2008年12月26日金曜日

イマージュホールディングス、最終赤字15億円に拡大

2008/12/26, , 日本経済新聞

 ■イマージュホールディングス 二十五日発表した二〇〇八年三―十一月期の連結最終損益は十五億七千七百万円の赤字(前年同期は九億八千六百万円の赤字)だった。若者向け衣料品販売店「トランスコンチネンツ」の運営子会社の清算に伴う店舗などの固定資産除却損を特別損失に計上したことなどが響いた。売上高は一三%増の二百三億円。

2008年10月24日金曜日

イマージュHD社長南保正義氏――業績V字回復狙う(アングルこの人に聞く)

2008/10/24, , 日本経済新聞

 不採算の店舗事業の整理にメドを付け、二〇一一年二月期まで三カ年の中期経営計画を策定した通信販売のイマージュホールディングス。〇九年二月期は五期連続の連結最終赤字の見通しだが、最終年度では二十億円の営業黒字を掲げる。V字回復への見通しを南保正義社長に聞いた。
 ――期中に中期計画を公表した理由は。
 「当社の懸案は二つあり、一つが赤字だった若者衣料品販売店『トランスコンチネンツ』事業の処遇で、もう一つは本業の衣料品販売の回復だ。特に店舗事業を売却するのか整理するのかはっきりしないと中期ビジョンが見えない。期初には売却の話が進んでいた店舗事業は、(清算という)最悪の結果にはなったが、メドが付いたため(中期計画を)公表した」
 ――〇八年二月期まで四期連続最終赤字になった主因である店舗事業の教訓は。
 「(どこまで赤字幅が拡大したら撤退するかなど)ルールを明確に作るべきだったと反省している。当社には店舗運営のノウハウが無い上、初めての買収案件だったこともあり、もう少しテコ入れすれば反転すると引っ張り、傷口を大きくしてしまった」
 ――中期計画では一一年二月期の営業利益二十億円(〇九年二月期は一億円の予想)を掲げた。特に衣料品販売では収益の大幅な改善を見込んでいるが。
 「(カタログの)衣料品販売では足元の急激な回復により手応えを感じている。〇〇年、〇一年には高収益事業だったカタログ『イマージュ』が落ち込んだ理由は、極端に言えばカタログではなく雑誌を作っていた。つまり、きれいで格好いいが商品を売る冊子になっていなかった。価格設定も割高だった」
 「カタログと価格について大幅な見直しを二年前に着手した。成果が次第に出始め、例えば今年春夏のカタログを送付した顧客からの返信率は昨年の春夏に比べ一〇ポイント近く高い四五%と大幅に改善した。足元の秋冬物の受注も好調だ」
 「加えて、三十―四十代前半女性がターゲットの『イマージュ ルージュ』の顧客層を四十代後半まで広げるほか、新たに五十代を開拓するため新カタログの開発を含めて検討を始める。今後、人口規模が大きい団塊ジュニアは四十代に入る。この世代を待ち構える戦略は重要な要素だ」
 ――収益をけん引してきた化粧品事業は、今期の売上高は微増にとどまっている。
 「基礎化粧品の分野で単品商品は五十億―六十億円が売り上げの天井。これまで『ライスフォース』でシェアを拡大してきた『保湿』市場では限界に達しつつある。今後目を向けるのは、五月に発売したニキビ予防商品などの全く違う市場の開拓と海外展開だ」
 《記者の目》同社の主力の衣料品販売の顧客層は二十―三十代女性。日用品の値上げなどに伴う生活防衛意識の高まりの影響は中高年層に比べ小さいが、収益をけん引する基礎化粧品「ライスフォース」は高価格帯で顧客層は三十―四十代のため、今後、消費低迷の影響を受けかねない。
 中期計画では、二〇一一年二月期の連結売上高で二四%にすぎない化粧品事業が、営業利益では全社目標である二十億円の七割に当たる十四億円を稼ぐ計算だ。南保社長が「今後、(景気の)影響が出るとしたら化粧品事業」と話すように、衣料品の復調に加え、化粧品事業で今後も成長を持続できるかどうかも計画達成の重要なポイントになりそうだ。

2008年10月16日木曜日

イマージュ3年計画、衣料・化粧品に集中、営業益20億円めざす

2008/10/16, , 日本経済新聞

 通販のイマージュホールディングス(HD)は二〇一一年二月期までの三年間の中期経営計画をまとめた。主力の衣料品と化粧品の両事業に経営資源を集中投下し、一一年二月期の連結営業利益を二十億円(〇九年二月期は一億円の見込み)に引き上げる。
 回復基調が見え始めた衣料品事業は、主力顧客層の二十代女性に加え、四十代後半や五十代向けの商品開発に着手。
 収益を引っ張る、米発酵エキスを原料とする女性用化粧品事業では、ニキビ予防の医薬部外品や健康食品など新商品の投入効果による上積みを狙う。
 イマージュHDは若者向け衣料品販売店「トランスコンチネンツ」の運営子会社、T.Cターミナル(東京・渋谷)の清算を決めている。不採算部門の整理にメドが付いたことから、主力の通販事業への特化をテコに反転攻勢に出る。

2008年10月2日木曜日

イマージュ、最終赤字15億円に、今期、子会社清算で下方修正

2008/10/02, , 日本経済新聞

 通販のイマージュホールディングス(HD)は一日、二〇〇九年二月期の連結最終損益が十五億円の赤字(前期は十九億千八百万円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想は二億円の赤字だった。若者向け衣料品販売店「トランスコンチネンツ」の運営子会社、T.Cターミナル(東京・渋谷)の清算に伴う店舗の固定資産除却損などを特別損失に計上する。
 売上高は一一%増の二百六十億円と、同社の清算が響いて従来予想は十億円下回る。ただ、主力の衣料品の秋冬の受注が好調で、収益力が高い化粧品販売も堅調なため増収は維持しそう。
 経常損益は五千万円の黒字(前期は八億七千八百万円の赤字)と、五期ぶりの黒字転換を見込んでいる。

2008年7月15日火曜日

イマージュ、店舗事業撤退、「トラコン」清算発表、通販に専念、婦人服店も売却検討

2008/07/15, , 日本経済新聞

 カタログ通販のイマージュホールディングス(HD)は店舗事業から撤退する方針を固めた。十四日、若者向け衣料品販売店「トランスコンチネンツ」の運営子会社の清算を正式発表。グループ会社の婦人服店も売却を検討する。不採算が続く店舗事業に見切りを付け、経営資源を通販事業に集中し黒字転換を急ぐ。
 トランスコンチネンツは東京や大阪、JR岡山駅構内の商業施設などに二十一店舗ある。八月末までに全店を閉め、年内をメドに清算手続きを終える予定。従業員百四十七人(二月末時点)は解雇する見通し。
 イマージュHDは二〇〇四年に、トランスコンチネンツを運営するT.Cターミナル(東京・渋谷、当時の社名はトランスコンチネンツ)を流通業専門の再生ファンドから買収した。しかしカタログ通販が主力のイマージュHDは店舗運営ノウハウが不足し、T.Cターミナルの業績は低迷。〇六年にワールド常務や島忠副社長を務めた池内清和氏を社長に招くなど経営陣を刷新したが、業績は好転しなかった。
 T.Cターミナルは〇八年二月期に八億円の経常赤字を計上、イマージュHDが〇八年二月期の連結決算で四期連続の最終赤字に陥る主因となった。アパレルなどとの売却交渉も不調に終わり、清算を決めた。店舗などの資産除却で数億円の特別損失が発生する見通し。業績への影響は現在精査中という。
 店舗事業ではグループ会社の東京キャン(東京・渋谷)が婦人服店を展開しているが、売却先を探すなど連結対象から切り離す方針だ。東京キャンは三月に買収したばかりだが、カタログ通販との相乗効果は薄いと判断。店舗事業は「カタログとの相乗効果やブランド化には欠かせないが、期待値と実際の業績には開きがあった」(イマージュHD)といい、完全撤退する見通し。同事業の年商は約五十億円。
 同社は苦戦してきた通販事業で復調の兆しが見えている。三―五月期の業績は、店舗事業が三億千四百万円の営業赤字(前年同期は二億二千四百万円の赤字)だが、通販事業は三億五千四百万円の黒字(同一億九千六百万円の黒字)。同社の主力顧客より上の三十―四十代向けのカタログ「イマージュ ルージュ」が好調だったほか、コメ発酵エキスを使った化粧品事業も伸びている。

2008年7月13日日曜日

イマージュHD、衣料品販売の子会社清算へ

2008/07/13, , 日本経済新聞

 カタログ通販のイマージュホールディングス(HD)は年内をめどに、若者向け衣料品販売店「トランスコンチネンツ」を運営する子会社のT.Cターミナル(東京・渋谷)を清算する。販売不振で赤字が続き再建不可能と判断した。東京や大阪などに二十一ある店舗は八月中をめどにすべて閉める。従業員約百数十人は解雇する予定だ。
 十四日開く取締役会で正式に決める。イマージュHDは二〇〇四年に衣料品販売事業を再生ファンドから買収したが、店舗運営ノウハウが不足し業績が低迷。〇八年二月期に四期連続の最終赤字に陥る主因となった。

2008年7月1日火曜日

イマージュホールディングス、3―5月最終赤字3億円

2008/07/01, , 日本経済新聞

 ■イマージュホールディングス(カタログ通信販売) 三十日発表した二〇〇八年三―五月期の連結業績は、最終損益が三億二千二百万円の赤字(前年同期は一億三百万円の赤字)だった。衣料品の店舗販売事業が引き続き不振だった。
 売上高は前年同期比一七%増の七十一億円。買収した店舗販売会社の売上高が加わったため。主力の衣料品の通信販売も伸びた。経常損益は九千七百万円の赤字(同一億二千四百万円の赤字)だった。

2008年4月22日火曜日

2月期決算、流通2社の損益悪化、フジとイマージュ――大手の攻勢響く

2008/04/22, , 日本経済新聞

 四国の上場企業の業績に陰りが出始めている。二月期決算の流通業四社(持ち株会社の傘下企業を含む)の二〇〇八年二月期では、フジとイマージュホールディングス(HD)の二社の経常損益が悪化。増益だったマルヨシセンターも増益率は鈍化した。イオンなど流通大手の大型店攻勢に伴う競争激化などが要因。〇七年十二月期決算を発表した二社も経常減益に終わった。
 二月期決算の四社はスーパーなど小売・流通。カタログ通販のイマージュHDを除く三社は四国に店舗が多いのが特徴だ。
 フジは連結経常利益が六六%増えた前の期から一転し、五%減益となった。売上高も減収に転じた。事業展開している中国・四国地方の経営環境について「競争の激化と少子高齢化や人口減少による消費量の縮小傾向が続いている」と分析する。
 イマージュHDは連結経常赤字額が前の期(四億八千万円の赤字)より拡大。主力の「イマージュ」カタログ掲載商品の売上高が伸び悩んだほか、化粧品事業の販売促進の先行投資が響いた。
 マルヨシセンターも昨年四月にイオンの大型店が地盤の香川県内に出店するなど、大手の脅威にさらされている。
 ダイキは決算期変更(〇七年二月期が六カ月の変則決算)で正確な比較ができない。
 一方、十二月期決算のセシールの前期は連結経常減益だった。通販事業の部門営業損益が黒字転換したものの、前の期に利益を底上げした美術品販売が大幅な減少に転じたことが響いた。
 光学フィルムの大倉工業は原材料価格の高騰に製品販売価格の下落が追い打ちをかけ、連結経常利益が前の期の約十九分の一に縮小した。
 業績予想を公表している二月期および十二月期決算の五社(ダイキを除く)のうちセシール以外の四社が今期の経常損益の改善を見込む。
 ただ、四月以降に相次いだ輸入原料の再値上げなど、今後の事業展開に影響を与える不安要因は多い。
 〇八年も四国各地で大型小売店の新規出店が相次ぐことから、地場の小売・流通業の経営環境は厳しさを増すことが予想される。

2007年12月28日金曜日

3―11月期、イマージュHD、経常赤字が拡大

2007/12/28, , 日本経済新聞

 カタログ通販のイマージュホールディングスが二十七日発表した二〇〇七年三―十一月期の連結業績は、経常損益が八億百万円の赤字(前年同期は一億九千八百万円の赤字)だった。店舗販売事業の不振に加え、堅調な化粧品事業の販促費を積み増したため採算が悪化した。売上高は一%減の百七十九億二千二百万円、最終損益は九億八千六百万円の赤字(同六億六千万円の赤字)。

2007年10月31日水曜日

イマージュHD、東京キャンから、婦人服事業を買収、店舗販売テコ入れ

2007/10/31, , 日経流通新聞MJ

 【高松】カタログ通販のイマージュホールディングス(HD)は婦人服を企画・製造・販売する東京キャン(東京・渋谷、川辺嘉信社長)から十二月二十日付でアパレル事業を買収すると発表した。買収価格は今後詰める。イマージュHDは子会社のトランスコンチネンツを通じ衣料品・雑貨の店舗販売事業を展開しており、新たな買収で同部門を補強する。
 イマージュHDの既存の店舗販売事業は営業赤字が続き、経営上の重荷となっている。新たな買収でてこ入れを図るが、販売が回復しなければ拡大した人件費や物件費のコストが収益を圧迫する可能性もある。
 買収対象は東京キャンのアパレル事業部門に付属する小売店舗の営業権を含む。東京キャンは総資産七億八千百万円。年商は約二十三億円。イマージュHDによると、東京キャンから買収する事業部門の営業損益などは厳密な算定が難しいため明らかにしていない。

2007年10月25日木曜日

イマージュホールディングス、婦人服事業を買収

2007/10/25, , 日本経済新聞

 ■イマージュホールディングス 婦人服を企画・製造・販売する東京キャン(東京・渋谷、川辺嘉信社長)から十二月二十日付でアパレル事業を買収すると発表した。買収価格は今後算定する。

2007年10月13日土曜日

イマージュ、9期ぶり無配転落、今期、赤字は4期連続

2007/10/13, , 日本経済新聞

 カタログ通信販売のイマージュホールディングス(HD)が十二日に発表した二〇〇七年八月中間期の連結決算は、販売不振が響き最終損益が五億九百万円の赤字(前年同期は約八億円の赤字)だった。
 〇八年二月期通期の連結最終損益は黒字予想が一転、十二億円の赤字(前期は約十一億円の赤字)となる見通し。四期連続赤字を受け九期ぶりに無配転落する。
 〇七年八月中間期の売上高は前年同期比二%減の百七億九千万円だった。化粧品のテレビ販売や新聞広告を強化したことで販促費が増加。減収の一方で販管費がほぼ横ばいとなったため、営業損益が五億三千万円の赤字になった。
 赤字の元凶は衣料品店舗販売を手掛けるトランスコンチネンツ部門の不振だ。同部門は店舗数を増やした半面減収となり、営業損益が五億六千万円の赤字。赤字幅は前年同期より一億円強拡大した。通販部門は化粧品が好調で黒字転換したが、二億四千万円の営業利益にとどまった。
 トランスコンチネンツ部門は昨年九月に経営陣を一新したが、見るべき成果がなかった。
 同部門に関しては「下期中に何らかの抜本的対策を打ち出す。他社とのアライアンス(提携)の可能性が高いが、最悪のシナリオではつぶすこともあり得る」(明賀正一取締役)。
 〇八年二月期通期の連結売上高は前期比三%減の二百三十億円、営業損益は十億円の赤字(前期は約七億円の赤字)を見込む。同業のセシールが経営陣交代から一年で四期ぶりの黒字回復を果たした一方で、イマージュの業績低迷長期化が目立つ格好になっている。

2007年9月17日月曜日

イマージュHD、ネット通販新会社、赤字脱却へ設立

2007/09/17, , 日経流通新聞MJ,

 カタログ通販のイマージュホールディングス(HD)は販促・マーケティング支援のNowLoading(ナウロード)との間で共同出資子会社を十四日付で設立した。早ければ年内にもインターネットによる衣料品販売を始める。イマージュHDは二〇〇七年二月期まで三期連続で連結経常赤字を計上しており、新分野への進出により不振脱却につなげる狙い。
 新会社イメージングの資本金は一億円。イマージュHDが九割、ナウロードが残りを出資する。本社は東京都渋谷区のナウロード本社内に置き、ナウロードの中川哲也社長が社長を兼務し経営を主導する。筆頭株主側から社長を出さないことについて「当社の人材難の問題」(イマージュHD)としている。
 イマージュHDは既存子会社を通じてネット販売に進出済みだが、カタログ通販と連動する形で事業を運営しておりネット独自の商材開発のノウハウは乏しい。新会社はカタログ向けとは別に商品を開発する方針だ。ネット上での決済などに使う基幹システムには既存子会社のものを活用し追加投資を抑える。
 イマージュHDは二〇〇四年に衣料ブランドのトランスコンチネンツを買収したが、カタログ通販と店舗運営との間に企業風土の違いが大きく現場が混乱した。加えてカタログ通販事業は印刷・配送コストがかさむため、イメージングを通じたネット通販事業で業績を回復させる狙いがある。
 ただ、新会社の具体的な経営戦略はこれから決めるという。収益化時期のメドも立っておらず、不透明な部分もある。

2007年9月13日木曜日

イマージュHD、ネット通販で新会社、販促支援企業と、ノウハウ活用

2007/09/13, , 日本経済新聞

 カタログ通販のイマージュホールディングス(HD)は十二日、販促・市場調査支援のNowLoading(ナウロード)と十四日に共同出資子会社を設立すると発表した。年内にも、インターネットで衣料品販売を始める。イマージュHDは既存の子会社を通じてネット販売に参入済みだが、販売促進のノウハウを持つナウロードの協力を得てテコ入れする。
 新会社のイメージングは資本金一億円。イマージュHDが九割、ナウロードが一割を出資する。本社は東京都渋谷区のナウロード本社内に置く。同社の中川哲也社長が社長を兼務し、経営を主導する。両社から人員を出向させる。
 イマージュHDはカタログ通販の苦戦で、二〇〇七年二月期に三期連続の連結経常赤字になった。有利子負債が少なく財務上の問題はないというが、高コスト体質から脱却し、キャッシュフローを改善するのが課題。
 既存のネット販売子会社はカタログ事業と連動しており、同事業不振の影響を受ける。ナウロードの人材を活用し、カタログから独立したネット事業を立ち上げ、新たな収益源に育てる狙い。決済などに使う基幹システムは既存子会社に相乗りして追加投資を抑える。

2007年7月27日金曜日

イマージュ、30代女性向け通販カタログ

2007/07/27, , 日経流通新聞MJ

 カタログ通販のイマージュは三十代の女性向け通販カタログ「イマージュルージュ」を創刊した。今年の秋冬シーズン向けの洋服や下着、かばん、靴などを販売する。団塊ジュニア世代など消費に意欲的な三十代の需要を取り込み、二十代向け通販カタログ「イマージュ」と同程度を売り上げる収益の柱に育てる考えだ。
 これまで三十代後半―四十代を対象に発行していた通販カタログ「ブランカフェ」を廃刊し、商品構成を三十代女性向けに見直して名称も変更した。「イマージュ」の長期顧客からも「三十代でも着られる大人っぽい服がほしい」との声が寄せられていたといい、創刊で期待に応える。価格はイマージュと同程度に抑え、一万円以下のワンピースやスカートをそろえる。
 一九八四年に創刊したイマージュは流行を取り入れたデザインと五千円程度のニットや三千円程度のブラジャーなどの手ごろな価格が二十代女性の人気を集めた。近年は少子化などの影響で販売低迷が続いていた。同社は〇七年二月期の決算で三年連続となる最終赤字を計上した。

2007年6月30日土曜日

イマージュ、経常赤字1億2000万円

2007/06/30, , 日本経済新聞

 イマージュ(カタログ通販) 二〇〇七年三―五月期の連結業績は、経常損益が一億二千四百万円の赤字(前年同期は一億九千六百万円の赤字)だった。衣料品の不振が続き、売上高が前年同期比三%減の六十一億一千百万円になった。

2007年6月9日土曜日

イマージュ、化粧品ネット販売拡充、自社ブランド新商品投入、黒字回復めざす

2007/06/09, , 日本経済新聞

 カタログ通販のイマージュは化粧品の販売を強化する。自社ブランド化粧品の新商品シリーズを今秋に発売するほか、インターネットによる販売比率を高め、二〇〇八年二月期の自社ブランド化粧品部門の売上高を前期比三二%増の六十二億円にする計画だ。化粧品の強化で、苦戦している主力のカタログ販売を補い、黒字回復をめざす。
 「ライスフォース」はイマージュ独自の女性用化粧品ブランド。コメを特殊な技術で発酵熟成して抽出するエキスを原料にしている。化粧品業界で海洋深層水など自然由来の成分を使う製品の引き合いが高まっているなか、同ブランドも順調に販売を伸ばしている。
 ライスフォース部門の〇七年二月期の売上高は前の期比四〇%増の四十七億八百万円。営業利益(経費配分前、粗利益にほぼ相当)は同二・四倍の十一億七千八百万円になった。
 販売が二ケタの成長となっていることから、今期は新商品シリーズを投入する。製品のコンセプトは明らかにしていないが、中核顧客である二十代後半から四十代後半の女性のニーズを取り込む商品構成にするもようだ。新商品発売による単価向上効果も見込んでいる。今期減収が予想されるカタログ販売事業を補う。
 通販化粧品は口コミサイトなどに掲載される使用者の評価が販売に影響する。このためインターネットを使った販促や情報発信を増やす。同社の通販用サイトを再構築し、消費者がポータルサイトで化粧品を検索する際に上位にランクインするようサイトの魅力を総合的に高める。
 ライスフォースを使用しているファッションモデルのインタビューなど読み物となるコンテンツ(情報の内容)も増やし、サイトに消費者を誘導する。
 ライスフォースの販売はテレビ通販経由が最も多く、全体の四〇%。二番目が折り込み広告で三〇%。中期的には、現在二〇%のネット経由の販売をテレビに次ぐ比率に高める。ネット販売の比率を高めることで販売経費の抑制にもつなげる。

2007年4月18日水曜日

イマージュ、化粧品部門のライスフォースを分離

2007/04/18, , 日本経済新聞

 カタログ通販のイマージュは昨年十月に発表した持ち株会社移行(実施は九月)の概要をまとめた。持ち株会社の傘下に入る通販事業子会社から、比較的好調な化粧品通販事業を分離して別の子会社に統合する。各事業部門に権限を委ねる一方で、損益状況と経営責任も明確化し、経営判断のスピードを上げる。
 イマージュは二〇〇七年二月期の連結決算で三期連続の最終赤字となった。赤字の主因は不採算が続く店舗販売事業だが、主力の通販事業も営業利益が前の期から半減し約二億八千万円になった。ユニクロなど衣料品大手がネット通販を拡充する中で、カタログ主体の総合通販との競合が激化している。
 一方、化粧品ではイマージュが独占的に取り扱うブランドがあり比較的好調。グループ内に分散していた化粧品事業を持ち株会社化で一つの子会社に集約し効率的に経営資源を投入する。九月には持ち株会社の下に通販のイマージュ、化粧品事業を集約したアイムなど五社が並立する体制になる。

2007年4月14日土曜日

イマージュ前期、最終赤字10億円

2007/04/14, , 日本経済新聞

 カタログ通販のイマージュが十三日発表した二〇〇七年二月期の連結決算は、最終損益が十億七千八百万円の赤字(前の期は十一億六千六百万円の赤字)だった。従来予想に比べ、赤字幅は約一億五千万円拡大した。売上高が大きく伸びなかった半面、販促費などコストの削減が追いつかなかった。店舗設備の減損処理などで発生した特別損失は五億二千万円になった。
 売上高は二%増の二百三十六億九千九百万円だった。主力事業の通販は増収を確保したが、事業を再構築している店舗販売部門の大幅減収が足を引っ張った。販管費は一%増加し、売上高に占める比率が六〇%台と依然高水準。カタログやインターネットの作製費用である販売促進費と、人件費が増加した。
 経常損益は四億八千万円の赤字(前の期は七億五百万円の赤字)だった。有価証券売却などによる営業外収益増加で、赤字幅は縮小した。
 二〇〇八年二月期の連結経常損益は三億円の黒字をめざす。売上高は前期比五%増の二百五十億円になる見通し。

2006年12月28日木曜日

イマージュ、最終赤字6億6000万円、3―11月――不動産の減損処理で

2006/12/28, , 日本経済新聞

 カタログ通販のイマージュが二十七日発表した二〇〇六年三―十一月期の連結業績は、最終損益が六億六千万円の赤字だった。前年同期に比べ、赤字幅は一億円強拡大した。保有不動産の減損処理により特別損失が四億六千万円発生した。営業損益は四億三千万円の赤字。主力である衣料品通販の売上高が前年同期を下回り、人件費やカタログ制作費用がかさんだ。
 売上高は三%増の百八十億九千八百万円だった。化粧品の販売が増えた。しかし在庫処分の影響で粗利益率が低下。その一方で販売費及び一般管理費は二%増の百七億四千七百万円に膨らんだ。
 二〇〇七年二月期通期の連結売上高は前期比一%増の二百三十五億円、経常損益は五億二千万円の赤字(前期は七億五百万円の赤字)と従来予想を変えていない。