2006年12月28日木曜日

イマージュ、最終赤字6億6000万円、3―11月――不動産の減損処理で

2006/12/28, , 日本経済新聞

 カタログ通販のイマージュが二十七日発表した二〇〇六年三―十一月期の連結業績は、最終損益が六億六千万円の赤字だった。前年同期に比べ、赤字幅は一億円強拡大した。保有不動産の減損処理により特別損失が四億六千万円発生した。営業損益は四億三千万円の赤字。主力である衣料品通販の売上高が前年同期を下回り、人件費やカタログ制作費用がかさんだ。
 売上高は三%増の百八十億九千八百万円だった。化粧品の販売が増えた。しかし在庫処分の影響で粗利益率が低下。その一方で販売費及び一般管理費は二%増の百七億四千七百万円に膨らんだ。
 二〇〇七年二月期通期の連結売上高は前期比一%増の二百三十五億円、経常損益は五億二千万円の赤字(前期は七億五百万円の赤字)と従来予想を変えていない。

2006年11月8日水曜日

イマージュが再建策、トランスコンチネンツ――2年後メドに黒字転換

2006/11/08, , 日経流通新聞MJ

 13店、自社運営に、新規出店も展開
 カタログ通販のイマージュは最終赤字の続く衣料品販売子会社、トランスコンチネンツ(東京・渋谷)を二〇〇九年二月期までに黒字転換する再建策をまとめた。商品調達や店舗の運営手法を見直し、来秋をメドに二年ぶりに新規出店も再開する。店舗数を現在の二倍超の三十―四十に増やし、売上高は現在の二・三倍の五十億円に引き上げる計画だ。
 九月にトランスコンチネンツの経営陣を刷新。ワールド常務や島忠副社長を務めた池内清和氏(44)を社長に招いた。新経営陣のもと、今期(〇七年二月期)はコスト削減を徹底する。
 まず、外部企業に業務委託している十三店の運営を順次、自社運営に切り替える。従業員の勤務日程を効率化し、一店舗当たりの人件費率を現在の二五%から〇八年二月期をメドに一五%に引き下げる。
 商品調達も見直す。現在は期初に商品の八割以上を一括して企画・生産しているが、この比率を五割以下に抑える。クイックレスポンス(QR)体制の強化で、販売動向に応じて柔軟に商品構成を変える狙い。
 ただ「二十億円程度の売上高では、委託生産先や素材の手当ては難しい」(池内社長)。このため、イマージュの商品生産部門を管理する子会社、アイ・フュージョン・インターナショナルに仕入れ部門を統合。また、「大手アパレルの海外調達の拡大で、取引先の減っている国内メーカーを活用する」方針だ。
 これらの施策により「〇八年二月期には経常利益でトントンに改善する」。さらに来秋からは都心の駅ビルやファッションビルを中心に年間五店舗を出店し、黒字化にこぎ着ける。
 トランスコンチネンツは〇四年三月、再生ファンドのキアコンが東急百貨店子会社から営業権を取得。同年十二月にイマージュが発行済み株式の七〇%を取得、傘下に収めた。ただ、イマージュは店舗の運営ノウハウを持たず、〇六年二月期は七億二千六百万円の経常損失。イマージュが最終赤字に陥った主因となった。南保正義イマージュ社長は「(トランスコンチネンツについては)〇八年二月期をメドに判断する」と明言。新経営陣による再建が進まなければ、同事業の売却も検討する方針だ。

2006年10月14日土曜日

来年9月めどに持ち株会社へ移行-イマージュ

2006/10/14, , 四国新聞

 イマージュは十三日、来年九月をめどに、純粋持ち株会社制へ移行すると発表した。持ち株会社化により戦略部門と事業部門を分離。経営判断の迅速化や経営者の育成など、グループ全体の経営戦略の強化を図るのが狙い。
 会社分割により、通信販売、物流・カスタマーサービス・情報の両部門ごとに、それぞれ事業子会社を新設。現在の子会社も事業ごとに再編するなどして、持ち株会社が統括する予定。持ち株会社はグループ全体の経営戦略や資源の配分などの機能を担う。
 移行後のグループ体制は未定で、来年五月の株主総会の承認を経て正式決定する。移行後も上場は継続し、持ち株会社が上場会社になる。

連結赤字が拡大-イマージュ8月中間決算

2006/10/14, , 四国新聞

 イマージュは十三日、二〇〇六年八月中間決算を発表した。衣料品の店舗販売子会社の業績不振が続いたほか、減損損失や子会社への貸倒引当金繰入額などを特別損失に計上したため、連結業績の赤字が拡大した。
 連結子会社五社を含む当期(三―八月)の連結業績は、売上高百九億六千六百万円(前年同期比4・3%増)、経常損益四億六千二百万円の赤字(同経常損益三億七千七百万円の赤字)、当期損益八億四千四百万円の赤字(同当期損益四億五千万円の赤字)。
 通期連結業績は売上高二百三十五億円、経常損益五億二千万円の赤字、当期損益九億三千万円の赤字を見込む。
 単体業績は売上高九十五億千七百万円(同0・4%減)、経常利益四千百万円(同17・7%減)、当期損益六億四千三百万円の赤字(同当期損益千万円の黒字)。一株当たりの中間配当金は五円を据え置く。

2006年9月30日土曜日

イマージュの今期、通販伸び悩み経常赤字に修正

2006/09/30, , 日本経済新聞

 カタログ通販のイマージュは二十九日、二〇〇七年二月期の連結経常損益が五億二千万円の赤字(前期は七億五百万円の赤字)になる見通しだと発表した。主力のカタログ通販が苦戦し、売上高はほぼ横ばい。一部製品の値引き販売などで採算が悪化し、当初の黒字予想を修正した。
 売上高は二百三十五億円と、従来予想を十五億円下回る見通し。特別損失を計上し、最終損益は九億三千万円の赤字(前期は十一億六千六百万円の赤字)を見込む。

2006年7月4日火曜日

イマージュ、3―5月、店舗販売不振で経常赤字が拡大

2006/07/04, , 日本経済新聞

 イマージュが三日発表した二〇〇六年三―五月期の連結決算は、経常損益が一億九千六百万円の赤字(前年同期は七千二百万円の赤字)だった。本業のカタログ通販が不振だったほか、店舗販売事業が約一億九千万円の部門営業赤字だった。
 売上高は微増の六十三億一千九百万円。通販事業の部門売上高は一%減だった。約四億六千万円の固定資産の減損損失を計上し、最終損益は四億六千万円の赤字。
 同日、株主優待制度を新設し、八千円相当の自社化粧品「ライスフォース」を年二回贈呈すると発表した。対象は二月、八月末時点で百株以上を保有する株主。化粧品の顧客を取り込み、個人株主数を増やす狙い。

2006年6月8日木曜日

イマージュ――カタログ頭打ち、活路探る(分析四国の上場企業)

2006/06/08, , 日本経済新聞
 ネット・単品通販に光明  イマージュがカタログ通販に依存する収益構造の転換を急いでいる。衣料品の通販市場が頭打ちとなるなか、販売手法と取扱商品の両面で見直しに着手。販売サイトの強化でインターネット通販に急速に移行する顧客をつなぎ留めつつ、化粧品事業を稼ぎ頭に育てている。だがカタログとの相乗効果を狙った店舗事業が苦戦し、二〇〇六年二月期は大幅赤字を計上。構造転換は道半ばだ。
 「店舗事業は中長期の成長に不可欠だが、高い授業料を払ってしまった」。南保正義社長が悔しがるのは、〇四年末に実施した衣料品店運営会社、トランスコンチネンツ(東京・渋谷)の買収。約二億五千万円を投じたが、販売不振から前期は約七億五千万円の経常赤字となり、単体で計上した三億六千六百万円の経常利益が吹き飛んだ。
 イマージュにとって店舗事業はトランス社が初めてではない。〇一年、本体で女性用下着店「イマージュショップ」の展開を開始。首都圏や関西を中心に一時は十六店に広げた。社内の人材で対応したが「カタログと店舗ではノウハウが全く違う」(南保社長)ことから収益は低迷。こちらも前期は赤字だった。
 トランス社の買収ではイマージュショップの反省を生かし、経営陣をそのまま残すことで運営ノウハウを吸収しようとした。だが事業再建が進まない上に、ファッションへの感度が高い若者向けに高価格商品をそろえるトランス社と、低価格の実用衣料品をそろえるカタログとの相乗効果は見込みづらく、現在は同社の売却も視野に対応策を検討している。
 店舗事業と並んで、衣料品販売のてこ入れ策として力を入れるのがネット事業。こちらは成果を上げている。販売サイトの掲載商品を増やしたり、商品画像を回転できるなどの技術を取り入れて需要を喚起。既に主力カタログ「イマージュ」の売り上げの五割弱がネット経由となり、今期はネット事業子会社が黒字転換する見通し。
 だがネット事業はカタログ離れが進む顧客の流出を防ぐ側面が大きく、現状では全体の売上高拡大につながりにくい。「ネットを含めても実用衣料品の通販市場は縮小している可能性がある」(南保社長)からだ。しかもカタログのみで商売ができた過去に比べ、経費負担は当然増える。
 事業環境は厳しいが、業績回復の突破口も見えてきた。勇心酒造(香川県綾川町)が開発し、肌の水分保持機能を改善する米発酵エキスを配合した化粧品「ライスフォース」の販売だ。テレビ通販などでの売り込みが奏功し、前期の売上高は三十三億六千万円と一年で三倍に拡大した。
 カタログ「イマージュ」の収益と比べると、今期は部門売上高は半分以下だが、営業利益では九億円と上回る。品ぞろえを競う従来の総合通販とは一線を画し、単品で勝負する試みが当たった。“単品通販”の第二弾として、ポリフェノールを含むオリーブを使った商品開発にも乗り出す。
 六月七日時点で、イマージュの企業価値を示す時価総額は約七十億円。株価純資産倍率(PBR)は約〇・七倍と一倍を割り込み、株式市場での評価は企業の解散価値以下の計算だ。
 株価上昇には、構造不況業種と見られがちなカタログ通販のイメージを薄め、一流通企業として業績回復のシナリオをいかに実現できるかにかかっている。

2006年5月8日月曜日

イマージュ・ネット、ネット通販限定、カタログ誌発刊

2006/05/08, , 日経産業新聞
 カタログ通販のイマージュ子会社でインターネット通販を手掛けるイマージュ・ネット(東京・目黒、神田大治社長)は、親会社のカタログ通販会員向けにネットだけで取り扱う商品を集めたカタログ誌を新たに発刊する。ネットを利用しない会員にサイト掲載商品を紹介し、購入点数増につなげる。
 八月に発刊するカタログは「イマージュ・ネット」。これに先駆け十二日にプレ創刊号を出す。同号は親会社の衣料・服飾雑貨の通販カタログ「イマージュ」の利用会員で購入頻度の高い二十代女性のうち十万人を対象に「イマージュ」と一緒に送付する。
 通販サイト「イマージュ・ネット」は「イマージュ」掲載商品に加え独自にそろえた国内外の他社ブランド商品も扱う。

2006年4月17日月曜日

アドバンスクリエイト、イマージュから、保険販売業務を買収――4億6000万円で

2006/04/17, , 日経産業新聞
 保険代理店のアドバンスクリエイトは十四日、カタログ通販のイマージュから同社の保険販売業務を四億六千万円で買収した、と発表した。アドバンスクリエイトは今後十年間、イマージュの会員四百万人に保険商品のダイレクトマーケティングを独占的に実施する。イマージュの通販利用明細書に保険商品のチラシを同封する仕組み。
 アドバンスクリエイトは二〇〇二年十二月にカタログ通販最大手の千趣会から保険販売業務を買収し、千趣会会員六百六十万人にチラシを郵送している。イマージュの会員向けにもチラシを郵送することで、ダイレクトマーケティングによる保険販売を強化する。
 アドバンスクリエイトは「保険市場」のブランドで保険販売店、インターネットなどでも保険を販売している。

2006年4月15日土曜日

イマージュ、前期、店頭販売不振で、経常赤字7億円

2006/04/15, , 日本経済新聞
 カタログ通販のイマージュが十四日発表した二〇〇六年二月期の連結決算は経常損益が七億五百万円の赤字(前の期は九千二百万円の赤字)だった。本業の通販事業は化粧品が伸びて部門営業増益だったが、衣料品店子会社、トランスコンチネンツなど店舗販売が十億円強の赤字だった。
 売上高は前の期比二四%増の二百三十三億一千九百万円。トランスコンチネンツを〇四年末に連結対象としたことに加え、通販事業が一五%増収だった。最終損益は十一億六千六百万円の赤字。
 今期は化粧品の販売増やインターネット関連子会社の収益改善で二億円の経常黒字を見込むが、四億円強の減損損失が発生するため最終損益は一億六千万円の赤字。年間配当は十円と据え置く。

2006年4月1日土曜日

イマージュ06年2月期、衣料子会社不振、赤字幅が拡大

2006/04/01, , 日本経済新聞
 カタログ通販のイマージュは三十一日、二〇〇六年二月期の連結最終損益が十一億三千九百万円の赤字(前の期は八億九百万円の赤字)だったようだと発表した。従来予想は六億三千三百万円の赤字。〇四年末に連結対象とした衣料品店子会社、トランスコンチネンツの経常赤字が七億円強に膨んだ。売上高は前の期比二四%増の二百三十三億一千九百万円。主力の通販カタログ「イマージュ」が底堅かった。

2006年1月21日土曜日

イマージュ2月期予想、買収で特損発生、最終赤字6億円

2006/01/21, , 日本経済新聞
 イマージュは二〇〇六年二月期の連結最終損益が六億三千三百万円の赤字(前期は八億九百万円の赤字)になる見通しだと、二十日発表した。従来予想は四億円の赤字だった。衣料品販売のトランスコンチネンツ買収に伴う連結調整勘定一億九千九百万円を一括償却し、特別損失に計上する。
 連結売上高は二百四十億円、経常損益は二億円の赤字と従来予想を据え置く。

2005年12月28日水曜日

イマージュ、3―11月、3億5000万円、経常赤字に

2005/12/28, , 日本経済新聞
 カタログ通販のイマージュが二十七日発表した二〇〇五年三―十一月期の連結業績は、経常損益が三億五千八百万円の赤字(前年同期は六千七百万円の黒字)だった。〇四年末に連結対象に加えた衣料品販売子会社トランスコンチネンツ(東京・渋谷)が販売不振から五億円弱の経常損失を計上し、足を引っ張った。
 売上高は前年同期比二二%増の百七十六億八百万円。コメエキスを使う化粧品「ライスフォース」が四倍の二十二億円に伸びたほか、トランスコンチネンツが十四億円寄与した。純損益は五億四千六百万円の赤字(同九千四百万円の赤字)だった。

2005年11月14日月曜日

ダブルクリック、通販サイト広告配信管理を代行

2005/11/14, , 日経流通新聞MJ
  インターネット広告のダブルクリックは、ファッション通販サイト「イマージュ」「ブランカフェ」を運営するイマージュ・ネット(東京・目黒)から、サイトの広告配信・管理業務を受注した。ダブルクリックが開発した広告管理システムを使って業務を代行する。
 集客力の高いサイトの業務を請け負うことで他社からの受注増につなげる。
 広告管理システムは「DART for Publishers(ダート・フォー・パブリッシャーズ)」。時間帯や分析したサイト訪問者の属性などに合わせ、最適な広告を自動的に配信し訴求効果を高める。広告の掲載状況や効果測定も詳細に分析できるため、広告主に分析結果をみせ自社サイトでの広告効果の高さをアピールすることも可能だ。
 イマージュ・ネットは広告の配信数に応じて一定の料金を支払う。

2005年10月31日月曜日

イマージュ系のトラコン、新規出店を凍結――少量生産でテコ入れ

2005/10/31, , 日経流通新聞MJ
  カタログ通販のイマージュは衣料品専門店子会社トランスコンチネンツ(東京・渋谷)の新規出店を当面凍結する。売り上げが低迷し、二〇〇五年八月中間期に同事業で三億五千二百万円の営業損失を計上。既存店のテコ入れを優先し、収益の改善を図る。
 期初の計画ではトランスコンチネンツと、同社が扱うカジュアルブランド「マテリアルガール」を三店ずつ、〇五年下期に合計六店出店する予定だった。これを各一店に縮小する。トランスコンチネンツは現在、都市部で十四店を展開しているが「黒字店舗は三分の二にとどまる」(イマージュの南保正義社長)。今期出店した七店についても、不採算三店を閉鎖する。
 残る店舗をテコ入れするために、デザイナーや店長候補の人材を確保するほか、売れ行きに応じて小ロット生産するクイックレスポンス体制を〇六年春から導入する。「(トランスコンチネンツの)再生が可能か、〇六年上期に向けて判断する」(南保社長)としている。
 イマージュは〇四年十二月に投資ファンド、キアコンからトランスコンチネンツを取得した。出資比率は七〇%。

2005年10月15日土曜日

8月中間、イマージュ営業赤字4億円

2005/10/15, , 日本経済新聞
  カタログ通販のイマージュが十四日発表した二〇〇五年八月中間期の連結営業損益は、四億一千八百万円の赤字(前年同期は三千九百万円の赤字)だった。売上高はコメエキスを使う「ライスフォース」化粧品の急拡大などで二二・八%伸びたが、衣料品販売子会社トランスコンチネンツが販売不振から営業損失を三億五千万円計上したのが響いた。
 連結売上高は百五億八百万円。化粧品事業は十三億七千万円と前年同期の五倍強に増えた。昨年十二月に連結子会社に加えたトランスコンチネンツの寄与は八億七千万円。経常損益は三億七千七百万円の赤字(同二千二百万円の赤字)だった。
 〇六年二月期通期の連結売上高は前期比二八%増の二百四十億円を見込む。化粧品事業の販促費を積み増すため、経常損益は二億円の赤字(前期は九千二百万円の赤字)になる見通しだ。

2005年9月30日金曜日

イマージュ、経常赤字3億7600万円――8月中間、予想を下方修正

2005/09/30, , 日本経済新聞
 カタログ通販のイマージュは三十日、二〇〇五年八月中間期の連結業績予想を下方修正し、経常損益が三億七千六百万円の赤字(前年同期は二千二百万円の赤字)になったと発表した。従来予想は五千万円の赤字。衣料品販売子会社トランスコンチネンツの経常損失が三億円強と期初計画の二倍以上に膨らみ、足を引っ張った。
 売上高は主力カタログの受注回復で、前年同期比二三%増の百五億八百万円とほぼ従来予想通り。独自商品の「モテブラ」が好調だった。純損益は四億五千万円の赤字。当初見込みは一億五千万円の赤字だった。
 〇六年二月期通期の連結経常損益は二億円の赤字(前期は九千二百万円の赤字)を見込む。従来予想は六億円の黒字だったが、秋冬に向け化粧品事業の販促費を五億円上積みし一転、赤字となる。最終損益は四億円の赤字の公算。従来予想は二億二千万円の黒字だった。売上高は計画通り前期比二八%増の二百四十億円に届くとみている。

2005年7月30日土曜日

化粧品通販の子会社、シムリーが設立

2005/07/30, , 日本経済新聞
 シムリーは二十九日、化粧品の通信販売を手掛ける全額出資子会社を一日付で設立したと発表した。「イマージュ」などのカタログ通販で季節ごとに売り切る主力の衣料品などと異なり、化粧品は同じ商品を継続的に販売する手法が必要と判断。化粧品の販促企画や開発に特化させる。
 新会社アイムは資本金一千万円。本社を香川県国分寺町に置き、社長にシムリーの沼田憲孝ウェルネス事業部ゼネラルマネージャーが就任した。八月一日から営業を始める。シムリーは引き続き化粧品を製造し、売り上げの一部をアイムに支払う。
 コメから抽出したエキスを使うシムリーの化粧品「ライスフォース」の事業は急成長している。二〇〇六年二月期の同事業売上高は、前期比三倍強の三十五億円を見込んでいる。

2005年7月29日金曜日

シムリー社長南保正義氏――今期、業績急回復、化粧品急拡大(アングルこの人に聞く)

2005/07/29, , 日本経済新聞
 カタログ通販のシムリーの業績が回復している。二〇〇五年三―五月期の連結売上高は前年同期比四〇%増。化粧品事業を育て、ウェブカタログの制作管理事業を分社しインターネット販売を強化する。前期まで六期続いた減収に歯止めをかけ、V字回復を目指す南保正義社長に戦略を聞いた。
 ――八月一日に商号をイマージュに変更する。
 「売上高の六割を占める二十歳代女性向けの主力カタログ『イマージュ』のブランド価値を生かす。調査によると、イマージュは二十歳代女性の八五%に認知されている。認知度の高い名の方が投資家にも分かりやすい。改称でより多くの方に当社の事業内容を知ってもらえると考えた」
 ――〇六年二月期は前期比二八%の増収を見込んでいる。
 「前期まで低迷が続いたのは、消費者の好みに合わせた商品開発が後手に回っていたからだ。新規顧客も減った。今期は二月に発売したブラジャー『モテブラ』など話題性のある商品がカタログ全体の価値を押し上げつつある。新規事業も育ってきている」
 ――新分野ではコメから抽出した「ライスパワーエキス」を使うライスフォース事業が好調だ。
 「急伸している。化粧品事業の今期売上高は前期比三倍強の三十五億円とみている。基礎化粧品を中心に点数を増やし、ニーズを取り込む。ウェブサイトやテレビショッピング、チラシなどを駆使して新規顧客獲得の間口を広げる」
 ――前期に連結対象に加えた衣料品販売のトランスコンチネンツの寄与は。
 「秋にも同社ブランドの衣料品をイマージュのウェブサイトで発売し、紙媒体のカタログにも〇六年春夏シーズンから掲載する。店舗展開を含め、相乗効果を本格的に生むのはこれからだ。具体的な案件はないが、相乗効果があると判断すれば合併・買収は今後も手掛けていく」
 ――通販市場の現状をどうみるか。
 「通販に限らず流通業全体が成熟産業だ。特に主要顧客層である二十歳代のOLを巡る競合は激しい。商品サイクルはますます短くなっており、旧態依然としたカタログだけで増収を目指すのは難しい。本業以外に収益の柱が不可欠。当社の場合は、化粧品事業とネット事業だ」
 ――昨年末に通販サイトの制作管理機能を分社した。
 「ネットを単なるチャネルでなく、事業と位置付けたからだ。イマージュのサイトで他社商品を販売し、他社の広告も入れる。新会社イマージュ・ネットはIT(情報技術)に強い人材を集めやすいよう東京に本社に置いた。給与体系も本体と変え、自由度を与えている」
 「ネットは電話やファクスと同じく商品注文の一手段にすぎなかったが、既にウェブでの販売が三五%を占める。もはや紙のカタログの補完媒体ではなく、近い将来逆転もあり得る」

2005年7月1日金曜日

シムリーの3―5月、バーゲン増え、営業赤字9700万円

2005/07/01, , 日本経済新聞
 シムリーが三十日発表した二〇〇五年三―五月期の連結業績は、営業損益が九千七百万円の赤字(前年同期は二千三百万円の赤字)だった。バーゲン商品の販売が増え、売上総利益率が二ポイント悪化した。経常損益は七千二百万円の赤字(同千四百万円の赤字)だった。
 売上高は前年同期比三九・七%増の六十二億九千八百万円。主力カタログイマージュやブランカフェの販売形態を変えたことや、連結対象に加えた子会社の業績が寄与した。純損益は一億千八百万円の赤字(同四千万円の赤字)だった。