニー、カインズなど競合も同種のプライベートブランド(PB=自主企画)の販売に注力している。このため、一部の専門業態を除くほぼ全店で売り出す。
 DCMは4月からセシールと組んで、インテリア用品と肌着などの衣料品で専用売り場を設け、販促を進めてきた。今後も取引や売り場作りで連携していく。

通販大手のフェリシモ、営業利益・経常利益が半減

2009/10/14, , ファインドスター

 通販大手のフェリシモが2010年2月期第2四半期の決算を発表。
 業績は、売上高が237億4500万円(前年同期比10.8%減)、営業利益が9億5300万円(53.0%減)、経常利益9億9500万円(52.7%減)、当期利益3億5300万円(68.2%減)となった。
 新規顧客と購入履歴の浅い顧客の定着率が低下したため、全体顧客数が減少した。
 また、顧客単価も低下。
 各事業ブランドの状況は、生活雑貨カタログ「kraso」や環境配慮型の生活用品を扱った「ecolo」など生活雑貨を扱うブランドの売上高が堅調に推移。
 しかし、20代後半から30代の女性向けファッションカタログ「iedit」、こども服を中心に扱ったカタログ「ano:ne」など衣料品を取扱うブランドが、全体的に前年同期比で売上減となった。
 利益面では出荷件数の減少、商品の充足率の改善による別便での配送数の減少などで出荷に関するコストは抑制でき、またカタログ配布方式やプロモーション政策を見直したことで広告費が減少し、販売費・一般管理費は116億4000万円(5.3%減)となったが、営業利益、経常利益は半減。

2009年10月13日火曜日

イマージュ、10年2月期は黒字転換予想

2009/10/13 07:39

 イマージュホールディングス <9947> は25日移動平均線(8日時点で217円)に接近しており、今後は値ごろ感に注目した買いが期待できそうだ。
 7日に発表した09年8月中間期(3−8月)の連結経常利益は3億5600万円と、前回予想の2億円(期初予想は1億円、前年同期は4億3500万円の赤字)を上回った。会社側は「衣料品系カタログ、化粧品事業の採算が計画以上だった。下期は、化粧品事業は堅調に推移する見込みだが、衣料品系は厳しく見積もっている」(明賀正一取締役)と話す。このため、通期予想の経常損益7億5000万円の黒字(前期実績は1億5600万円の赤字)は据え置いた。
 一方、今期も無配を継続する予定だが、予想PER6倍台、PBR0.7倍台は割安で、突っ込み場面は見直し余地が大きそうだ。
 9日終値は9円安の222円。
提供:モーニングスター社

2009年10月9日金曜日

オルビスが中国に本格進出、中・高所得者向けの店舗を展開

オルビスは10月6日、北京オルビスによる中国事業を、今秋より本格的に展開すると発表した。

 同社は、2007年に中国市場の調査を開始し、2008年9月に北京奥蜜思商貿(北京)を設立。2009年6月に第1号店として北京来福士(ラッフルズシティ)店を、また7月に第2号店・北京西単大悦城(ダイエツジョウ)店をオープンした。

 10月15日には、第3号店・北京欧美匯購物中心(ECモール)店のオープンが決まっている。

 今後の事業展開としては、20~30代の中・高所得者層をメインターゲットに、北京や上海など、購買力のある重点都市で店舗を展開。全店舗にVIPシート(5~6人座れるソファ席)を設け、カウンセリングを中心とした販売を実施する。

 また取り扱い商品は、オルビスのメイン商品でもあるスキンケアシリーズを中心に、スペシャルケア品、メイク品を販売。2010年には中国国内14店舗体制を目指し、通信販売も視野に入れた事業展開を予定している。

イマージュHD、売上高27%減の90億円…通販事業も不振

イマージュホールディングスは10月7日、2010年2月期第2四半期決算短信を発表した。

 売上高は前年同期比27・9%減の90億8400万円、営業利益は4億400万円(昨年は4億1000万円の損失)、経常利益は3億5600万円(同4億3500万円の損失)、四半期純利益は3億7000万円(同17億3600万円)となった。

 通信販売事業では、衣料品系カタログで1件あたりの購入単価が低下傾向となったことや、化粧品の売上高が前年同期をわずかに下回ったことなどから、前年同期比12・1%減の88億6700万円となった。

 損益面では、化粧品事業の採算が比較的堅調に推移した一方、衣料品系カタログにおいて1件当たりの購入単価が低下し配送費などの変動比率が上昇したこと、またバーゲン商品販売の構成比が高まり売上総利益率が低下したことなどから、営業利益は同26・7%減の5億9700万円となった。

 また同社は、2010年2月期の連結業績予想(通期)を修正。売上高が190億円(予想は205億円)、営業利益が8億円、経常利益が7億5000万円、当期純利益が5億円(同4億5000万円)とした。

オルビス、中国市場に本格参入、現法設立、来年14店舗体制に

2009/10/09, , 日経産業新聞

 ポーラ・オルビスホールディングス傘下のオルビス(東京・品川)は8日、中国市場に本格参入すると発表した。現地法人を設立し、「アクアフォース」など主力スキンケアを高所得者層中心に売り込む。ショッピングセンターに出店し、2010年に14店舗体制にする計画。購買力の向上で化粧品市場の成長が見込める中国事業を強化して増収につなげる。
 このほど現地の投資会社と合弁で、海外法人「北京奥蜜思商貿」(北京市)を設立した。資本金は約4億円。
 店舗には5人程度が座れるソファを設けて、接客販売をする。油分を使わないブランドの特徴を現地の消費者に理解してもらえるようにした。扱い品目は40品目で、中心価格は日本よりも約6割高い5000円前後。
 今後は電話やインターネットによる通信販売も始め、10年度の売上高は4億円(国内売上高は約500億円)を目指す。
 同社は6月から試験的に北京市内に2店舗を出店。販売好調のため、本格展開に踏み切ることにした。
 同社の調べでは、現在、1兆4000億円ある中国の化粧品の市場規模(出荷額ベース)は11年に2兆2600億円まで拡大する見込み。

ファンケル――アジア事業拡大を好感(注目株を斬る)

2009/10/09, , 日本経済新聞

 ファンケル株が堅調だ。8月25日に中国の販売代理店と資本提携し、アジアの化粧品事業を広げると発表したことが買い材料。中国や東南アジアでの業績拡大に対する期待感から、国内外の機関投資家の買いで10月7日には1495円の年初来高値を付けた。
 同社は9月に代理店のファンタスティックナチュラルコスメティクス(FNL)など2社の株式のそれぞれ40%を、合計約98億円で取得した。2社を連結対象とすることで、2010年3月期は売上高が76億円、営業利益が12億円上乗せされる見通しだ。
 同社では11年3月期以降も、中国や香港を中心としたアジア地域での事業が順調に拡大するとみている。野村証券は目標株価を1700円と設定。「ファンケルの商品は中国で人気が高く、国内のニッチ企業から、アジアの成長銘柄へと前向きな評価になった」(繁村京一郎シニアアナリスト)と強気の見方だ。
 ただ、競争激化で栄養補助食品事業が伸び悩んでいるほか、黒字転換を目指す発芽玄米事業も苦戦が続いている。予想株価収益率(PER)は28倍と、業界上位のユニ・チャームと同水準で、指標面からの割安感は乏しい。株式取得発表から年初来高値までの上昇率は3割近く。26週移動平均からの乖離(かいり)率は21%と、株価の割高感を指摘する声もある。

2009年10月8日木曜日

2008年機能性化粧品市場、0・1%増の1兆6857億円

 総合マーケティングビジネスの富士経済は10月7日、モイスチャー、アンチエイジング、ホワイトニングなどの機能を訴求した「機能性化粧品」の国内市場を調査し、その結果を報告書「機能性化粧品マーケティング要覧 2009」にまとめた。

 景気後退の影響で高価格帯ブランド・製品の需要減少や、BBクリーム、マルチパーパスクリームなどオールインワンタイプ製品への需要シフトにより購入個数は減少し、化粧品市場は縮小。

 2008年の機能性化粧品市場は、スキンケアとベースメイクのアンチエイジングやヘアケアのダメージケアなどが堅調に実績を上げたことが市場を下支えし、前年比0・1%増の1兆6857億円となった。

 2009年は、景気後退や夏季の天候不順によって、機能性化粧品市場も同0・4%減の1兆6788億円と見込んでいる。

 カテゴリー別では、2008年のスキンケア市場は同0・2%減の9932億円、ヘアケアは同0・5%増の2933億円、ベースメイクは同0・2%増の2882億円、ボディケアは同0・5%増の1110億円。

 2009年のスキンケア市場は同0・3%減の9903億円、ヘアケアは同0・2%減の2928億円、ベースメイクは同0・7%減の2861億円、ボディケアは同1・3%減の1096億円を見込んでいる。

ファンケル 高知女子大などと証明 メタボ対策に発芽玄米有効

2009/10/08, , business-i

 ファンケルは7日、発芽玄米に含まれる成分が肥満や動脈硬化を予防する機能を持ち、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策に役立つことを証明したと発表した。太りにくい体質づくりに役立つとみて、食品やサプリメントの開発につなげたい考えだ。
 同社では発芽玄米に含まれる成分「発芽米ステロール配糖体(PSG)」の機能を調べるため、高知女子大学、米ジョージア医科大学と共同で実験を実施した。実験では、あらかじめ太らせたマウスを、脂肪の多い餌を与え続けるグループとPSGを加えて与えるグループとに分け、2カ月後の状態を調べた。
 その結果、PSGを摂取したマウスは脂肪の多い餌のみを食べたマウスに比べ、体脂肪の量が35%少なかったほか、動脈硬化を防ぐ酵素の働きが活発なことが分かった。血糖値や中性脂肪の値も少なかったという。
 こうしたことから同社では、脂っこい食事をとった場合でも「PSGを組み合わせれば、太りにくい体質づくりにつながり、肥満を抑制できる」としている。
 これまでは、発芽玄米の摂取が肥満抑制に役立ち、PSGが関与している可能性があることは分かっていたものの、具体的な証明に至っていなかった。研究成果の詳細は9日、静岡県浜松市で行われる第30回日本肥満学会で発表する予定だ。

イマージュ3~8月、店舗事業撤退し、最終黒字に転換

2009/10/08, , 日本経済新聞

 イマージュホールディングスは7日、2009年3~8月期の連結決算を発表した。最終損益は3億7000万円の黒字(前年同期は17億3600万円の赤字)に転換した。赤字事業だった店舗事業からの撤退と同時に、カタログの配布数を絞り込むことで利益を確保した。
 売上高は28%減の90億8400万円。店舗事業からの撤退とカタログ配布数の絞り込みにより、売上高が減少した。また個人消費の不振で、一回の注文による売上単価が下落しているという。
 同日、10年2月通期の連結業績予想も修正した。純利益は従来予想より5000万円増の5億円を見込む。店舗事業の譲渡で生じる追加損失のおそれがなくなったためだという。売上高は従来予想より15億円減の190億円を見込む

ネット通販独り勝ちと店舗小売業のあいだ

2009/10/08, , ダイヤモンドオンライン

 (社)日本通信販売協会(JADMA)の推計による2008年度の通信販売の市場規模は対前年度比6.7%増の4兆1400億円。この数値は8月21日に発表されたが、当協会の事務局に何人かの方々から意見や質問をもらった。中でも多かったのが6月26日に日本経済新聞が発表した「通販市場は8兆円を超え、コンビニ・百貨店を超えた」という記事の数値とあまりにも格差があるのではないか、ということであった。
 この2つの調査の数値の格差は、もちろん推計方法による違いにある。
 JADMAの場合は、会員社(調査時点で489社)の数値に、非会員社で売上数値が公表、あるいは推計されている企業、約100社を加えたものを通販市場として推計している。
 これに対して、日経新聞は野村総研とJADMAの発表数値をもとに作成している、とされている。その基となっている野村総研の調査は「IT主要5市場の分析と規模予測」(2008年12月15日発表)であり、その中の消費者向け電子市場規模が基礎となる数値で08年度は6兆2255億円となっている。
 ただこの数値は、推計値でサービス販売、つまりチケット関係が含まれており、かなりの割合を占めていることが予想され、JADMAが物販を主とした通販市場を想定していることとは隔たりがあり、ネット販売市場が大きくとらえられているものと見られる。
 逆にJADMAの数値は特定できる企業の数値を加算したものであり、市場規模の推計としてはミニマムである。こうした格差は、ある面、実態把握が難しいネット販売の特性を表したものであるが、市場経済におけるネットの影響が増大することを踏まえ、今年度、経済産業省が行う予定の「消費者向け電子商取引実態調査」に期待を寄せるところである。
 いずれにせよ小売業界の中で、通信販売市場がインターネットを牽引役として成長を続けていることは事実であり、極端に言うならば「ネット通販の独り勝ち」のような状況でもある。
 今一度、流通、小売市場におけるインターネットの価値を考えてみたい。
 JADMAが設立されたのが1983年、このあたりが通販業界としてのスタートである、とするならば日本の通販市場は4半世紀を過ぎたところである。メディアが店舗でありコミュニケーションツールでもあるところから、新聞、TV等のマス媒体をはじめさまざまなメディアで通販は行われた。そしてカタログやダイレクトメールといった自社媒体展開により、存在価値を高めていったが、インターネットの登場の以前と以後とでは購買行動を大きく変えたことに注目したい。
 筆者が考えるには、インターネット以前の紙、あるいはTVといった媒体はリアルな店舗の延長であったのではないか、ということだ。ところがインターネットは無限大なバーチャル空間という、まったく別次元の中に商店街がつくられ、利用者は「検索」あるいは「口コミ」といったまったくこれまでにない商品選択方法による新たな購買チャネルが創造された。
 また別の視点から見るとリアル店舗、そしてカタログ等の通販と比較してネット通販は利用者サイドに立った小売モデルであることだろう。前述した店舗ごと、通販企業ごとの選択肢という限定された状況からさまざまな切り口による商品選択は、購買方法での「革命」とも言えるものである。
 携帯電話通販が10%を超える
 JADMAの「全国通信販売利用実態調査」を見ると、よりいっそう、ネット通販の浸透が進んでいることがわかる。「通販利用者がどの媒体を利用したか」という調査結果をみると、05年度まではカタログが最も利用割合が高かったが、06年度にネットが第1位となって以降も増加が続き、08年までの3年間で9ポイント増加し、08年では過半数を超えている。
 今、通販市場で最も利用されている媒体は「ネット」である。そして、さらに注目されるのは携帯電話による通販利用者が08年は10%を超えたことである。
 この背景には、仕事等でPC(パソコン)を使わない限り「通常の生活の中ではネット利用は携帯」という実態がある。携帯機器の進化、パケット通信定額制加入者の増加により、今後、ネットはその利用スタイルに応じて、使い分けられていくことが考えられる。
 一方、他のネット以外の媒体は衰退していくのか、という視点から見ると、それは非現実的であろう。媒体、という視点から見たとき、年代、利用する商品、メディアに対するロイヤルティ、利便性等で利用者は使い分けることが自然であることから見ても他の媒体も一定の存在感は継続されていくものである。重要なことは「ネットが先にありき」ではない、ということだ。楽天市場でも、利益を出している出展者は一部であり、その他の多くは比較対象のための出展者である。顧客が購入するのは「よりよい商品。そしてリーズナブル」であることは小売業の普遍の命題である。さらにキラープロダクトを持つ通販企業の優位性は、最近の成長率が高い事業者を見れば明らかであり、ネットオンリーでないことも明白である。
 新たな通販事業モデルの可能性
 米国と日本の通販市場の違いは、その発展過程の違いにある。通販の先駆者シアーズが、その後、百貨店に進出し小売業界のトップに君臨し、さらには市場成長が止まった中でマスマーケティングの限界が叫ばれ、ダイレクトマーケティングに対する理解が深まった。
 それに比べると、日本の場合、長く小売市場の中のニッチな存在としてあったことが、いわば「店舗、先にありき」または「店舗の下に見る」というような思考が続いた。
 このことは小売業のみならず、大手企業全般の通販、あるいはダイレクトマーケティングに対する理解不足を招く結果となった。現在、通販市場は通販専業社に加えて、単品通販企業、第1次・2次産業、大手メーカー、と事業者の裾野が広がり、業界的なくくりかたではなく、手法として見ることが自然となっている。今後の通販事業の動向で注目されるのは、店舗を主体とする大手小売流通企業の通販事業の取り組みである。さまざまな小規模企業、あるいは地方の製造業、個人商店は楽天市場に代表されるモールが認知されることにより、参入することが容易となった。
 そしてネットモールにより、前述のごとく利用者は利便性を享受した。この利用動機のコアは「商品の選択性の拡大」である。しかし、その魅力が確保されつつ、なじみのある店舗の利便性も付加されたら、新たな通販事業モデルが創られていくのではないだろうか。
 現在、話題のネットスーパーは、通販というより「店舗の付帯サービス」であるが、それがさらに進化してく可能性はあるのだろうか。筆者は商品ニッチ型の通販の限界をかねがね提唱してきたが、これには反して、新たなビジネスモデルを構築した企業、つまりアマゾンやアスクルが日本の通販企業のトップ1、2位であることは重要なことである。
 店舗、あるいは業態を超え、顧客にとっての付加価値が訴求できる小売業が支持される時代となった今、店舗主体の小売業が通販事業を考えるべきであることを痛切に感ずる。

イマージュHD、6年ぶりに黒字/8月中間決算

イマージュホールディングスは7日、2009年8月中間決算を発表した。業績不振だった店舗販売事業の整理により純利益が3億7千万円(前年同期純損益17億3600万円の赤字)となり、6年ぶりの黒字に回復した。

 当期(3〜8月)の連結業績は売上高90億8400万円(前年同期比27・9%減)、経常利益3億5600万円(同経常損益4億3500万円の赤字)。中間配当金は無配。

 主力の通信販売事業は、消費低迷で注文単価が前年より低下したが、衣料品、化粧品ともにおおむね計画通り推移した。

 併せて、通期の連結業績予想を修正した。修正後の連結業績予想は売上高190億円(7月7日発表時予想比7・3%減)、経常利益7億5千万円(同予想と同じ)、純利益5億円(同11・1%増)。採算性を重視し、経費効率の悪い顧客へのカタログ送付をやめるため、売上高は予想よりも減少する見込み。

通販でも衣料品は不振、イマジュH株が半年ぶり下落率−売上高減額

  10月8日(ブルームバーグ):通信販売が主力のイマージュホールディングス株が一時前日比9.2%安の227円と、変わらずを挟み13営業日ぶりに急反落。日中の下落率としては4月28日(20%)以来、半年ぶりの大きさを記録した。衣料品通販が振るわず、通期売上高を下方修正したことを受けた。
  イマジュHは7日、今期(2010年2月期)の連結業績予想を修正した。売上高は、従来予想を15億円下回る前期比27%減の190億円。衣料品系で、販売促進経費効率の悪い顧客層へのカタログ送付を取り止めるほか、秋冬シーズン物の立ち上がりの弱さが理由だ。
  一方、化粧品販売の堅調、販売効率の高いインターネット通販に注力するなどコスト効率の改善で、最終損益は従来予想比5000万円上積みし、5億円の黒字(前期は28億円の赤字)を見込む。
  イマジュHで総務・経理グループを統括する明賀正一取締役によると、個人消費を取り巻く環境の悪化が続いていることを背景に、「衣料系では注文自体の落ち込みに加え、1回の注文による売上単価も下落傾向にある」という。
  3−8月期で同社の売上高の65%程度を占める衣料品販売の復調に向けては、「経済環境の厳しさを考えると、独自での回復は厳しい状況。外部企業との提携による販路拡大を模索している段階」と、明賀氏は話していた。

2009年10月7日水曜日

フェリシモ、営業利益53%減の9億円…第2四半期決算

 フェリシモが10月5日に発表した2010年2月期第2四半期決算短信によると、売上高は前年同期比10・8%減の237億4500万円、営業利益は同53・0%減の9億5300万円、経常利益は同52・7%減の9億9500万円、当期利益は同68・2%減の3億5300万円となった。

 長期継続顧客からの受注は比較的安定していたものの、新規顧客と購入履歴の浅い顧客の定着率低下により全体顧客数が減少。前年との対比で顧客単価も低下した。各事業ブランドについては、当初の計画通り「kraso」「ecolor」など生活雑貨ブランドの売上高が前年同期を上回ったが、「iedit」「ano:ne」「haco・」「SUNNY CLOUDS」など衣料品ブランドは売り上げが減少した。

 また、同社は7月3日に発表した2010年2月期の業績予想(連結・個別)を修正。連結では、売上高が508億3900万円(前回554億600万円)、営業利益が21億8400万円(同37億3200万円)、経常利益は23億9300万円(同38億6500万円)に修正した。

 個別では、売上高が505億1500万円(同550億100万円)、営業利益は21億8700万円(同37億1000万円)、経常利益は23億9800万円(同38億3500万円)に修正した。

セシール、9月売上高3%増…秋冬カタログの受注が順調

 セシールが10月6日に発表した9月の月次売上速報によると、売上高は前年同月比3・6%増の45億1000万円となった。

 本格的な秋冬シーズンの到来とともに、秋冬カタログの受注も順調に推移した。

 内訳をみると、アウターウェアの売上高は同0・5%減の15億2400万円、うち婦人外着は同2・2%増の10億7500万円、紳士・子供外着は同6・5%減の4億4800万円。

 インナーウェアは同12・1%増の10億100万円、うち婦人下着類は同16・7%増の7億9000万円、紳士・子供下着類は同2・3%減の2億1000万円。レッグニットは同1・9%減の2億300万円。

 ファッショングッズなどは同6・8%増の4億2400万円。ライフグッズは同8・7%増の10億9900万円、うち寝装・インテリアは同13・1%増の6億4800万円、生活趣味用品などは同3・2%増の4億5100万円だった。

ドクターシーラボ、販路別に専用化粧品、カタログ通販テコ入れ、競争激化に備え

2009/10/07, , 日経産業新聞

 中堅化粧品メーカーのドクターシーラボは主力ブランドで販路別の専用商品を投入する。第1弾として、カタログ通販向けに従来品よりも毛穴を引き締める効果を高めた保湿ジェルを投入。ドラッグストア向けには値ごろ感のあるスキンケア品を提供する。同社の売上高の半分は電話・インターネット通販が占めており、新たな販路を本格開拓し、売り上げ拡大につなげる。
 同社はカタログ通販最大手の千趣会を通じて、「ドクターシーラボ」ブランドの保湿ジェル「アクアコラーゲンゲル ポアホワイトリフト」の販売を開始。この保湿ジェルは化粧水と乳液の機能を併せ持つ主力商品に、毛穴を引き締める働きのある成分を加えた。加齢による肌のゆるみを抑える効果があるため、主に中高年女性の需要を掘り起こす。希望小売価格は8190円。
 同社は2004年にカタログ通販事業を始めたが、主力の電話・ネット通販に比べ販売が伸び悩んでいるため、一定の顧客に的を絞った専用商品の投入でテコ入れする。カタログ通販の提携先も増やしており、09年度にはカタログ通販による売上高を08年度に比べ約2倍の5億円に引き上げる計画だ。
 10年夏をめどに、ドラッグストアでの販売に限定した保湿クリームなど数品目を投入する予定。新商品の平均価格は従来品より1~2割程度安い5000円前後に設定する見込み。ドラッグストアで値ごろな商品への需要が高まっていることに対応する。
 国内の化粧品市場が成熟するなか、電話・ネットによる化粧品の通販事業は拡大傾向にある。大手化粧品メーカーが業績悪化に見舞われる一方、ドクターシーラボは08年度の連結売上高を約2割増の258億円に伸ばした。ただ、将来は電話・ネット通販事業に多くの化粧品メーカーが参入する可能性が高いと判断。競争激化に備え、販路開拓を本格化する。

アスクル環境マネジメント統括部長亀井一行氏(エコ経営ポイントを聞く)

2009/10/07, , 日経産業新聞

 環境負荷の軽減策は  商品調達・配送 両輪で
 オフィス用品通販最大手のアスクルが環境対応で新機軸を打ち出している。9月から梱包材の再利用を拡大しているほか、取引先の環境負荷についての調査も始めた。メーカーと商品を購入企業を仲介するという立場を生かし、上流・下流を巻き込んで環境負荷の軽減をめざす。亀井一行・環境マネジメント統括部長に聞いた。
 ――自社流通システムを「エコプラットフォーム」と呼ぶ。その意味は。
 「従来はIT(情報技術)を使い、企業が業務の効率化や在庫の適正化ができるeプラットフォームと呼んでいた。2年前から環境の視点を加え進化させてきた。自社では事業所の二酸化炭素(CO2)を2012年5月期に30%削減をめざすが、当社は製造業と消費者の意見を聞ける中間的な存在。これら影響の及ぶ範囲まで広げて環境負荷を減らそうと考えている」
 「具体的には商品そのものと配送の2つの面がある。商品では(メーカーである)サプライヤーと一緒に負荷を減らすため、環境負荷の『見える化』の調査を始めた。配送では(購入企業から梱包材を回収し再利用する)『エコターン配送』を広げる。当社は物流子会社を持つため(商品を届ける動脈物流だけでなく)静脈物流もできる」
 ――9月からエコターン配送の対象を広げた。
 「東京23区と横浜市、川崎市のネットで注文する企業では99%が切り替わった。段ボールなど資材投入量は年間1200トンと全体の7分の1を減らせ、CO2では700トンの削減になる。オフィスのゴミも減らせる。今後は大阪、名古屋にも広げる予定だ」
 ――サプライヤーの協力をどう得る。
 「9月から約530社を対象にアンケート調査を始めた。出荷場所、トラックの大きさ、配送ルートを調べる。商品重量をもとに調達で出るCO2を算出する。当社からの配送で出るCO2は4500~5千トンで、調達もこれに匹敵する大きさになるだろう」
 「10月末にデータ化を終え、対策を練る。名古屋の企業の商品が当社の大阪のセンターを経て、再び名古屋に届いているようなケースもあるかもしれない。当社の発注・需要予測システムを使い、商品を集約する拠点の開設などを通じてCO2を削減する。サプライヤーにとってもCO2と物流コストを減らせる利点がある」
 ――環境負荷を物差しにした企業選別につながる可能性はないか。
 「協力して環境負荷を減らすのが大前提で、アンケートを選定基準にしないと明言している。将来は価格や品質で見積もりを出しているように、環境負荷が商品を選ぶ際の1つの要素になることはありうる。自社で扱う商品全体でCO2削減などの数値目標を設けることも考えている」
 ――流通業で取引先への環境負荷軽減の働きかけは珍しい。アスクルの強みは。
 「顧客にアスクルの商品は環境負荷が少ないというイメージを持ってもらう有効な手段。うまく行けば発注から製造、配送までの仕組みを効率化し、コストにも反映できる。これまでネットを使い商品を安く供給してきたが、エコ(経済性)に新しいエコ(環境)の観点を加え両立させる」
ここが課題
サプライヤーの協力カギ
 京都議定書の温暖化ガス削減の基準年である1990年以降、国内で起きた1つの潮流が流通業の集約と大型化。2000年代にはネットを活用するアスクルのような企業も成長してきた。“メガ流通”は圧倒的な購買力を生かし製造業に対し価格支配力を持ってきた。価格の次の焦点は「環境配慮」となる可能性もある。
 90年比で温暖化ガスが増えている運輸やオフィスはアスクルとも関係が深い。商流・物流を握る通販会社の立場を生かしCO2削減に動く同社の活動はユニークだ。当面は川上に当たる製造業の協力が得られるかどうかが課題となる。

2009年10月6日火曜日

ニッセンの9月売上高3%減、秋カタログ好調も単価低下が影響

 ニッセンホールディングスは、9月の業績概況を発表した。

 9月の通販事業の単体売上高は、前年同月比3・7%減、うちインターネット経由の売上高は同0・2%増だった。購入客数は同2・4%減、うち新規客数は6・3%増。1客当たりの購入単価は2・4%減となった。

 一般消費者の生活防衛意識が引き続き高まっているなか、9月に入り気温が低下し始めたことにより、8月から発行を開始した秋号カタログの注文が順調に伸長。一方で、1点当たりの商品単価が前年を下回ったことや、一部の商品において出荷の滞留が発生したことなどにより、売り上げが減少した。

ニッセン、コンテンツ最適化ツール「Omniture Test&Target」導入

2009/10/06, , 日経ネットマーケティング

 通販大手のニッセンは、Webサイトのコンテンツ最適化ツールとして「Omniture Test&Target」を導入した。マーケティング担当者がシステム部門に頼らずサイトの表示内容を切り替え、変更前と後で利用者の反応の変化をみるA/Bテストなどを実施できる。同ツールを販売するソフトバンク・テクノロジーが10月6日に発表した。
 Test&Targetは、コンテンツ追加/変更時に必要な仮説検証作業の時間やコスト短縮に重点を置いたツール。簡素なインタフェースからWebページ内の指定個所にコンテンツを登録し、表示を切り替えるルールを指定して、短時間でA/Bテストを実施できる。また詳細な表示切り替えルールを設定し、サイト利用者の属性ごとにランディングページ最適化(LPO)を行える。
 ニッセンは併せてサイト解析ツール「Omniture SiteCatalyst」も導入した。これまで複数のシステムから複数のプロセスを通して行っていた分析作業を統合し、時間短縮を図る。
 またTest&TargetとSiteCatalystを併用することで、例えば「サイト訪問回数が2回目以降の利用者が閲覧しているページを特定し、売上貢献が最も高いバナーを表示する」といったコンテンツ最適化に対応する。これにより仮説立案、テスト、分析、ターゲティングという管理サイクルを早める。

CM サイト、千趣会(ベルメゾン)と提携

2009/10/06, , japan.internet.com

 オンラインの「CM サイト」を運営する CM サイトは2009年10月1日、千趣会と提携、CM サイトが発行する「CMポイント」を、千趣会が発行する「ベルメゾン・ポイント」に交換するサービスを開始した。
 CM サイトの会員数は約220万人で、約900社の広告主に対し、延べ約4,400本のインターネット CM を制作・配信している。
 ベルメゾン・ポイントへの交換開始で、CM サイト会員のロイヤリティ向上と顧客価値の拡大を図る意向。

2009年10月5日月曜日

ZOZOTOWN、優先購入などの新プレミアム会員サービス開始

 スタートトゥデイは10月1日、同社が運営するインターネット上のリゾート「ZOZORESORT」内のショッピングサイト「ZOZOTOWN」にて、新プレミアム会員サービス「ZOZOPREMIUM」を開始した。

 「ZOZOPREMIUM」は、ZOZOTOWNの商品を優先購入できるFast Ticket(TM)の配布や、予約商品のポイント5%還元、セールに最優先で招待するなどの各種特典サービスが、月額315円(税込)で利用できる有料サービス。

 以前よりFast Ticketやポイント還元に関して、顧客からの要望が多かったため今回の実現に至った。

2009年10月3日土曜日

アウトレット商品通販、スクロール360がサイト、ブログ使い販促

2009/10/03, , 日本経済新聞

 通信販売のスクロール(旧ムトウ)の子会社、スクロール360(旧ムトウマーケティングサポート、浜松市)は、セール商品を集めたアウトレット通販サイトを開設した。通販業者は割引価格や数量、商品説明を登録するだけで、販売促進はスクロール360がブログを活用し、効率的な在庫処分を支援する。
 同社にはサイトを通じた売り上げの一部が入るほか、通販業者には滞留する在庫が減り倉庫スペースの有効活用につながるメリットがある。
 アウトレット通販「ハッピーバスケット」は出荷代行の顧客向けサービス。同社によると、出荷代行から在庫処分まで一貫したサービスは珍しいという。ブログサイト「ここぷり」のブロガー約700人を活用した販促イベントなどを企画する。商品モニターに実際に使った感想を書き込んでもらい、実物に触れることができないネット通販の弱点を補う。
 1年後をメドに30社1500品目の商品を取り扱う計画で、サイト販売額5000万円を目指す。

DHC、アマガサ株を買い増し

2009/10/03, , 日本経済新聞

 化粧品通販大手のディーエイチシー(東京・港)の吉田嘉明会長が、婦人靴の企画・販売を手がけるアマガサ株式を買い増したことが2日、明らかになった。吉田会長が関東財務局に提出した大量保有報告書によると、保有比率は発行済み株式の7・98%から14・56%に上昇した。アマガサは「大量保有報告書の発行済み株式数の記載に誤りがあり、保有比率は13・65%となるのではないか」と指摘している。

2009年10月1日木曜日

スクロール360、アウトレットサイトの運営開始…在庫処分を効率化

 ムトウの子会社であるムトウマーケティングサポート(10月1日にスクロール360に社名変更)は9月28日、通販事業者の悩み解決サービスとして、在庫処分機能を有する、アウトレットサイト「Happy Basket」の運営を10月1日より開始すると発表した。

 「Happy Basket」は、“出荷代行を行う物流会社が在庫処分までサポートする”という、他社にはないビジネスモデルで展開。通販事業者にとっては、手間をかけずに効率的な在庫処分が可能となる。また、スクロール360も、倉庫スペースの有効活用を図ることができる。

 運用はアフィリエイト(成果報酬型広告)を取り入れ、クライアントは通常のアフィリエイト運営と同様、アフィリエイトサービスプロバイダに契約し、商品情報をアップロードする仕組み。同サイトへの商品登録や、集客・販売促進はすべてスクロール360が対応する。

■「Happy Basket」(http://www.happy-basket.jp/)

モノタロウ、工具2万点値下げ、通販商品、平均で5%

2009/10/01, , 日経産業新聞

 MonotaRO(モノタロウ)は10月4日に発刊する工具通販カタログの掲載商品の7分の1にあたる2万点で値下げを実施すると発表した。下げ幅は平均で5%程度で、最大で5割以上割り引く商品もある。小企業向けの売り上げが半分を占めるため、低価格品の販売に力を入れる。
 研磨紙は1割下げ、税抜き1770円で販売する。切削工具のエンドミルは2割引きの940円にした。農機具を移動させるのに使う橋渡しも3割引き下げ9万5600円で販売する。「工具・生産加工用品」や「自動車・トラック用品」などジャンルごとに5冊に分けて見やすくした。

靴通販のヒラキ、低価格の保温肌着投入

2009/10/01, , 日本経済新聞

 靴の通信販売大手、ヒラキは30日、保温肌着の販売を10月から始めると発表した。キャミソールやスパッツなど10品目を商品化し、いずれも714円と通常よりも低価格に設定した。一般的な商品より1~5割安い水準という。保温性の高い肌着市場が急拡大しているのに着目。低価格を前面に出して売り込む。
 商品は、韓国の繊維メーカーと共同開発した。汗など体から発散される水分を吸収し、熱を発生させる特殊な生地を使い、保温する。消臭や静電気防止効果なども持たせた。日本紡績検査協会の検査では、この素材は通常、保温性の肌着に使われている素材より約2度、保温効果が高かった。
 扱う商品は女性向けの八分袖シャツや、タートルネックシャツ、男性向けの半袖シャツやタイツなど。10月からインターネットやヒラキの店舗で販売する。今冬に計50万着の売り上げを見込む。