カタログ通販最大手の千趣会は今年の秋冬物で低価格戦略を進める。今月中旬に発行する家具やインテリアのカタログでは販売価格を前年に比べて1割引き下げる。衣料品も990円のコットンTシャツをそろえるなど値ごろ感のある商品を増やす。2009年12月期の通販事業の売上高は前期比6%減になりそう。低価格品を増やして販売をてこ入れする。
インテリア関連の冬号のカタログでは、机やソファ、カーテンなど全7400点の平均販売価格を1割下げた。全体の2割程度は「お買い得商品」として、たとえば和式布団セットを7990円で販売する。このほか全体の1割程度は「特に品質と価格に挑戦した商品」として、たとえばソファベッドを6990円で売る。2点以上の購入でさらに1割値引きするなどの施策もとる。
このほど発刊した衣料品カタログ「暮らす服」の秋冬号では「暮らす品質」と名付けた特集を約40ページ掲載。オレンジやチャコールなど10色から選べるタートルネックのニット(1990円)や、重ね着風のレギンス(990円)を販売する。紙カタログとほぼ同じ商品を掲載するインターネット通販でも同様の値下げを実施する。
千趣会の09年12月期通期の連結営業利益は11億円と前の期に比べて54%の減益になる見込み。カタログ通販2位のニッセンホールディングスも8月中旬に発行したカタログで、婦人服やインテリアなど全9500点の販売価格を前年比1割引き下げるなど、低価格志向への対応を急いでいる。
2009年9月8日火曜日
千趣会(ベルメゾン)、秋冬物、低価格でテコ入れ、家具など1割値下げ、衣料では990円Tシャツ
2009/09/08, , 日経産業新聞