ニッセンホールディングスは3日、2009年12月期の連結経常利益が前期比20%減の18億円になる見通しだと発表した。従来は47億円を見込んでいたが、大幅に下方修正した。消費の低迷で家具などの通信販売が苦戦する。前期と同じ23円を予定していた年間配当も18円減の5円とする。
売上高は従来予想を131億円下回り、8%減の1436億円になりそう。インターネット通販に比べ販売効率が悪い通販カタログの発行部数を絞るため、カタログ経由の販売が落ち込む。小売業界の低価格競争に対応するため、商品単価を引き下げることも収益を圧迫する。
前期に計上した為替予約に関連した特別損失がなくなり、最終損益は6億円の黒字と、前期の93億円の赤字から改善を見込む。ただ従来予想と比べると33億円下回る。
同時に09年1〜6月期の売上高が前年同期比8%減の732億円、経常利益は3%増の8億円となったようだと発表した。在庫処分セールによる商品単価の値下がりなどが響いた。
業績の急速な悪化で経営責任を明確にするため、7〜9月まで片山利雄社長が役員報酬の20%、取締役2人が10%を自主返上すると発表した。
2009年7月4日土曜日
ニッセンHD、下方修正、今期経常益20%減、18円減配、消費低迷で通販が苦戦
2009/07/04, , 日本経済新聞