2004年12月1日水曜日

キアコンが投資の衣料品店、シムリーが子会社化

2004/12/01, , 日経流通新聞MJ
 カタログ通販のシムリーは衣料品販売のトランスコンチネンツ(東京・渋谷)を子会社化する。両社とも二十代が主要顧客層で、事業面での相乗効果が見込めると判断した。トランスコンチネンツは流通専門の再生ファンド、キアコン(同)の第一号投資案件。傘下に収めてから約八カ月で売却することになった。
 シムリーは十二月末にトランスコンチネンツの発行済み株式の七〇%を取得する。取得価額は明らかにしていない。
 前出政伸社長らトランスコンチネンツの現経営陣によるブランド、店舗、人事などの戦略見直しにより、再生のメドが付いたという。前出氏ら現経営陣も株式の三〇%を取得する。
 今後、トランスコンチネンツの持つ商品企画・開発力やブランド創造ノウハウなどと、シムリーの持つ顧客データベース、物流・情報システム力など、両社の経営資源を共有する。来春以降、シムリーのインターネット通販サイトにトランスコンチネンツの商品を供給したり、新しくトランスコンチネンツの通販サイトを立ち上げることも検討中だ。
 トランスコンチネンツは現在、東京・渋谷、神戸などに計十三店を展開するが、今後、店舗のスクラップ・アンド・ビルドを強化し、来期(二〇〇六年二月期)末には十七―十八店まで増やす構え。従来と違った客層を開拓できる新ブランドの投入も計画している。